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ハイエースの燃費はホントに悪いのか!?実際どうなのか、調べてみた
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ハイエースの燃費って、実のところどうなの?
1967年に誕生したトヨタ・ハイエース。当初はトラックとワゴンを中心としたラインナップでしたが、トラックは2001年ごろに販売終了。5代目を数える現行型はバン、ワゴン、そしてマイクロバスタイプのコミューターというラインナップで販売されています。貨物車のロングセラーモデルとしての地位を確立した人気車で、近年は趣味に特化したカスタマイズのベース車両としても注目を集めています。
そんなハイエースですが、ネックの一つと言われているのが燃費性能。全長約4.7m~5.4m、車両総重量が3,000kgを超すグレードもあるなど国産ミニバンの中でも大型のサイズであるため、燃費が良くないと先入観を抱くのもムリはありません。
しかし、実際のところハイエースの燃費はどのくらいなのでしょうか。この記事では、そんなハイエースの燃費性能をリサーチ!現行型・先代型のカタログ燃費や実燃費を調べてみました!
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現行型・5代目ハイエースのカタログ燃費をチェック!
トヨタ 5代目ハイエース(バン)
はじめに、現行型である5代目ハイエースのカタログ燃費を見てみましょう。今回はバンとワゴンの2モデルに絞って調べてみました。
カタログには「市街地モード」「郊外モード」「高速道路モード」という区分での数値も掲載されていますが、今回は基準となる数値をピックアップしています。
バン・ディーゼルバン・ガソリンワゴン・ガソリン2WD11.98km/L9.07km/L8.80km/L4WD11.48km/L8.10km/L8.10km/L平均値11.73km/L8.59km/L8.45km/L
現行型ハイエース(200系)カタログ燃費(WLTCモード)
ハイエースバンは2.8Lディーゼルエンジン搭載車と、2.7L/2.0Lガソリンエンジン搭載車があり、グレードごとに2WD車か4WD車のどちらかを設定。ハイエースワゴンは2.7Lガソリンエンジン搭載車で2WD/4WDを選択可能となっています。
最も燃費性能に優れているのはバンのディーゼルモデルで、平均11.73km/L。対するガソリンモデルはやや数値が落ち、ワゴンでは8.45km/Lとなっています。
気になる現行型・5代目ハイエースの実燃費は?
対して、現行型ハイエースの実燃費は以下の通り。
バン・ディーゼルバン・ガソリンワゴン・ガソリンサンプルA9.62km/L8.44km/L7.17km/LサンプルB9.45km/L11.37km/L7.21km/LサンプルC10.47km/L8.04km/L7.38km/LサンプルD10.49km/L8.25km/L7.41km/L平均値10.01km/L9.03km/L7.29km/L
現行型ハイエース(200系)実燃費
実燃費でもバンのディーゼルモデルが最も高く、10.0km/Lオーバーを達成。燃費達成率も85.3%と上々の数値です。それを上回ったのがバンのガソリンモデルで、カタログ数値越えの9.03km/Lは達成率105.1%という数値になりました。一方でワゴンは今回の3タイプの中では最も低い数値ですが、達成率は86.3%と好数値をマークしています。
実燃費そのものは決して高い数値ではありませんが、どのタイプでもカタログに近いというのが好印象。省燃費に配慮したエコドライブを心掛けることで、より良い数値を出すことも可能であることが分かりました。
先代モデル(100系)のカタログ燃費と実燃費は!?
トヨタ 4代目ハイエース
続いて、1989年~2005年まで販売されていた4代目モデルを見ていきましょう。
まずはカタログ燃費ですが、今回参照した資料では燃費の算出に「10・15モード」という測定方法が使われていました。これは現在使われているWLTCモードに比べて、数値が30%程度高くなる傾向にある点をあらかじめご了承ください。
また、バンのディーゼルモデルについては10・15モードよりもさらに古く、数値が高くなりやすい測定方法である「60km定地走行」がカタログに使用されていたので、今回は割愛させていただきます。
バン・ガソリンワゴン・ガソリン2WD9.42km/L8.85km/L4WD8.20km/L8.20km/L平均値8.81km/L8.53km/L
先代型ハイエース(100系) カタログ燃費(10・15モード)
バン、ワゴン共に平均値は8.0km/Lオーバーで、現行型に近い数値。測定方法を考慮すると、表よりも2.0km/L前後劣る数値が実燃費として考えられますが…。
バン・ディーゼルバン・ガソリンワゴン・ガソリンサンプルA9.54km/L9.30km/L6.98km/LサンプルB8.06km/L7.99km/L7.70km/L平均値8.80km/L8.65km/L7.34km/L
先代型ハイエース(100系)実燃費
なんと、バンのディーゼルモデルこそ現行型よりも2.0ポイント近く劣る数値となりましたが、ガソリンモデルの両者は現行型と比べても見劣りしない数値となりました。
ハイエースそのものは他の車種と比べると燃費面では低い数値であるものの、効率的な運転を心掛けることで現行型・先代型ともに良い燃費を維持することが可能であると言えそうです。
現行型ハイエースは中古車も豊富!グーネットをチェックして賢いお買い物を!
ハイエースは現行型が最初に登場してから約19年が経つロングセラーモデル。そのため先代型はレアモデル化していますが、現行型なら中古車も豊富なので、好みの年式・グレードを絞って探すのが良いでしょう。ただし、長距離走行に使われてきた車両が多いため、走行距離と各部の状態の確認は欠かせません。
2024年1月現在、グーネットにはハイエースバン・ワゴン合わせて6000台以上の物件が登録されています。次の愛車探しの際には、グーネットであなたの希望に見合う一台を探してみてはいかがでしょうか。
ハイエースバンの登録台数:4,696台(2024年1月現在)
ハイエースワゴンの登録台数:1,381台(2024年1月現在)
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