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992世代最強スペック! 新型「ポルシェ911ターボS」が発表

掲載 更新 3
992世代最強スペック! 新型「ポルシェ911ターボS」が発表

最高出力は650㎰、最大トルクは800Nmに到達!

ポルシェAGは、992世代の旗艦となる新型「ポルシェ911ターボS」を発表した。この新しい911のトップエンドモデルには、クーペとカブリオレがラインアップ。その心臓部には、2つのVTGターボチャージャーを搭載し最高出力で先代モデルを51kW(70㎰)上回る478kW(650㎰)を発揮する新しい3.8Lの水平対向エンジンを採用した。最大トルクは800Nm(50Nm増)、ターボ専用8速ポルシェ・ドッペルクップルング(PDK)を組み合わせ、0-100km/h加速タイムはわずか2.7秒(0.2秒短縮)、最高速度は330km/hに達するとのことだ。

「ポルシェ911」のスポーツ性を強調する「エアロキット」が発売開始

新型911ターボSは、その強化されたドライビングダイナミクスに合わせて大幅にボディサイズが拡大。フロントアクスル上部では45mmワイドな1,840mm、リヤアクスル上部では20mmワイドとなり全幅が1,900mmに。トレッド幅の変更、エアロダイナミクスの改善、およびサイズの異なる新しいタイヤ構成によって俊敏性とスポーツ性が向上した。トレッドはフロントが42mm、リヤが10mmワイドになり、アダプティブエアロダイナミクスにはフロントの制御式クーリングエアフラップが含まれる。また、大型リヤウイングはさらに大きなダウンフォースを提供するように設計されている。

911ターボSは、初めて2つの異なるサイズのタイヤを採用。フロントに20インチホイール(タイヤサイズ:255/35)、リヤに21インチホイール(タイヤサイズ:315/30)を装着する。さらに、新しい装備オプションでは車高を10mm低く設定するポルシェ・アクティブ・サスペンション・マネジメント(PASM)スポーツシャシーや、調節可能なフラップを備えたスポーツエキゾーストシステムが含まれる。

先述の新エンジンは、現行911カレラのユニットがベース。完全再設計の給気冷却システム、電動調整可能なウエストゲートフラップを備えた対称レイアウトの新しい大型VTGターボチャージャー、および応答性、出力、トルク特性、エミッション挙動、吹け上がり性能に関するクルマの特性を大幅に改善するピエゾインジェクターの使用を特徴としている。

新しいエアインテークシステムは、処理空気と給気冷却の以前の経路が入れ替えられている。処理された空気の一部は、リヤサイドセクションの特徴的なターボエアインテークを通って流れる。一方、リヤフェンダーに備わるエアフィルターの前方にもリアリッドグリルを通る2つの別のエアフローが組み込まれている。つまり、新型911ターボSは、全体の断面積が大きく空気抵抗の小さな4つのエアアインテークを備え、エンジン効率の向上を助けることになる。

可変タービンジオメトリー(VTG)を備えて対称に配置された2つの大型ターボチャージャーでは、コンプレッサーとタービンホイールは反対方向に回転する。そのタービンホイールの直径は55mmに、コンプレッサーホイールの直径は61mmにそれぞれ拡大。ウエストゲートフラップは、ステッピングモーターによって電気的に制御される。

これらの変更は、日常からサーキット走行に至るドライビングプレジャー、ダイナミクス、およびスポーツ性の完全なバランスを実現する目的で採用されたもの。そのパフォーマンス向上は、特に0~200km/h加速タイムで顕著に現れ、先代を1秒短縮する8.9秒をマーク。強化された4WDシステムのポルシェ・トラクションマネジメント(PTM)は、最大で500Nmのトルクをフロントホイールに供給。標準装備される新世代PASMシャシーも、一層スポーティに改善された。より迅速かつ精確に制御されるダンパーがロール安定性、ロードホールディング、ステアリング挙動、コーナリングスピードのダイナミクスに大きなメリットを提供している。

エクステリアは、ワイドなエアインテーク、デュアルフロントライトモジュール、標準装備のダークインサート付きLEDマトリックスヘッドライトを装備する新しいフロントエンドが新型911ターボ特有のアピアランスを実現。再設計された空気圧展開式フロントスポイラーと、大型リヤウイングはダウンフォースを15%強化。エアインテークを統合する力強いリヤウイングセクションは、ターボSの流線型のボディを強調。加えてハイグロスブラックのターボスタイルの角型テールパイプを備えた新しいリヤエンドが、車両のエクスクルーシブ性を演出している。

インテリアは、フルレザーインテリアやライトシルバーのアクセントを組み合わせたカーボントリムが標準装備。スポーティにしてラグジュアリーな仕立てとなる。18wayスポーツシートには、初の911ターボ(タイプ930)に敬意を表するステッチが施される。また、メーターパネルの高品質のグラフィックエレメントとロゴは、ターボS特有の機能を引き立てるもの。PCMのセンターディスプレイのサイズは10.9インチで、新しいアーキテクチャーにより優れたインターフェイスを実現。さらにGTスポーツステアリングホイール、新しいポルシェ・トラックプレシジョンアプリを統合したスポーツクロノパッケージ、BOSEサラウンドサウンドシステムなど、現行911シリーズの旗艦に相応しい装備はふんだんに盛り込まれている。

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みんなのコメント

3件
  • このタイミングで何と、愛馬が故障!
    ターボSどうよ?という事なのか?
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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