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「えっ…デカっ!」 スポーツカーだけじゃない! 時代に逆行した「大きなエンジン」を積む国産乗用車3選

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「えっ…デカっ!」 スポーツカーだけじゃない! 時代に逆行した「大きなエンジン」を積む国産乗用車3選

■6気筒エンジンの国産乗用車とは?

 近年、大気汚染や地球温暖化問題に伴って電動化やエンジンの小型化が進むなか、6気筒のエンジンは高出力を発揮できるほか、V型や直列など部品レイアウトの自由度が高いことから、スポーツカーに採用されることが多いです。
 
 しかしスポーツカーのみならず、大きなボディを持つクルマやハイエンドな乗用車に搭載される例も見られます。
 
 今回は、現行モデルのなかで6気筒エンジンを搭載している国産乗用車を3台紹介します。

【画像】「えっ…!」 これが「6気筒エンジンの」国産車です(30枚以上)

●トヨタ「ランドクルーザー 300」

 トヨタの本格オフロードSUVとして、世界各国で人気を博しているランドクルーザーシリーズ。

 現在3つのシリーズ展開があるなかで、ランドクルーザー300は快適性を重視した高級志向なモデル「Station Wagon」として君臨し、「ランドクルーザー=高級」なイメージを牽引しています。

 プラットフォームには「新GA-Fプラットフォーム」を採用し、先代モデルより200kgの軽量化と更なる高剛性化、低重心化を実現。

 ボディサイズは全長4950mm-4985mm×全幅1980mm-1990mm×全高1925mm、ホイールベースは2850mmと、ランドクルーザーシリーズのなかで最も大きなボディを有します。

 エクステリアはランドクルーザーらしさを継承しつつ、オフロード走行時のダメージを受けにくいランプ位置やバンパー造形などの機能美を追求。

 一方インテリアは、悪路でもクルマの姿勢をとらえやすい水平基調のインストルメントパネルを採用し、直感操作ができるスイッチ類を機能ごとにレイアウトするなど、形状や色など操作性を考慮したデザインとなっています。

 パワートレインは最高出力415馬力・最大トルク650Nmを誇る3.4リッターV型6気筒ガソリンエンジンと、最高出力309馬力・最大トルク700Nmを誇る3.3リッターV型6気筒ディーゼルエンジンを用意。

 価格(消費税込、以下同)は510万円から800万円で、現在は一時受注を停止しています。

●日産「エルグランド」

 エルグランドは日産のフラッグシップミニバンで、初代は1997年5月に登場。

 高級感を前面に打ち出した堂々としたスタイリングや豪華な内装などで、デビュー早々に支持を集めました。

 現行モデルとなる3代目は、2010年8月にデビュー。

 歴代エルグランド同様の堂々としたスタイリングはそのままに、低重心の新プラットフォームにより優れた乗り心地と快適性、そして高い直進性や操縦安定性を確保しました。

 パワートレインは、最高出力170馬力・最大トルク245Nmを発揮する2.5リッター直列4気筒エンジンと、最高出力280馬力・最大トルク344Nmの高性能版、3.5リッターV型6気筒エンジンの2タイプを用意し、トランスミッションはCVTで共通となっています。

 この2.5リッターと3.5リッターのエンジンラインナップは2024年現在も変更されず、継続して採用されています。

 一方でこれまで、エルグランドの大きな特徴である堂々としたスタイリングに対しては、主にフロントマスクのデザインを大きく変更するマイナーチェンジを2014年1月と2020年10月に実施し、イメージの刷新を図りました。

 また2020年10月の改良時には、室内のセンターディスプレイも10インチに拡大したほか、先進運転支援機能についても多くの安全機能を標準装備化しています。

 そして2024年3月に実施された一部仕様変更では、インテリジェントアラウンドビューモニター(移動物検知機能付)とディスプレイ付自動防眩式ルームミラーが全グレードに標準装備され、安全性をさらに高めました。

 価格は408万2100円から837万8700円です。

●マツダ「CX-60」

 CX-60は2022年9月にデビュー。

 国内向けのCXシリーズとしては5車種目にあたり、車格としては国内向けCXシリーズの最上級車種CX-8と、ミドルクラスの主力車種CX-5の中間的な位置づけになります。

 ボディサイズは全長4740mm×全幅1890mm×全高1685mm、ホイールベースは2870mmです。

 エクステリアはデザインテーマ「魂動(こどう)SOUL of MOTION」を更に昇華させ、自然と調和する日本人の感性を活かしたタフさと緻密さを表現。

 またFRの駆動方式であることから、フロントオーバーハングも短くデザインされ、スポーツカーや高級セダン的な雰囲気を漂わせています。

 一方インテリアはダッシュボード中央にメインモニターを配置するオーソドックスなレイアウトながら、シルバー加飾や合成皮革、ナッパレザーシートなどの内装材が用いられるなど、質感も非常に高いものに仕上がっています。

  パワートレインは2.5リッター直列4気筒ガソリンエンジン「SKYACTIV-G 2.5」とこれにモーターを組み合わせたプラグインハイブリッド「e-SKYACTIV PHEV」のほか、3.3リッター直列6気筒ディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 3.3」と、モーターを組み合わせたディーゼルハイブリッドの「e-SKYACTIV-D 3.3」を用意。

 価格は322万3000円から646万2500円です。

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みんなのコメント

15件
  • cli********
    どれも車体に応じた排気量だと思うけど
  • nib********
    5LのV8とかじゃないと、大排気量という感じはしない。
    3.5L前後だと、せいぜい「比較的大きな」くらいですね。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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