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【試乗】新型 メルセデス・ベンツ Aクラスセダン|ハッチバックを凌駕する!? 小さなセダンがもつ大いなるゆとり

掲載 更新 36
【試乗】新型 メルセデス・ベンツ Aクラスセダン|ハッチバックを凌駕する!? 小さなセダンがもつ大いなるゆとり

コンパクトでもメルセデス然としたスタイリング

初代Aクラスが登場してからもう23年を迎える。

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この約四半世紀で、時代とともにその形は変わってきた。

最初は近未来的で、少しハイトがあるコンパクトなモデルだった。

それは高級とか頑丈というよりも、これからの自動車を示唆するような未来的要素を含有したものであった。

そしていまAクラスは、このクラスではこれ以上ない装備を装着されている。

2つ上のクラスと比べても、遜色のない装備だ。

ハッチバックがメインであったが、Aクラスでは4代目にして初めてセダンが登場した。

ハッチバックの基本コンポーネントに、トランクとキャビンを分けたスタイリングにしたノッチバックである。

横から見たデザインはなかなか貫禄があって、メルセデスはセダンのスタイリングに一日の長があると感じる。

それは非常に落ち着いた佇まいといっていい。

エンジンバリエーションは、いずれもガソリンで1.4Lと2.0Lの2つのユニットにターボチャージャーが装着されている。

今回試乗したのは、A250セダンに4WDを搭載した2Lモデル「A250 4MATIC Sedan」だ。 

ハッチバックを凌駕する乗り心地と静粛性

2Lターボユニットから224馬力を発揮し、トルクは36kg・mもある。

スペックから見てもわかるとおり、最高出力よりもドライバビリティを重んじたモデルだ。

では、実際に試乗してみよう。

内装はハッチバックと変わらない。

しかしエンジンを始動すると、静粛性がすこぶる良好であることがわかる。

レバーをDに入れてアクセルをゆっくりと踏んでいく。

DCT方式のATだが滑らかでいい。クリープも穏やかで乗りやすい。

アクセルを踏んで少し速度を上げる。

明らかにハッチバックよりも乗り心地がいい。静粛性も上だ。

FFベースだが、下り坂でもフロントヘビーという感覚はない。

ソフトなコーナリングは落ち着いていて、その様はスタイリングと類似している印象だ。

路面の段差を乗り越える音も「トンットンッ」と、いい音をして乗り越える。

17インチのタイヤとの相性の良さを感じた。 

4WDがもたらすゆとり

上り坂で少し加速すると、安定感がとてもいい。

フロントと路面とのコンタクトが希薄になると、ステアリングフィールに落ち着きがなくなるが、それだががまったくない。

左右に振れやすくなるシチュエーションだが落ち着いている。

FFのみで大きなトルクを扱うのはやはり難しいのだろうか。

この雰囲気で4WDというのはドライバーにゆとりを感じさせる。

A250 4MATIC Sedanは、酸いも甘いもかみ分けた浮ついていない人が乗る。

そんなオーラが、外観とパフォーマンスからうかがえる車だ。  文/松本英雄、写真/篠原晃一【試乗車 諸元・スペック表】●メルセデス・ベンツ A250 4MATIC Sedan型式5BA-177147M最小回転半径5m駆動方式4WD全長×全幅×全高4.55m×1.8m×1.43mドア数4ホイールベース2.73mミッション7AT前トレッド/後トレッド1.57m/1.58mAI-SHIFT-室内(全長×全幅×全高)-m×-m×-m4WS-車両重量1530kgシート列数2最大積載量-kg乗車定員5名車両総重量-kgミッション位置コラム最低地上高0.14mマニュアルモード◯  標準色ポーラーホワイト、ジュピターレッドオプション色デジタルホワイト、コスモスブラック、デニムブルー、イリジウムシルバー、マウンテングレー、モハーベシルバー掲載コメント-型式5BA-177147M駆動方式4WDドア数4ミッション7ATAI-SHIFT-4WS-標準色ポーラーホワイト、ジュピターレッドオプション色デジタルホワイト、コスモスブラック、デニムブルー、イリジウムシルバー、マウンテングレー、モハーベシルバーシート列数2乗車定員5名ミッション位置コラムマニュアルモード◯最小回転半径5m全長×全幅×全高4.55m×1.8m×1.43mホイールベース2.73m前トレッド/後トレッド1.57m/1.58m室内(全長×全幅×全高)-m×-m×-m車両重量1530kg最大積載量-kg車両総重量-kg最低地上高0.14m掲載用コメント-エンジン型式260環境対策エンジンH30年基準 ☆☆☆☆種類直列4気筒DOHC使用燃料ハイオク過給器ターボ燃料タンク容量51リットル可変気筒装置-燃費(10.15モード)-km/L総排気量1991cc燃費(WLTCモード)12.9km/L└市街地:9.1km/L└郊外:13km/L└高速:15.6km/L燃費基準達成-最高出力224ps最大トルク/回転数n・m(kg・m)/rpm350(35.7)/4000エンジン型式260種類直列4気筒DOHC過給器ターボ可変気筒装置-総排気量1991cc最高出力224ps最大トルク/回転数n・m(kg・m)/rpm350(35.7)/4000環境対策エンジンH30年基準 ☆☆☆☆使用燃料ハイオク燃料タンク容量51リットル燃費(10.15モード)-km/L燃費(WLTCモード)12.9km/L└市街地:9.1km/L└郊外: 13km/L└高速: 15.6km/L燃費基準達成-自動車テクノロジーライター松本英雄自動車テクノロジーライター。かつて自動車メーカー系のワークスチームで、競技車両の開発・製作に携わっていたことから技術分野に造詣が深く、現在も多くの新型車に試乗する。車に乗り込むと即座に車両のすべてを察知。その鋭い視点から、試乗会ではメーカー陣に多く意見を求められている。数々のメディアに寄稿する他、工業高校の自動車科で教鞭を執る。『クルマは50万円以下で買いなさい』など著書も多数。趣味は乗馬。

メルセデス・ベンツ Aクラスセダン(現行型)の物件一覧はこちらメルセデス・ベンツ Aクラスセダン(現行型)のカタログはこちら   

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みんなのコメント

36件
  • 画像の通り、Aクラスの外観でEクラスの内装だったら良いな〜
  • これ書いてるのは本業の人?

    話が上手く繋がってないっつーか読みづらいな
    内容もなんか薄っぺらいし
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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