■ライズに対抗! ホンダ「WR-V」ってどんなクルマ?
最近、国内のコンパクトSUVに注目が集まっています。直近では、ダイハツ「ロッキー」のOEM車となるトヨタ「ライズ」の販売が好調です。そんななか、ホンダのブラジル市場向けにはライズと同等サイズの「WR-V」というコンパクトSUVが設定されています。どのようなクルマなのでしょうか。
【画像】ライズよりも格好良い? 未導入の「WR-V」を見る!(22枚)
国内のコンパクトSUVは、2010年の日産「ジューク」以降、ホンダ「ヴェゼル(2013年)」、マツダ「CX-3(2015)」、トヨタ「C-HR(2016年)」、マツダ「CX-30(2019年)」、前述のロッキーとライズが2019年に登場しています。
2020年には、トヨタの「ヤリス」と同じGA-Bプラットフォームを用いた新型コンパクトSUVの発表を控えているほか、日産はブラジルを中心に販売している「キックス」の日本仕様モデルを5月頃に販売すると噂されているなど、コンパクトSUVが続々と日本市場に導入されているのです。
ある国産自動車メーカーの広報担当者は、「世界的なSUVブームが続いているなかで、日本特有の道路事情もあり軽自動車やコンパクトカーを求めるユーザーが多いです。そのため、各社では扱いやすい全長4mほどのコンパクトSUVを導入しています」と、近年のコンパクトSUVについて話しています。
上記のコンパクトSUVを販売するメーカーで、ヴェゼルを販売するホンダには好調なライズに対抗できるWR-Vというモデルを南米市場で販売しています。
このWR-Vは、南米の市場ニーズに基づき2017年に発売されたモデルで、タフでありながら都会的なSUVスタイルと高いユーティリティー、広い室内空間をコンパクトなボディーサイズで実現。
ベースとなるのは、「ジャズ(日本名フィット)」となり、フロントマスクを大幅に変更し、フェンダー周りやルーフ、バンパーをSUVテイストに仕上げ、さらに最低地上高も上げています。ボディサイズは、全長4000mm×全幅1734mm×全高1599mmです。
外観デザインは、LEDデイタイムランニングライト(DRL)を採用することで表現力豊かなヘッドライトデザインとなり、ホンダのSUVラインナップに共通するフロントグリルを備えているほか、このモデル専用に作成された「Wild Armor」コンセプトに基づいたSUVのタフさを強調しています。
さらに、優れた燃費性能と安定したハンドリング性能を兼ね備えており、日常生活からレジャーまで、アクティブに生活を楽しむユーザーの期待に応えるコンパクトSUVです。
パワートレインは、1.5リッター直列4気筒エンジンを搭載。燃料はブラジルならではのガソリンとエタノールどちらにも対応した「フレキシブル・フューエル・ビークル」となっており、インド向けにはガソリン車のほか1.5リッター直列4気筒ディーゼルもラインナップしています。
日本市場でコンパクトSUVへのニーズが高まるなか、WR-Vが日本市場へ導入される可能性はあるのでしょうか。ホンダの関係者は次のように話していました。
「現時点では、販売する可能性は低いといえます。現在、ヴェゼルが日本市場で好調なうえ、コンパクトのヴェゼルとミドルサイズのCR-Vという二本のラインナップにしています。
また、最近ではミニバンの『フリード』やコンパクトカー『フィット」にSUVテイストを盛り込んだクロスターという仕様を設定していますので、ヴェゼルと違ったSUVニーズはこの2車種でカバー出来るとも考えられます」
※ ※ ※
しかし最近のホンダ車では、海外市場から2年から3年遅れて日本市場に導入されるケースがあります。例えば、10代目モデルにフルモデルチェンジしたアコードの場合、北米では2017年7月に発売され、日本では2020年2月と2年半ほど遅れて導入されました。
遅れた理由について、ホンダは「日本市場の動向調査や道路事情に合わせた改良のため」と説明。そのため、もしかすると、WR-Vも近い将来に日本市場でお披露目される可能性もあるかもしれません。
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