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メルセデス・ベンツCLSがマイナーチェンジ。特別仕様車の「メルセデスAMG CLS53 4MATIC+ エディション1」も発売

掲載 更新 8
メルセデス・ベンツCLSがマイナーチェンジ。特別仕様車の「メルセデスAMG CLS53 4MATIC+ エディション1」も発売

メルセデス・ベンツがプレミアム4ドアクーペのCLSを商品改良。フロントデザインの刷新や快適装備の拡充、「Individualizationプログラム」および「カーボンパッケージ」の設定などを実施

 メルセデス・ベンツ日本は2021年9月9日、プレミアム4ドアクーペのCLSの商品改良を実施し、合わせて特別仕様車の「メルセデスAMG CLS53 4MATIC+ エディション1」を設定して、同日より予約受注を開始した。

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車種展開は以下の通り。
CLS220dスポーツ:918万円
CLS450 4MATICスポーツ(ISG搭載モデル):1189万円
メルセデスAMG CLS53 4MATIC+(ISG搭載モデル):1441万円
メルセデスAMG CLS53 4MATIC+ エディション1(ISG搭載モデル):1599万円
なお、ユーザーへの納車は2022年第1四半期を予定しているが、世界的な半導体不足などによる生産の遅延により、変更が生じる場合もあるという。

 今回の改良は、フロントデザインの変更や快適装備のさらなる充実化、そして「Individualizationプログラム」および「カーボンパッケージ」の設定などを実施して、プレミアム4ドアクーペとしての商品力をいっそう高めたことが特徴である。

 まずフロントデザインは、CLS220dスポーツおよびCLS450 4MATICスポーツに新アレンジの“スターパターングリル”を採用したことがトピック。ダイナミックで下部が広がる台形型に、マットクローム仕上げの小さなスリーポインテッドスターを無数に散りばめた、シングルルーバータイプの新グリルは、よりアグレッシブで先進的なデザインとなったフロントバンパーと相まって、躍動的かつ存在感あふれるマスクを創出する。また、アルミホイールのデザインも刷新し、CLS450 4MATICスポーツではホイールサイズを19インチから20インチへと拡大した。
 一方、メルセデスAMG CLS53 4MATIC+は、縦にルーバーが入ったAMG専用フロントグリルへと変更し、ワイド感のあるバンパーとともに、スポーティな印象をいっそう強調。また、新たに設定した「カーボンパッケージ」では、ドアミラーやスポイラーリップ、トリムなどにカーボン材を採用し、合わせてレッドブレーキキャリパーやマットブラックペイント20インチAMG5ツインスポークアルミホイールを組み込んで、力強さと躍動感を主張する。さらに、AMGダイナミックセレクトには「レース」モードを追加設定した。
 ボディカラーは新色のスペクトラルブルーを含めて全10タイプをラインアップ。また、CLS220dスポーツとメルセデスAMG CLS53 4MATIC+には受注生産の「Individualizationプログラム」を新規に用意し、ハイエンドな一部モデルでのみでオーダーできたコートダジュールライトブルーとテイデライトグレーを含む 6色からの選択を可能とした。

 インテリアについては、ステアリングホイールを最新世代にアップデートし、リムには静電容量式センサーを備えたパッドを採用。これにより、ステアリングホイールにかかるトルクがなくてもドライバーが握っていることが認識され、ディスタンスアシスト・ディストロニックの使い勝手が向上する。一方、内装色はCLS220dスポーツおよびCLS450 4MATICスポーツに新色のネバグレー/マグマグレーとシエナブラウン/ブラックを含む6タイプを、メルセデスAMG CLS53 4MATIC+に新色のブラック/シルバーグレーパールを含む5タイプを設定した。

 快適装備の面では、全モデルにヘッドアップディスプレイを装備したほか、CLS450 4MATICスポーツとメルセデスAMG CLS53 4MATIC+にはドアクロージングサポーターを標準で採用。また、各種ヒーターやパフュームアトマイザー、シート設定、照明、音楽などのシステムを統合的にコントロールする「エナジャイジング コンフォート」や、高度なアルゴリズムに基づき走行時間やドライバーのストレスレベルおよび睡眠の質などの個人データを加味したうえで運転手をサポートするモードを提案する「エナジャイジング コーチ」機能を含む「エナジャイジング パッケージ」を、メルセデスAMG CLS53 4MATIC+に標準、CLS450 4MATICスポーツにオプションで設定した。

 パワートレインは基本的に従来と共通で、CLS220dスポーツにOM654型1949cc直列4気筒DOHCコモンレール式直噴ディーゼルターボエンジン(194ps/400Nm)+電子制御9速ATを、CLS450 4MATICスポーツにM256型2996cc直列6気筒DOHC直噴ガソリンターボエンジン(367ps/500Nm)+ISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)/48V電気システム(モーター出力16kW/250Nm)+リチウムイオン電池+電子制御9速ATを、メルセデスAMG CLS53 4MATIC+にM256型2996cc直列6気筒DOHC直噴ガソリンターボエンジン(435ps/520Nm)+ISG/48V電気システム(モーター出力16kW/250Nm)+リチウムイオン電池+AMGスピードシフトTCT(電子制御9速AT)を搭載。駆動レイアウトはCLS220dスポーツがFR、CLS450 4MATICスポーツが可変トルク配分を行う4WDシステムの4MATIC、メルセデスAMG CLS53 4MATIC+が可変トルク配分を行う4WDシステムのAMG 4MATIC+で構成している。

 最後に、改良版CLSの発表を記念して世界限定300台のうち日本で50台を販売する特別仕様車「メルセデスAMG CLS53 4MATIC+ エディション1」の内容を報告しよう。ベースモデルはメルセデスAMG CLS53 4MATIC+で、ボディカラーは特別色のカシミアホワイトマグノ(30台限定)とセレナイトグレー(20台限定)を用意。また、外装にはマットブラックペイント20インチAMG5ツインスポークアルミホイールほか、「ナイトパッケージ」および「ナイトパッケージII」(ラジエーターグリルダーククローム/ダーククロームエンブレム)を標準で採用する。さらに、内装にはシックなカーボンインテリアトリムや本革シート(ナッパレザー)ブラック/シルバーグレーパール、AMGパフォーマンスステリング(ナッパレザー/DINAMICA)、限定車ロゴプレート(センターコンソール部分)などを特別装備した。

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みんなのコメント

8件
  • Aクラスの中華用ロングかと思った

    下位クラスとデザインが同じって安っぽいな
    ホイールなんか別のデザインは無いのかと(笑)
  • アイヤー、爆買いするアルヨ
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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