ランボルギーニのスーパーSUV「ウルス」が日本において正式に発表された。すでに本サイトでは詳細をレポートしているが、今回はその中でもあらためて注目すべき点と、走行モード各種が可能とする高い走行性能を確認できる動画をご覧頂きたい。
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“スーパーSUV”クラスという新境地を開拓した「ランボルギーニ・ウルス」が、2月6日、遂に日本上陸を果たした。発表会の壇上でコメントしたCEOのステファノ・ドメニカリによれば、「ウルスは、ランボルギーニのDNAをSUVに吹き込んだモデル」と語るだけに、従来のSUVとは一線を画する。
その中でも注目すべきは、650ps&850Nmを誇る4リッターV8ツインターボを活かすために採用された最新のシャシー性能にほかならない。ランボルギーニは、ウルスに極上のスポーツ性能まで網羅させるべく、“4ホイール・ステアリング”と“アクティブ・トルク・ベクタリング”を採用、例え背の高いSUVであってもコーナリング性能は妥協できない姿勢を見せている。
こうした“ヴァーチャル・ホイールベース”は、確かに他車でも見られる最新のアプローチだが、ランボルギーニが特徴的なのは、状況に応じて最大600mmもの最小回転半径に差を持たせていることだろう。リヤステアリングの最大角も+/−3.0度と大きく、その気になれば、ドリフトコントロールも容易にできるようセッティングされている。しかもランボルギーニとしては初採用となる電気機械式のアクティブ・ロール・スタビライゼーション・システムを与えている点も見逃せない。これにより、如何なる状況においても高い応答性と揺れ(ロールも含む)の低減を実現している。
そのうえで、足まわりには、アダプティブ・エアサスペンションによって快適性を常に維持し、ブレーキにもカーボンセラミックディスクを与えるなど、その手法は、もはやフラッグシップのアヴェンタドールSと同等といっても良いくらいだ。いや、正確に言うならそれ以上かもしれない。
何しろ、Tamburoと呼ばれるドライブモードには、STRADA(ノーマル)、SPORT、CORSA(サーキットモード)に加え、悪路用としてNEVE(雪上)、TERRA(オフロード)、SABBIA(砂漠)まで6種用意されている。腕に自信のあるドライバーなら、さらに細かく各設定ができるEGOモード(いわゆるインディビデュアル)を使えば、自身のドライビングスタイルに合わせたセッティングも可能だ。
とはいえ、スポーツ性ばかりをウリにしているわけではないの最新モデルらしいところ。ADASと名付けられた運転支援システム(レベル2)をはじめ、ハイビームアシスタントやトップビューカメラなども搭載されているだけに、単なる”パフォーマンス主義”ではない、時代に対応した姿勢も見せている。
ウルスのデビューによって、これから“スーパーSUV”クラスは、さらに活気づくのは間違いない。すでにリリースされ好評を得ているベントレー・ベンテイガも先日V8モデルが追加されたばかりだし、この後、ロールスロイス・カリナンのデビューも控えている。その一方で、あのフェラーリですら、SUVをラインナップする可能性も噂されているのだ。
ちなみに「ウルス」の日本での販売価格は、2574万円(税込)。この春よりデリバリーが開始される予定だ。
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