F1は2023年シーズン、アゼルバイジャン、オーストリア、ベルギー、カタール、アメリカ、ブラジルの6グランプリを、スプリントを行なうフォーマットで開催することを明らかにした。
2022年シーズンには3グランプリで行なわれたスプリント。来季は6戦に倍増することが既に明らかにされていたが、12月7日にその6戦のスケジュールが明らかになった。
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今季はエミリア・ロマーニャGP、オーストリアGP、サンパウロGPの3戦だったが、このうちエミリア・ロマーニャGPが外れ、代わりにアゼルバイジャンGP、ベルギーGP、カタールGP、アメリカGPの4戦が加わる、全6グランプリでスプリントが実施される。
■2023年スプリント開催グランプリ
4月30日:アゼルバイジャンGP/バクー・シティ・サーキット
7月2日:オーストリアGP/レッドブルリンク
7月30日:ベルギーGP/スパ・フランコルシャン
10月8日:カタールGP/ルサイル・インターナショナル・サーキット
10月22日:アメリカGP/サーキット・オブ・ジ・アメリカズ
11月5日:サンパウロGP/インテルラゴス
オーストリアGPは今季初めてスプリントを開催。サンパウロGPは、2021年から3年連続の実施となることが決まった。
アゼルバイジャンGPは、市街地レースとして初めてスプリントを行うことになる。またベルギーGPは、長い直線がありオーバーテイクが起きる可能性が高いことから選ばれたモノと思われる。
カタールGPは、2022年はサッカーのFIFAワールドカップの開催があったためF1は開催されず。しかし2023年からは10年契約でグランプリを行なっていくことになる。アメリカGPもスプリント初開催だ。
このスプリントは、日曜日の決勝レースのスターティンググリッドに影響を与えない独立したイベントにする可能性を含め、将来に向けて微調整することになっていた。しかし現状のフォーマットは2023年も変更されず、上位8人のドライバーにポイントが与えられ、スプリントの最終順位で決勝のスターティンググリッドを決めることになる。
「F1スプリントを初めて開催してから2年間、非常に好意的な反応が見られた。来年はオースティンでの初めてのスプリントを含む6イベントで、ファンにさらに多くのアクションをお見せできるのが待ちきれない」
F1のCEOであるステファノ・ドメニカリはそう語った。
「F1スプリントの導入により、ファンに多くのエンターテイメントを届けるだけでなく、チーム、放送局、パートナー、開催地などの利害関係者に付加価値をもたらし、競争的な3日間を含む週末が作り出されることになった」
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