この記事をまとめると
■ジムニーノマドはインドで生産されており現地では3ドア車が設定されていない
「でかジムニー」のジムニーノマドがいま爆発的人気! 過去を振り返ったら「8人乗りジムニー」その名も「ジプシー」が存在した
■日本以外で販売されているジムニーにはさまざまな名前がつけられている
■ピックアップトラックや多人数が乗車できるモデルなど設定も豊富だった
世界中で愛されるジムニー
発売したと思ったらすぐに受注停止になってしまったジムニーの5ドア、ノマド。それだけ待ち望んでいた人は多かったのだろう。
ところでこのジムニーノマド、我が国では作られず、インドから輸入されることを知っている人も多いだろう。ちなみにインドのマルチスズキでは逆に3ドアは生産されず、現地でジムニーといえばこの5ドアになる。
インドではかつて、ジムニーベースでありながら、違う名前で販売していたことがあった。マルチ・ジプシーがそれで、2代目ジムニーのホイールベースを伸ばしており、リヤに昔のシトロエン2CVやルノー4のフルゴネットのようなハイルーフの荷室を合体させた仕様もあった。
全長はほぼ4mで、オープンボディもあり、リヤシートはショートボディと同じ前向きのほか、横向きで向かい合わせに座るタイプもあったようだ。エンジンは国内向けにもあった1.3リッター直列4気筒だった。 インドの現行ジムニーがボディの長い5ドアなのは、このジプシーの後継という意味ももたせているためかもしれない。
一方、アメリカでは、サムライの名前でジムニーが展開されていた。やはり2代目ベースで、日本と同じショートボディ。アメリカらしくオープンボディがメインだった。
ところが発売から少したったころ、消費者団体が横転しやすいという記事を雑誌に掲載。集団訴訟を起こしたが、米国運輸省は消費者団体によるリコール要求を却下した。逆にスズキが起こした提訴は、消費者団体が誤解を招く表現だったと認めたことで和解という結果になった。
つまりスズキのクルマづくりが正しかったことになるのだが、サムライの販売は終了。その後スズキ自身も、ゼネラルモーターズとの資本関係が解消されたこともあって、アメリカから撤退している。
ちなみにヨーロッパでもサムライは販売されていた。スペインのサンタナというメーカーが、旧型のランドローバー・ディフェンダーとともに、2代目ジムニーのライセンス生産を行っており、この名前で展開していたのだ。
アメリカと違うのは、ロングホイールベースがあったうえに、ディーゼルエンジンも載せていたこと。といっても当時のスズキはディーゼルをもっていなかったので、現地でプジョーやルノーのエンジンを調達していた。
東南アジアではタイやインドネシアで、インドのジプシーに似たロングホイールベースのバンやピックアップがあった。ピックアップは軽トラックのスーパーキャリイのように、キャビンを後方に拡げた仕様もあった。
名前はタイではカリビアン、インドネシアではカタナだった。スズキのカタナというと、今もラインアップされているモーターサイクルを思い出す人もいるだろう。
現地では大型のモーターサイクルは販売していないので、4輪車に転用したのかもしれない。リヤのネームプレートには、KATANAの文字とともに、漢字の刀にイラストを組み合わせた例のマークが装着されていたようだ。
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