現存する世界最古のモーターサイクルブランド、ロイヤルエンフィールドは、イギリスで発祥し、現在はインドを主要生産拠点にしています。排気量250~750ccの中排気量クラスでシェア世界ナンバーワン! 最近、日本でも人気を集めています。
歴史あるブランドらしく、伝統を受け継ぐスタイルに時代にマッチした機能が搭載されているところがポイント。主要モデルは空冷シングル、ツインエンジンをメインに展開しており、パワフルながらも厳しい排ガス規制をクリア。昔ながらの車体構成がモーターサイクルファンに支持されています。
日本市場で人気急上昇中のロイヤルエンフィールド。アジア太平洋地域市場の事業責任者、アヌージ・ドゥア氏が語る日本市場戦略の3つのポイントとは?【東京MCS2023】
2021年からラインナップに加わったスポーツクルーザー「メテオ350」シリーズは、完全新設計の空油冷シングルエンジンを搭載していますが、しっかりロイヤルエンフィールドのDNAが受け継ぐモデル。モデル名の「メテオ」は1952年に発表された往年のモデル「スーパーメテオ」を受け継いでいるのです。
現行モデルはスタンダードモデルの「ファイアボール」、アップグレード版の「ステラ」、ウインドシールドを装備した最高グレードの「スーパーノヴァ」の3タイプで展開しています。
2023年モデルはカラーバリエーションが増えました! ファイヤーボールに「Fireball Blue」と「Fireball Matt Green」、スーパーノヴァに「Supernova Red」が追加され、メテオ350 シリーズのカラーバリエーションは全10色となりました。
今回はスタンダードモデルの「メテオ ファイヤーボール」の新色ブルーに試乗してみました! 実際にどんな乗り味なのでしょうか?
第一印象は美しくてクラシカルで、バイクらしいシンプルなスタイリングに好印象。深みのあるブルーカラーのタンクには、イエローのゴロが入っていて、レトロな雰囲気を盛り上げてくれています。
レッドやイエローもポップで可愛いし、マットグリーンはミリタリーっぽくてカッコいいけれど、私的には断然ブルーです。ボディはフェンダーやマフラーまでブラックで統一されていて落ち着いた雰囲気。ホイールにイエローのリムラインが入っていてオシャレです。大人のシブさとレトロな愛らしさがあってグッときます。
大きめの丸目ヘッドライトは中央がハロゲン。外周のガイドライトがLEDという新旧ミックススタイルになっています。こんなところにもコダワリを感じます。
そして、メーターはクラシックな丸型。こちらもデジタルとアナログの新旧複合メーターで、スピード計のほか、トリップ、オド、燃料、時刻、シフト、エコ、インジケーターランプなど必要な情報がわかりやすく表示されます。デジタルの表示は左のスイッチボックスにあるボタンで表示切り替えができます。
うれしいのが左のスイッチボックス下にUSBソケットが標準装備されているところ! ハンドルにスマホホルダーを取り付けたい人にはとても便利。こんなところも新しいポイントです。
次に足つきチェック! またがってみると、身長158cmの私で足のかかとが浮く程度の足つきです。クルーザーらしい765mmと低めのシート高なので、しっかり支えることができます。車重は191kgありますが、引き起こすとさほど重さは感じず、扱いやすい印象です。取り回しもラクチンです。
まずはエンジンスタート。イグニッションキーを回して電源オン。ハンドル右側にあるセルスターターはキルスイッチと一体型。形状はレトロなダイヤル式です。親指でスライドさせるとセルがまわり、軽やかにエンジンが回り始めます。
エンジン音は意外と低音で、単気筒らしい歯切れのいい音を奏でます。バランサーシャフトが採用されているせいか、嫌な振動はなくて心地よい鼓動感があります。
スタートはスムーズ。トコトコした心地よい振動とエキゾーストノートです。小気味よく軽やか。クラッチは軽くてシフトもスコン、と入りやすい。ストレスフリーです。
特徴的なのがシフトペダルがシーソーペダルになっているところ。なんでも、本国のインドではサンダルでバイクに乗る人が多いんだとか! ツマ先側のペグでシフトアップ、カカト側のペグでシフトダウンができます。操作に慣れが必要ですが、ブーツが傷まないのでいいかも! もちろん、ツマ先側だけでも普通にシフト操作できます。
加速はスムーズで軽快! ハンドリングは素直で、街中でもキビキビと走れそう。トコトコとした心地よいフィーリングです。ブレーキはデュアルチャンネルABSが採用されていて、安定した制動力を発揮してくれます。
ステップ位置はフォワード。ゆとりのあるライディングポジションなので、スポーツしすぎないのがいい。軽快だけど疲れないのでいつまでも乗っていたくなります。
サウンドとフィーリングが最高に心地よいのです。これはツーリングが楽しくなりそう! 二人乗りすることが多いならステラ、長距離派ならツーリングの装備が充実したスーパーノヴァもオススメです。
■Royal Enfield Meteor 350
全長 × 全幅 × 全高:2140 × 845 × 1140 mm軸距:1400 mmシート高:765 mm車両重量:191 kgエンジンタイプ:空油冷4ストロークSOHC単気筒総排気量:349 cc内径×行程:72 × 85.8 mm圧縮比:9.5:1最高出力:14.9 kW(20.2ps) / 6100 rpm最大トルク:27 Nm / 4000 rpm燃料タンク容量:15 Lタイヤ:前 100/90-19、後 140/70-17ブレーキ形式:前後 油圧式ディスク懸架方式:前 テレスコピック式、後 スイングアーム式フレーム形式:ツインダウンチューブスプラインフレーム
■メーカー希望小売価格:71万600円~74万3600円(税込)
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