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もし1日オーナー券を手にしたら マクラーレン765LTで疑似体験 オススメの10項目

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もし1日オーナー券を手にしたら マクラーレン765LTで疑似体験 オススメの10項目

スーパーカーとの日常を過ごす疑似体験

誕生日プレゼントで、最もうれしくないものは何だろう。きれいにラッピングされた大きな箱が妙に軽ければ、内心ガッカリするかもしれない。しかし、小さな鍵と「マクラーレン765LTの1日オーナー券」が入っていたら、一転して喜ぶに違いない。

【画像】マクラーレン765LT クーペとスパイダー より日常に近いGT 最新のアルトゥーラも 全110枚

心の広い誰かが、理想的なスーパーカーを1日貸してくれるという。では、何をするべきだろう。冷静になると少し悩むと思う。

給油するお金が続く限り、ひたすら運転したいとは考えるだろう。それと同時に、この機会に様々なことを体験したいとも考えるはず。実際のオーナーになったら、どんな日常を過ごせるのか知りたくなるのではないだろうか。

クルマを運転し、多くのことを試すことで、現実味のある擬似的なオーナー体験ができる。これまでのカーライフでは味わったことのない、新しい経験ができるはず。

残された時間は長くはない。早速出発してみよう。

1. 自宅の窓からクルマを眺める

この体験は重要だ。自宅の窓からスーパーカーを眺めて、どう感じるか。そこに止まっている姿を目にするだけで、自ずと心拍数が上がり、運転したい衝動に駆られると思う。

最高出力765psの765LTは、これまでにマクラーレンが生み出した公道用モデルとして、最高の1台に数えられる。ダイナミックなスタイリングで身を包み、ドライバーが見事に操縦してくれることを静かに待っている。

こんな特別なクルマが、自分の駐車場に停まっている。そう考えただけで、人生の幸福度は一段増すかもしれない。

2. 早朝のドライブに出かける

マクラーレンが外で待っている。早起きが苦手だというドライバーも多いとは思うが、気分を上げてくれるノリの良い音楽を目覚ましにセットするのはいかがだろう。目を開いたら、早朝の誰もいないワインディングを想像してみて欲しい。

4.0L V8ツインターボが、清々しい冷気を盛大に吸い込む。気温が低いほど、内燃エンジンには有利だ。顔を早々に洗って、着替えを済ませ、鍵に手を伸ばしたい。

少しの暖気を済ませて発進したら、限界まで一気に回すのは避けたい。充分な余地のある道までは、徐々に自分の身体も目覚めさせたい。ポルシェ911のオーナーだとしても、充分な準備が整っているとはいえない。

右足へ力を込め、全開加速が始まれば、自らの本能が解き放たれる。圧倒的な速さで呼吸を忘れてしまう可能性もあるが、悪くない1日の始まりになるだろう。

3. ファストフードのドライブスルーに入る

これは、AUTOCARがしばしば試みてきた体験。過去にはロールス・ロイス・ファントムで注文したこともある。

カウンターで商品を渡す、スタッフの反応が面白い。大抵は2種類にわかれる。思いも寄らないクルマの登場に目を丸くして驚くか、まったく気に留めないか。

普段どおりの対応でも構わない。カウンターから見下ろすほど全高の低いエキゾチックなクルマが来ても、マニュアル通り冷静に対応していると考えれば、それはそれで素晴らしい。あるいは、まったくクルマに感心がないのかもしれない。人それぞれだ。

4. お気に入りのドライブルートを目指す

スーパーカーを味わうには、適した環境が必要になる。ただし、普段通り過ごしている周囲の道路利用者を、怖がらせるような運転は避けるべき。スピードも控えめに。

理想的なルートへ出れば、手のひらや足の裏を通じて、765LTをより濃く感じ取ることができる。視界の開けたカーブへ速めに侵入し、ステアリングホイールへ伝わる路面の感触をじっくり堪能してみて欲しい。

シャシーの滑らかな動きや、ダンパーの巧みな減衰特性、サスペンションに掛かる荷重も、シートを通じて伝わってくる。減速時の制動力の立ち上がり方や、ペダルの感触も味わい深いはず。そのひとつひとつが、思い出の大切な要素になる。

5. 近場のサーキットへ向かう

サーキットこそ、マクラーレンの本領を発揮できる唯一の場所。安全システムの効きを弱め、エンジンをレブリミットまで回せば、タイヤがクルマの四隅で活発に動く様子を実感できるはず。

グリップ力の変化や、荷重の移動を直接的に感じられる。シャシーにアンダーステアかオーバーステアを選ばせるのではなく、ドライバーの意思で操作し、コーナーを滑らかにクリアしていく。

深遠な能力を備えたスーパーカーの体験に、気がつけば陶酔しているだろう。過ぎる時間も忘れるほど。

6. スーパーマーケットへ買い物に行く

あまり知られていない事実だが、765LTには意外と大きな荷室が用意されている。食材の買い出しにも使えることは、オーナーの疑似体験として試した方が良いだろう。いつものスーパーマーケットの買い物客と、笑顔を共有することもできる。

混雑した駐車場では気を使うものの、765LTは運転席からの視界が優秀。ドライブトレインも扱いやすく、小回りも悪くない。フォルクスワーゲン・ゴルフを駐車することと、難易度はさほど違わない。

7. 親しい友人の家まで遊びに行く

喜びは、人と共有すれば倍に膨らむ。公道用のマクラーレンが、合法的にこれほどの高性能を実現していることに驚くのは、自分だけではない。気の知れた友人を誘えば、彼にも人生で初めてといえるような体験を提供できる。

過度に自慢せず、ちょっと良いクルマでしょ、と控えめにアピールするべきだろう。自己顕示欲を強く出すようなことは避けたい。今後の関係性ためにも。

7.1. 子どもを学校まで迎えに行く

これはオプション。子どもがいる場合は、クルマ好きかどうかで反応もわかれる。いつものミニバンではないと、ガッカリされるかもしれない。映画の中から飛び出してきたようなスタイリングに、大喜びしてくれるかもしれない。

筆者には子どもが2人いるが、それぞれ反応が違った。1人は笑みを浮かべ、1人は顔を曇らせた。学校がお休みの日なら、この時間を別の体験へ割ける。その方が、もっと記憶に残る1日になるとは思う。

8. 記念になる写真を撮る

自宅やスーパーマーケットの駐車場でも写真は撮れるが、折角の機会だから、美しい画像として残したいと思うのではないだろうか。スマートフォンではなく、自宅の壁へ飾れるくらいの1枚を撮影するのも悪くない。

カメラに詳しい友人を連れて、絵画のように美しい景観を望める場所へ向かうのがベターだ。老後にロッキングチェアで揺られながら、貴重な1日を思い返せる写真を残したい。

9. 行きつけのパブに行ってみる

この行動で思い切っている点は、765LTには乗らないということ。パブで何を飲むのかにもよるが、どんなクルマでも運転しないで向かう方が賢明だ。飲酒運転はまずい。

とはいえ、スーパーカーのオーナーとして楽しめないわけではない。1日の体験をビールとともに振り返り、忘れない記憶として脳細胞に留めておくという作業ができる。1つ残らず、子細に整理したいと思うだろう。

友人へ会えば、盛り上がる話題にもなる。ひとり酒でも、その記憶が良いツマミになるはずだ。何年経っても。

10. 良い夢を見る

スーパーカーで1日を満喫したら、お別れが寂しく感じられると思う。いつか1台欲しいと、新たな目標が生まれるかもしれない。ベッドへ潜れば、心地良い疲れとともに深い眠りにつけるはず。素敵な夢も見られるに違いない。

マクラーレン765LT(英国仕様)のスペック

英国価格:28万ポンド(約4480万円)
全長:4600mm
全幅:2161mm(ミラー含む)
全高:1193mm
最高速度:330km/h
0-100km/h加速:2.8秒
CO2排出量:280g/km
乾燥重量:1339kg
パワートレイン:V型8気筒3994ccツイン・ターボチャージャー
使用燃料:ガソリン
最高出力:765ps/7500rpm
最大トルク:81.6kg-m/5500rpm
ギアボックス:7速デュアルクラッチ・オートマティック

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みんなのコメント

7件
  • くだらない提灯記事より全然面白い。日本のライターもこれくらい詩的な記事が書けるだろうか。
  • 11.軽く擦った程度の損害賠償で破産して泣く
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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