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【なぜ】ミニバンが、キャンパーに ノア/ヴォク、エスクァイアで車中泊 意外な需要も

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【なぜ】ミニバンが、キャンパーに ノア/ヴォク、エスクァイアで車中泊 意外な需要も

見た目は、トヨタのミニバン

text&photo:Hidenori Takakuwa(高桑秀典)

【画像】エスクァイア/ジープ/フリード 乗用車のキャンパー【6選】 全151枚

見た目はふつうなのに性能が凄いクルマといえば、メルセデスAMGやBMW Mあたりをイメージするが、今回取材したのは、見た目はふつうなのに機能が凄いキャンパー。

その名はMR(ミニバン・レボリューション)で、バンテック新潟が製造・販売元となる。

見た目はふつうと書いたが、それもそのはず。キャンパー化に伴なう外観の変更点がないので、エクステリアがフルノーマルなのだ。

トヨタのノア、ヴォクシー、エスクァイアの3モデルをベースとして、フラッグシップの「MR」、ライトな車中泊仕様の「MR-2」、就寝スペースを重視した車中泊仕様である「MR-S」をラインナップ。

こうした外観のミニバン・キャンパーを選ぶユーザーには、日常使いのしやすさに加え、もう1つの需要が存在するという。

それは、自宅の駐車場にキャンピングカーを停めると住宅街では目立ちすぎると考える方、出かける度に“また今週も遊びに行くのか”という視線が気になる方が、選びやすいこと。

「このクルマなら、週末の買い物に出かけるのと区別がつかないんです」と、同社の市村俊樹 代表取締役が教えてくれた。

そんなミニバン・キャンパーの車内を見ていこう。

バンテック新潟MRの内装/装備

撮影したのは「MRプレミアムセレクション」で、ベース車はエスクァイアGi(2WD/FF)。

コンパクトなボディに、ベバスト製FFヒーター、2000W矩形波インバーター、ビルトイン電子レンジ、LEDシーリングライト、遮光1級カーテンといったウレシイ設備をフルで標準装備した。

その他、カップホルダー付きテーブル(バックゲート下部にも設置可)、シンク上部の小物収納スペース、給排水用タンク(各5L)、シンク側面メンテナンス用扉を搭載。

フルフラットなベッドマット(寸法:長さ1900×幅1040mm)、ベッド下部小物入れ、マガジンラック、105Ahディープサイクル式サブバッテリー、USBポート(2ポート)なども装備している。

まさに、充実の設備が集約されたミドルクラス・キャンパーなのだ。

キャビネットのカラーは、シックで落ち着きあるブラックと、清潔感があり室内を明るく演出してくれるホワイトのどちらかを選ぶことができる。

フロント席回転シート&センターポール式テーブルキット、リアフリップダウンモニター(プレミアムパックに標準装備)、15L冷蔵庫(保冷保温機能付き)、190Ah密閉型ディープサイクル式サブバッテリー、フレキシブルソーラーパネル(ハイブリッド車は標準装備)はオプション設定となる。

愛犬家、趣味人のオーナーも

トヨタ・ハイエースのキャンパーでは、乗り降りがたいへん、乗り心地が硬い、ボディが大きい、と話すユーザーもいる。

軽キャンパーでは、動力性能がもの足りない、車内が狭い、という声も聞く。

そうしたキャンピングカーフリークにとって、乗用車であるノア、ヴォクシー、エスクァイアがベースの「MR」は魅力的なチョイスになるはずだ。

よりライトな車中泊仕様の「MR-2」は、ドッグランで遊んだ愛犬の足を洗うのに便利なシャワーフォーセット付きミニシンクを装備。OP設定のジュニア用ベッドマットを追加設置することも可能。

就寝スペースを重視した車中泊仕様「MR-S」は、ベッドを可能な限り広くし、ベッド寸法が長さ1900×幅1150mmと110mm幅広になるだろう。

各モデルとも乗車定員は4~5名で、就寝目安は2名。ポップアップ仕様をチョイスすれば、就寝定員も増える。

すでに子どもが独立した夫婦、まだ子どもが小さいファミリー、ペットと旅に出たい愛犬家、カメラ・釣りを楽しんでいる趣味人にとって、MR/MR-2/MR-Sは、さまざまな可能性を秘めたよきパートナーとなる。

バンテック新潟では、日産セレナをベースとしたMR-2、MR-Sも展開。こちらは、eパワーやプロパイロットといった先進装備の恩恵を受けたいユーザーに提案している。

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