5月10日、メルセデス・ベンツは、新型ミニバン「EQT」のコンセプトモデルを発表した。
ルノー・カングーの姉妹モデル
新型EQTはメルセデス初のコンパクト・ミニバンで、Vクラスよりひとまわり小さいEV(電気自動車)。同じ車型の内燃機関搭載モデルはTシリーズとして販売される。
EQTは、ルノーとの提携によって開発され、第3世代の「カングー」と基本コンポーネンツを共用する。プラットフォームはルノーの「CMF-B」だ。EQTの姉妹車はカングーE-Tech Electricである。
外装は、EQシリーズ・ファミリーであることがひと目でわかる。前後灯火類はフルLEDで、フロントグリルのかわりにブラックのパネルを設置、そこに無数の小さなスリーポインテッド・スターを整然と並べている。足まわりには235/45R21のタイヤを履く。
全長×全幅×全高=4945×1863×1826mmのボディは、コンパクトというわりには大きい。ちなみに、Vクラスのロングタイプの外寸は全長×全幅×全高=5150×1930×1930mmだ。リア・ドアは左右いずれも電動式のスライド式。テールゲートはバンパーレベルから開く。
内装は、ホワイトとブラックの2トーン。コンセプトモデルでは各所にホワイトのナッパレザーが使われているが、生産モデルでは代わりに一部、ナイロンが使われるという。開口部の広いガラスルーフが備わる。
インパネ上部には高解像度のインフォテインメント・モニターが設置され、AI(人工知能)を使った音声対話システム「MBUX(メルセデス・ベンツ・ユーザー・エクスペリエンス)」を搭載する。
シートは3列で、7人乗り。フロントシートのバックレストには、2列目シートの乗員用の折りたたみ式のプラスチック製テーブルが付く。
搭載するモーターやバッテリーの詳細は不明ながら、Tクラスには、カングーと共通のガソリン・エンジンとディーゼルターボ・エンジンを搭載する可能性が高い。
新型EQAの価格などは今後明らかになる。
文・稲垣邦康(GQ)
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みんなのコメント
ベンツが大衆ミニバンを拡大し始めちゃったよ
元々重機も手がけるメーカーだが
最近はエンジン横搭載のFFばっかりだな
だいぶ寄ってるな。
もう全然貫禄無くなっちゃったよ。
免許取り立てのポッと出金持ちが選ぶブランドって感じ。
大衆ウケを重視するとブランドの魅力が落ちるのよねぇ。