この素敵なVWゴルフ2は年式を考えればとてもよく整備されているようだ。現在、eBayに赤のVWゴルフ2ファンクションが出品されている。75馬力のVWは、年金生活者のものだそうで、とてもきれいに扱われている。
「VWゴルフ2」は伝説と言われている。手軽な形状で、直感的に操作できる。しかし、2ドアのゴルフは、何よりもその耐久性で納得させられる。技術も確かだし、防錆もちゃんとしている。そたがって、今でも多くの「ゴルフ2」が日常的に使われているのもうなずける。
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整備され、適切に手入れされた「VWゴルフ2」は、エンジンやトランスミッションを問わず、古くからエンスージアストに愛されてきた。eBayでは、現在、「VWゴルフ2ファンクション」が出品されており、非常に良いコンディションであることが報告されている。価格?2,850ユーロ(約40万円)だ。
整備履歴とともに、よく整備されたVWゴルフ2
売主によると、提供された「ゴルフ2」は1996年から家族で使用しており、常に丁寧に扱われ、定期的に整備されてきたとのことだ。必要な修理はVWで行われ、そのことは整備記録を通して明らかに証明することができる。説明によれば、メンテナンスの滞留はない。この「ゴルフ2」は、年金生活者の方が所有していたものだ。
2ドア車のボンネットに搭載された1.6リッターのガソリンエンジンは、75馬力を発揮する。スピードメーターは24万kmの走行距離を表示している。正しい整備と修理さえ証明できれば、走行距離が多いことを排除の基準とする必要はない。5速ギアボックスは、回転数、燃料消費量、長時間の走行による摩耗を低減する。出品者は初年度登録日を明記していないが、H(クラシックカーライセンス)プレート対応車という。1992年に「ゴルフ2」は生産を終えている。
成長し続けるゴルフ
また、このころの「ゴルフ」は特に錆びやすいということはないと思われるが、購入前には試乗も必須だ。ドライブトレインは故障知らずか? エンジンの推進力は十分か? 賢い人はこれらをチェックする。ギアボックスはノイズなくきれいに変速するか? VWは正確に走るのか? ブレーキやタイヤの年式はどうか? すべてがうまくいけば、「ゴルフ2」は日常使いに適した名車といえるだろう。
【ABJのコメント】 以前にも記したが、個人的にゴルフの中で、どれが、一番印象が強いかと言えば、この「ゴルフ2」、である。残念ながら僕の年齢では「ゴルフ1」の体験が少なく(免許を持っていなかったし、ゴルフ1はやはりあまり触れる機会がなかった)。
世の中的にも(特に日本では)、ゴルフが本格的市民権を得たのは、この「ゴルフ2」からなのではないかと思う。「GTI」や「GTI 16V」といった、あこがれの車もあったが、やはりその本質は普通の「CLi」くらいのモデルが一番「ゴルフ2」らしいのではないだろうかと思う。大きいロードノイズやアイドリングでの振動(特にATはすごい)と一変し、高速での目からうろこが落ちるような安定性と、とにかくボディの堅実な感じは今でもはっきりと覚えている。残念ながら自分では所有したことはないけれど、とにかくドイツ車とはこんなに違うものなのか、走るための機能に驚きながら厚いドアを閉めたものだった。今乗ってもきっとその印象はそのままだろう。
そんな「ゴルフ2」が今回は40万円程度で売りに出されている。内装などはなかなかきれいそうだし、普通の3ドアモデルというのが好感な反面、24万kmはちょっと心配なところかもしれない。とはいっても今ほど電子デバイス満載ではないし、手をちょっと入れれば乗れそうな気もする。無改造でオリジナルを保ったモデルも少なくなっているし、あの頃の、ちょっとノリが効きすぎた、ボタンダウンシャツみたいな、飾り気のない自動車にもう一度乗ってみたい、そんな気持ちをつい抱いてしまう「ゴルフ」である。(KO)
Text: Lars Hänsch-Petersen 加筆: 大林晃平 Photo: ebay.de/castellcustumz08 / autobild.de
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みんなのコメント
いま、なんでああなった...😓
うらやましい価値観。先日、車10万km記事に「10万kmも乗るの貧乏人」コメントが多発してた。こういう法整備、日本では進まないんだろうなと実感した。