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アルファードのドア開閉速度アップなんかできるんか!! アップデートで超便利になるKINTOのサービスがすごい

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アルファードのドア開閉速度アップなんかできるんか!! アップデートで超便利になるKINTOのサービスがすごい

 『KINTO』ってサブスクだけじゃなの!?!? 『KINTOファクトリー』なら納車済みのトヨタ車(サブスク以外の車両も可)をリフレッシュ/アップグレードできるらしい!! あなたの愛車のお悩み解決するかも?? 

※本稿は2023年8月のものです
文/ベストカー編集部、写真/KINTO、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2023年9月26日号

アルファードのドア開閉速度アップなんかできるんか!! アップデートで超便利になるKINTOのサービスがすごい

■そんな細かいところまでアップデートできるの!?!?『KINTOファクトリー』が面白い!

『KINTOファクトリー』の目玉は、先代アル/ヴェルのパワースライドドア開閉速度アップ!! ある程度ゆったり動いたほうが高級感はあるが、「もう少し速くても……」という各所のニーズに応える絶妙なメニューだ

 最近トヨタ車について調べたり、見積もりを取ったりすると何かと目にするのが、クルマを月々定額で乗れる、サブスクリプションサービスを展開するKINTO(キント)の名前だ。

 そのKINTO、2022年より納車済みのトヨタ車オーナー向けに愛車をカスタム、もしくはリフレッシュプランを提供する『KINTOファクトリー』というサービスを開始しているのだが、ここの商品がとても面白い。

 なかでも一番の注目どころは『先代アルファード/ヴェルファイア・パワースライドドア速度アップ』だという。開閉速度アップってまたマニアックな……気になるので取材しに行ってみた!

■開閉時間を1秒短縮! 施工時間も超早い!!

実際に施工していただいた時の様子がコチラ。車両に通信ケーブルを接続すれば、あとはスタッフがパソコンを操作しプログラムを更新する

 取材現場に向かうと、そこには『開閉速度アップ』施工前のアルファードとパソコンが一台ポツンとあるのみ。

 てっきり分解してパワフルなモーターを組み込むのかと思ったらそうではなく、作業内容は、新しい制御プログラムを専用端末とパソコンを使って車両へ流し込むのみだという。実際に作業してもらうと、施工は15分ほどで終了!

 実際に施工したクルマと未施工のクルマでその違いを見比べたら、その差は歴然。さらにタイムを計ってみると、開き時間は1秒、閉じ時間は1.6秒も速い! 地味だけどこれは凄い! ちなみにこれの施工価格は1万4300円からだ。

 ただ、気になるのはどうしてこの商品を企画したのだろう? 担当者に聞いてみた。

■あなたの声が既存の車を進化させる!?!? 

開閉速度アップ施工車にはこのようなステッカーが貼られる

 KINTOファクトリーが商品を考える際、一番はお客様の声を聞くという。販売店などから集まってきた意見を元に商品化可能なものを販売店や各方面と検討し、開発する。この開閉速度アップも、タクシーや法人などからの声が多く寄せられ実現したものだ。

 商品数だが、現在19車種合計で74品を用意し、今後さらに増やしていく予定だ。一方でKINTOファクトリーのサービスを受けられる販売店はまだ多くなく、7都府県の対象店舗のみでしか施工できないという。今後対象店舗は広げていきたいと語っていた。

 最後にこのサービスは誰が受けられるものなのか? 基本的にトヨタの対象車、かつ保安基準適合のクルマならKINTO会員でなくてもサービスを受けられるという。

 今後も魅力的な商品を送り出していくというKINTOファクトリー。もし気になったら、ぜひ一度公式HPを覗いてみてはいかがだろう?

【番外コラム】ほかにもある! KINTOファクトリーのおすすめ商品

●先代アル/ヴェル:なめらかブレーキ

ブレーキの制御プログラムを書き換え、減速時や停車時の車体揺れを防ぐ。価格:1万9800円

●初代86:リフレッシュサービス

 劣化によりくたびれたエンジン、足回り、ブレーキの部品を交換! 価格:9万9000円~。

●GRヤリス:アップグレードサービス

 KINTOファクトリー一番の売れ筋商品。エンジン出力UPなどオーナーの好みに合わせてセッティング変更可能 価格:14万1400円。

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