■新車240万円! トヨタ「超豪華カローラ」がスゴイ!
トヨタは「カローラアクシオ」「カローラフィールダー」「トヨタ教習車」の3モデルについて、2025年10月末に生産終了すると発表しています。
【画像】カッコイイ! これがトヨタ超豪華「カローラ」です!(35枚)
このうちカローラアクシオは、現行カローラシリーズの中にあって、日本の道路事情に最適化された5ナンバーサイズのコンパクトセダンであり、また特に旧来のカローラのイメージを色濃く引き継ぐモデルとして長く親しまれてきました。
そんなカローラアクシオですが、そのキャラクターからは想像もつかないほどの豪華なインテリアに仕上げられた、「プレミアム仕様」が台数限定で販売されたこともあったのです。
カローラアクシオは、全長4400mm×全幅1695mm×全高1460mmというコンパクトなボディながら、室内空間は広く、実際に利用したユーザーからは「荷物も積めるしリアシートも快適で便利なクルマ」と、その実用性が高く評価されていました。
そんなカローラアクシオの歴史において、ひときわ特別な輝きを放つモデルこそが、2016年に「カローラ生誕50年」を記念して設定された特別仕様車の「ハイブリッドG “50リミテッド”(以下、50リミテッド)」です。
この50リミテッドは、カローラアクシオの「ハイブリッドG」グレードをベースに、初代カローラのアイコンであった「赤い内装」と「花冠のエンブレム」を復刻。
カローラの半世紀にわたる歴史を象徴する、究極のモデルとして仕上げられました。
50リミテッド内装の最大の魅力は、初代カローラのカラーサンプルを用いて忠実に再現された、真っ赤なスポーツシートです。
この赤色は、シートのみならずインテリアの随所に採用され、またブラックと組み合わせた効果的なコーディネートによって、レトロでありながらモダンかつスポーティな室内空間を見事演出しました。
また、初代カローラのエンブレムであった「花冠(カローラ)」のモチーフが、シートの背もたれやリアの車名エンブレム下に特別にあしらわれ、50周年記念車ならではの特別感を強く主張。オーナーの満足度を高めています。
もちろん外観にも手が加えられ、フロントロアグリルがドットパターン化されたほか、Bi-Beam LEDヘッドランプを特別装備。
足元には185/55R16サイズのアルミホイールが組み合わされ、スタイリッシュな外観を完成させています。
ボディカラーは、「ホワイトパールクリスタルシャイン」と「ブラックマイカ」の2色が設定されました。
このようにプレミアムな装いとなって完成した「50リミテッド」の車両価格(消費税込)は当時240万円で、わずか500台の限定販売。
カローラに深い愛着を持つオーナーのもとへと届けられたのです。(くるまのニュース編集部)
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みんなのコメント
初代カローラをイメージした特別仕様なのはわかるとして、アクシオベースの時点で初代モデルの完全再現はない。