バカ売れしても納車待ちにならずに手に入る
2020年3月の国産車販売台数のベスト10は、軽自動車を含めると、1位ホンダN-BOX/22078台、2位ダイハツ・タント/17370台、3位トヨタ・カローラ/16327台、4位スズキ・スペーシア/16077台、5位ホンダ・フィット/14845台、6位ダイハツ・ムーブ/14023台、7位トヨタ・ヤリス/13164台、8位トヨタ・ライズ/12009台、9位日産・デイズ/11612台、10位トヨタ・シエンタ/10456台、そして11位にスズキ・ハスラー/10372台と続いている。
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そのなかで、販売台数の伸び率がとくに著しいのがハスラーで、前月比178.6%、前年同月比172.3%と急伸長。スーパーハイト系軽自動車でもなく、ハイトワゴン系軽自動車でもなく、また、話題のコンパクトカーでもないクロスオーバー軽の人気が突出していると言っていいかもしれない。
その理由のひとつが、ほかにないカテゴリーであり、同種だったダイハツのキャスト・アクティバはハスラーに敗れ、今では存在しない。そんななか、東京オートサロンでも話題のダイハツのクロスオーバーモデル、タフトが2020年6月の発売(コロナウイルスの状況により変更あり)を前に、軽自動車としては異例の先行発売を開始(基本的に店頭にて)。
2020年5月31日までに予約し、6月21日までに成約すると、Aコース:カタログギフト、Bコース:ワイヤレスブルートゥーススピーカー、Cコース:電気カフェケトル、Dコース:ハンディコーヒーメーカーのひとつがもれなくもらえるキャンペーンを行っている。ハスラーのようなワゴンとSUVを掛け合わせたような、アウトドアやキャンプ、車中泊にも便利な軽自動車を探していた人にとって、ハスラー以外の選択肢として、先行予約を含め、大いに気になるところだろう。
では、先行予約のメリットだが、上記のキャンペーンに乗っかれることだけではない。マスクの先行予約販売と同様、いち早く手に入れることができる。もしバカ売れしても、発売後、納期何か月……というような状況も避けられることになる(その可能性大)。
もちろん、誰よりも早く乗ることができ、街に、郊外に、山に、海に繰り出せるわけで、新型車で注目を浴びたい、目立つことが好きな人にも、自己満足的な大きなメリットがある。
値引きが期待できないことに加え走りや乗り心地がわからない
が、逆に言えば、メリットはそれぐらい。東京オートサロンでじっくり見た人は別にして、たとえば現車を見ないで注文すれば、デザインはもちろん、シートの座り心地、荷室の使い勝手、シートアレンジのしやすさなど、思っていたものと違う……ということになりかねない。
また、ナンバーなしの展示車をショールームで確認できたとしても、試乗ができないと運転のしやすさ、運転視界、乗り心地、動力性能などで想像どおりとは言えず、満足できないこともある。もっとも、タフトが、ライズやロッキーにも使われている基本骨格=DNGA採用のタントベースであることを考えると、乗り心地や操縦安定性に不満が出ることはまずないと思えるが(タントのデキがめっぽういいので)、感覚、期待度の大きさは人それぞれ。先行予約ゆえに試乗ができないとすれば、小さな賭けになることもある。
もちろん、空前のクロスオーバーSUVブームの最中であり、ライバルの少ない人気のカテゴリーだけに、そしてハスラーがそうであるように、初期の受注での値引きは最小限。のちに値引きがゆるんでも、そうは大きくないはずだが、先行予約だと値引きに期待できないのは間違いない。現時点で価格が公開されていないのも気になるところではあるが、ハスラーを意識しているはずなので、NA、ターボともに、ひとまずはハスラーの価格を参考にすればいいだろう。
そして先行予約だけでなく初期型を購入した際のデメリットになりがちなのが、のちの仕様変更。日本車の場合、少なくてもマイナーチェンジまでは”予定されている”仕様変更はないのが通例だが、マツダ車のように、毎年のように”善意”の仕様向上があるクルマもあったりする(いつ買えばいいのか悩むが、情報を知らずに済めば気にならない!?)。
ちなみに、ボク自身の愛車(輸入車)は、新型車輸入第一弾の船に乗せられた車両を春に購入したものの、いきなり夏に部分的とはいえ大々的な仕様変更があって、かなりがっかりさせられた経験がある。かなりレアなケースと言えるけれど、誰よりも早く乗るメリットの裏側にそんなデメリットが潜んでいることもあるということだ。
この記事を執筆している時点では新型コロナウイルス感染による非常事態宣言が出されているが、その最中の先行予約だからないとは思いたいが、発売、納期が延びる可能性もある。現在乗っているクルマの車検が迫っている場合や、その間にほかに欲しいクルマが出てくるとも限らないので、先行予約にかかわるキャンセルの条件などもしっかり確認しておきたい。
※4月20日時点では新型コロナウイルスの影響で、販売時期、内容について未確定な部分もあるというので、直接、販売店に確認していただきたい。
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