■乗車人数の8人乗り、快適性の7人乗り
国産3列シートミニバンには、6人乗り/7人乗り/8人乗りが用意されています。同一車種で異なる座席数を設定している場合が多く見受けられますが、乗車定員での人気には差があるのでしょうか。
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コンパクトミニバンといわれるモデルにおいて、トヨタ「シエンタ」やホンダ「フリード」などに3列シートの6人乗りという設定が存在します。
しかし、ミドルサイズミニバンのトヨタ「ノア/ヴォクシー/エスクァイア」や日産「セレナ」、ホンダ「ステップワゴン」や、ラージサイズミニバンのトヨタ「アルファード/ヴェルファイア」、日産「エルグランド」、ホンダ「オデッセイ」では、基本的に7人乗り/8人乗りの2択となっていることが多いです。
また、前出したトヨタ、日産、ホンダのミドルクラスミニバンでは、ガソリン車/ハイブリッド車をそれぞれ設定しており、パワートレインによって乗車定員が異なっています。
これは、ハイブリッド車に搭載されるバッテリー配置などの関係上が主な理由だといいます。
では、国産ミニバンで多く設定される7人乗り/8人乗りにおいて、ユーザーからはどのような反響があるのでしょうか。トヨタ系販売店は次のように説明しています。
「8人乗りをラインアップしている3列シートミニバンは6車種あります。(グランエースは8人乗りが4列シートのため除外)
基本的にハイブリッド車の場合8人乗りはありません(アルファードでは8人乗りも設定)。
ヴォクシーなどのミドルサイズ系、アルファードなどのフルサイズ系のどちらとも7人乗りのほうが売れています。
やはり2列目がキャプテンシートになるため、快適性が優れているのと3列目へアクセスしやいといった使い勝手が良いという部分が好評です。
一方で、8人乗りを購入するお客さまは家族構成や友人などで出かける頻度が高いといった大人数での移動が多いため、8人乗りを選ばれています」
また、日産系の販売店では次のように話しています。
「セレナでは、e-POWER車が7名乗り、Sハイブリッド車が8名乗りと分かれています。お客さまからすると乗車人数の差というよりは、パワートレインの差で選ばれている印象です」
ホンダ系の販売店では次のように説明しています。
「ステップワゴンでは、ハイブリッド車が7人乗り、ガソリン車では7人と8人がグレードによって設定されています。割合ではガソリン車の7人乗りが人気だと思います」
※ ※ ※
3列シートミニバンといえばひと昔前まではファミリーカーとしてのイメージが強く、実際の用途も「家族で乗る」という場合がほとんどでした。
それは現在でも、基本的に大きくは変わりませんが、最近はVIPの送迎車やハイヤーなどの法人需要でフルサイズミニバンが使用されることも多くあります。
そうなると8人乗りではなく、2列目に快適性に優れたキャプテンシートを有する7人乗りのほうが好まれます。
また、3列シートミニバンであっても、基本的には3列目は閉じたままで、2列目を大きく後方に下げ足を延ばして乗車するユーザーや、3列目スペースに多くの荷物を積むユーザーもいます。
大人数が乗ることが特徴である3列シートミニバンですが、それ以外の使い方をするユーザーが多いというポイントが、7人乗りのほうがユーザーから評判の良い理由といえます。
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