GT40を再現するにあたって選んだ国産のベース車両はおなじくミッドシップのMR-S。ところが、あのGT40のワイド感を出すのに相当苦労したみたいです。そこを学生の知恵と工夫で乗り越えたレプリカがNATS GT40-PSでした。
製作した日本自動車大学校の学生に話を聞くと、まず最初に教えてもらったのがこのフロントカウルが一体成型のFRP製だということ。似ているバンパーをベースに…なんて考えはいっさいなく、しかもGT40の実物を参考にすることももちろんできず、写真を見ながらFRPを張るための型を製作したそうです。
リヤクォーターのブリスター感もうまく表現。
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