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ステップワゴンの安全性能を解説!新たに採用された機能は?

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ステップワゴンの安全性能を解説!新たに採用された機能は?

ホンダ「ステップワゴン」は、家族みんなが安心して快適に過ごすことができる室内空間を確保していることに加え、最新の先進安全技術を多数搭載し、安全性にも高い配慮が見られるモデルです。

ここでは、ステップワゴンの安全性能についてご紹介します。

初代のもっていた素晴らしさがようやく戻ってきた「ホンダステップワゴン」(岡崎五朗レポート)

ステップワゴンは全車に最新の「Honda SENSING」を標準装備

現行型では新たに「トラフィックジャムアシスト」や「ブラインドスポットインフォメーション」を採用

全車が「サポカーSワイド」に該当

ステップワゴンの安全性能の特徴

2022年5月の登場した現行型のステップワゴンでは、広い水平画角のフロントセンサーカメラと、レーダーの検知角度を拡大したミリ波レーダーに加え、車両の前後に設置された8つのソナーセンサーを備えて、より幅広いシーンで安全運転をサポートしてくれる最新の安全運転支援システム「Honda SENSING」を標準装備し、全車が「サポカーSワイド」の認定を受けています。

そのほか、「Honda SENSING」に含まれない先進安全技術としては、「マルチビューカメラシステム」を新たに採用しています。

現行型から新たにステップワゴンに採用された「Honda SENSING」に含まれる機能

「Honda SENSING」は搭載される車種全車が同じ内容というわけではなく、車種によって含まれる機能が異なります。ここでは、現行型のステップワゴンに新たに追加された機能を中心に見ていきましょう。

1. 後方誤発進抑制機能

2. 近距離衝突軽減ブレーキ

3. トラフィックジャムアシスト

4. ブラインドスポットインフォメーション

5. オートハイビーム

6. アダプティブドライビングビーム

後方誤発進抑制機能

出典:ホンダ「ステップワゴン」予防安全性能

停車時、もしくは10km/h以下で後退している際にセンサーが自車の後ろに壁などの障害物を検知している状態でアクセルを強く踏み込むなど衝突の危険があるとシステムが判断すると、エンジンもしくはモーターといったパワーシステムの出力を抑制し、急な後退防止をサポートします。

近距離衝突軽減ブレーキ

出典:ホンダ「ステップワゴン」予防安全性能

約2~10km/hで徐行中に、進行方向に障害物がありぶつかるおそれがあるとシステムが判定すると自動でブレーキを作動させ、衝突の回避や衝突被害の軽減を支援してくれる機能です。

前進時、後退時いずれにも対応しています。

トラフィックジャムアシスト

出典:ホンダ「ステップワゴン」予防安全性能

トラフィックジャムアシストは、高速道路などの自動車専用道路を0~約65km/hで走行している渋滞時に、車線中央付近を走行するようにステアリング操作を支援してくれます。

加減速をシステムがサポートする渋滞追従機能付きアダプティブクルーズコントロールをONにしておけば、ドライバーの運転負荷をさらに軽減してくれるでしょう。

ブラインドスポットインフォメーション(「AIR」を除くグレードに標準装備)

出典:ホンダ「ステップワゴン」予防安全性能

ドライバーの死角になる斜め後方から接近する車両を検知すると、接近車両がいる側のドアミラーに専用のマークを表示してドライバーに接近車両の存在を知らせます。

その状態でドライバーが、表示が出ている側のウィンカーを作動させた場合にはマークを点滅させると同時に警報音を発し注意喚起することで、安全な車線変更をサポートします。

オートハイビーム

出典:ホンダ「ステップワゴン」予防安全性能

走行中に先行車や対向車、周囲の明るさなどを検知し、状況に応じてハイビームとロービームを切り替える機能です。ドライバーの手間を減らすほか、切り替え忘れ防止をサポートしてくれるメリットもあります。

アダプティブドライビングビーム(「SPADA PREMIUM LINE」に標準装備)

出典:ホンダ「ステップワゴン」予防安全性能

オートレベリング機能付きのフルLEDヘッドライトを採用する最上級グレード「SPADA PREMIUM LINE」にのみ搭載される機能です。

ハイビームを点灯して走行している際に先行車や対向車を検知すると、必要な部分のみLEDランプを消灯させるなど細やかに照射範囲をコントロールし、高い夜間視認性を確保しながらも相手側を眩惑させないように配慮することができます。

このほか、ステップワゴンには車両と歩行者、人が乗って移動する自転車を検知してぶつかる危険があればブレーキを作動させる「衝突軽減ブレ―キ」や、車線や砂利などの道路境界を認識してはみ出さないようにステアリング操作を支援する「路外逸脱抑制機能」、路側帯の歩行者との接触を避けるようにアシストする「車線維持支援システム」など、計15もの機能が含まれます。

なお、高速道路で先行車を認識し、適切な車間距離を維持しながら先行車に追従する運転支援機能「アダプティブクルーズコントロール」は、先代モデルではハイブリッド車のみに渋滞追従機能が搭載されていましたが、現行型ではガソリン車にも拡大され全車が渋滞追従機能付きとなっています。

マルチビューカメラシステム

出典:ホンダ「ステップワゴン」予防安全性能

現行型から採用された「マルチビューカメラシステム」は、フロントグリルとテールゲート、左右のドアミラーに設置された4つのカメラで車両の周囲を監視し、得た情報をコンピューターが解析して車を上から見下ろしたような俯瞰画像をナビ画面に映し出します。

運転席から見えにくい部分を可視化し、周囲の安全確認をサポートしてくれる機能です。

ファミリーカーとして安心できる安全性を備えたステップワゴン

衝突被害軽減ブレーキなどの先進安全技術が作動するような状況にならないのが一番ですが、避けられない外的要因やヒューマンエラーなど、事故の危険はどこに潜んでいるかわかりません。そのため安全性能にはこだわりを持って車を選ぶべきといえます。

ステップワゴンは全車に「サポカーSワイド」の認定に必要な先進安全技術に加え、さまざまな運転支援機能を採用しています。家族みんなで利用するファミリーカーだからこそ、安全性にこだわりたい方も満足できる1台といえるのではないでしょうか。

よくある質問

Q1:ステップワゴンは先進安全技術を標準装備しているの?

A:はい、ステップワゴンは最新の安全運転支援システム「Honda SENSING」を標準装備し、全車が「サポカーSワイド」に該当する安全性を有しています。

Q2:ステップワゴンに搭載される「Honda SENSING」には、どのような先進安全技術が含まれるの?

A:「サポカーSワイド」の認定に必要な先進安全技術のほか、高速道路で加減速をシステムがサポートすることで安全運転に貢献する「渋滞追従機能付きアダプティブクルーズコントロール」や、渋滞運転支援機能「トラフィックジャムアシスト」など、15もの先進安全技術が含まれます。

Q3:「Honda SENSING」以外の先進安全技術もある?

A:フロントとリア、左右のドアミラー下に設置されたカメラで車両の周囲を撮影し、コンピューターで解析して車両を真上から見下ろしたような画像をナビ画面に映し出すことで死角をフォローし、安全確認をサポートする「マルチビューカメラシステム」などの機能があります。

※この記事は2022年9月時点の情報で制作しています

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