輸入車 [2024.08.09 UP]
3分でわかる!ドイツ車の近未来 5大ブランドはBEVとどう向き合っていくのか?
ドイツ車の近未来「ドイツ車はこれからどこへ行くのか」
メルセデス・マイバッハ Sクラス 伝統のV12を現代に継承する“究極のラグジュアリー”
文●ユニット・コンパス 写真●BMW、メルセデス・ベンツ、アウディ、フォルクスワーゲン、ポルシェ
(掲載されている内容はグーワールド本誌2024年9月号「世界の基準ともいえる基本性能の高さにはワケがある[ドイツ車が間違いない理由]」記事の内容です)
自動車先進国として、テクノロジーやコンセプトで世界をリードしてきたドイツ車。ここでは、ドイツブランド各社の最新動向をお伝えする。
「電動化」は進めつつ内燃機関にも可能性が
気候変動への対策として、内燃機関から電気自動車へ大きく舵を切ったドイツ系ブランド。しかし中国系ブランドの台頭やバッテリーや充電といった技術的課題、なによりユーザーからの支持が想定よりも集まらないといった現状を受けて、事態は混迷を極めている。また、テスラのように、自動運転技術のようなソフトウェアパワーで頭角を現そうとする新興ブランドも出てきている。
もちろんドイツブランドも手をこまねいているわけではない。
BMWは、電動化を進めつつも内燃機関を残すマルチパスウェイ戦略を推進。一方で、来年には新EVシリーズ「ノイエクラッセ」を生産するとアナウンスしている。
メルセデスも100%電動化については時期を後ろ倒しすると戦略の見直しを認めた。しかし電気自動車への投資は緩めず、コア技術であるバッテリーの内製化を進行している。
ジャーマン3のなかで最も電気自動車に急進的だったアウディ。現在でもその方針には変わりないが、プラグインHVのような電動車についても選択肢は排除していない。アウディとグループを同じくするVWとポルシェも方向感は同様だ。
電動化・知能化というゴールは変わらないが、情勢に合わせてそのスピードは変化している。
[BMW]自動運転技術をダブルで実装し利用範囲を広げる
自動運転技術を現状の交通状況で活用するために、新型7シリーズにレベル3とレベル2のシステムを同時搭載したBMW。低速ではほぼ自動運転を実現し、高速走行でのドライバー負荷を低減するねらい。高級車を中心に広がりそうなシステムだ。
[MERCEDES-BENZ]バッテリーの自社生産へ多額の費用を投資
電気自動車への完全移行を後ろ倒しにしたメルセデス。しかし関連技術への投資は積極的で、自社製バッテリーのための新たな研究開発と工場の建設に140億ユーロを投資。現行品よりもコストを30%低減、リサイクル率を大幅に高めることを目標にする。
[AUDI]2026年からF1へパワーユニットを提供
2026年にF1参戦(パワーユニット提供)を目指しているアウディ。完全電気自動車ブランドがなぜ内燃機関を使うF1に参戦するかというと、F1のパワーユニットは電動化が加速し技術競争になっているから。北米で加熱するF1ブームへの対応でもある。
[VOLKSWAGEN]ChatGPTを搭載した新型インフォテインメント
VWは新世代インフォテインメントにChatGPTの人工知能(AI)を搭載。音声アシスタントを使用してAIにアクセス可能。人間との会話のようにシステムとのやりとりができるようになり、提供される情報の質や種類も従来のレベルをはるかに超えるという。
[PORSCHE]電動化を進めながらエンジン車も併売していく
販売台数好調なポルシェは、メイン市場のひとつである北米での排出ガス規制に対応すべく主力車種の新型マカンを完全な電気自動車として開発。日本では従来モデルと併売になるが、911も電動化を発表。多様なパワートレインを使い分けることが予想される。
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