F1で多様な人たちが働けるよう訴え続けているルイス・ハミルトンは、その多様性の進捗度合いに不満を持っているようだ。
ハミルトンは2020年の6月に”ハミルトン・コミッション”を立ち上げ、F1における多様性を推進してきた。そしてその1年後には、過小評価される背景を持つ若者の教育、雇用、能力向上などを支援する慈善団体”ミッション44”の設立に2000万ポンド(約37億3000万円)を支出することを約束した。
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しかしそのハミルトンは、アブダビGPの木曜日夜に撮影されたメルセデスのチーム写真は、F1における多様性向上が十分な進歩を遂げていないことを証明していると語る。
「僕にとってそれは、コース上でのいかなるリザルトよりも重要なこどだ」
ハミルトンはそう語った。
「正直に言って、ここまで長いプロセスだった。2019年から、本格的にこの取り組みが始まったんだ」
「でもチーム写真を撮ったばかりだが、それを見て『なんてことだ……まだやるべきことはたくさんあるな』と思ったところなんだ」
「例えば有色人種が3人いたとしよう。でも女性の方が多いんだ。それを変える必要があると思う」
「2019年と比較すると、本来あるべき姿まではまだ進んでいないと確信している。したがって課題は、それをどう変えるかなんだ」
ハミルトンはその一方で、自身の取り組みはまだF1に辿り着いていない可能性のある若い世代をターゲットにしており、この先まで長い道のりが残っていることを認めた。
「僕のやっている仕事は、子どもたちを本当のターゲットにして、将来に向けたパイプラインを作ることなんだ」
「それは草の根の部分から始まる。したがってチームが団結し、影響を及ぼし始めていることが分かり始めたのは、本当に素晴らしいこと。それは本当に誇りに思う」
「オースティンでは、子供たちが来てくれた。若い女性たちも来てくれた。イギリスでも、本当に多様な子どもたちが来てくれた」
「この席に座って、子どもたちに何が可能なのかを知り、興味を呼び起こし、おそらく不可能だと思っていた夢を生み出すための扉を開けるのは、本当に素晴らしいことだった」
「だから僕は将来に興奮している。それは、ただ長い時間がかかる仕事だというだけなんだ」
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みんなのコメント
だけど賛同してくれる仲間とやって
くれ
そしてF1を利用するのはやめてくれ
ベッテルを見習え