現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 初公開のホンダ新型「オデッセイ」は精悍六角形グリルで登場!? 日本で年内終了も海外で生き残る新型モデルの姿とは

ここから本文です

初公開のホンダ新型「オデッセイ」は精悍六角形グリルで登場!? 日本で年内終了も海外で生き残る新型モデルの姿とは

掲載 7
初公開のホンダ新型「オデッセイ」は精悍六角形グリルで登場!? 日本で年内終了も海外で生き残る新型モデルの姿とは

■広汽ホンダ唯一のミニバンとしてラインナップ

 ホンダの中国における合弁企業「広汽ホンダ」は、中国仕様の新型「オデッセイ」を広州モーターショー2021(2021年11月19日から28日まで開催)で初披露しました。

【画像】ホンダ新型「オデッセイ」発表!? 新顔採用した姿とは? 実車の画像などを見る(20枚)

 日本では2021年内の生産終了が発表されているオデッセイですが、中国仕様は改良を受けて継続して販売される模様です。中国ではどんなミニバンとして位置づけられているのでしょうか。

 ホンダは、中国で広州汽車との合弁である広汽ホンダと、東風汽車との合弁である「東風ホンダ」を展開します。

 中国仕様のオデッセイは広汽ホンダが取り扱う一方、その姉妹車として東風ホンダが中国仕様の「エリシオン」を取り扱うなど、すみ分けされている状況です。

 ただし、広汽ホンダと東風ホンダはともにミニバン(現地ではMPVと呼称される)をそれぞれ1車種しかラインナップしていない状況で、ホンダが2022年以降も日本市場で販売するミニバン「ステップワゴン」や「フリード」は、フリードの2列シート仕様も含めて中国に導入されません。

 ちなみにSUVやセダンに関して、広汽ホンダと東風ホンダはともに複数車種を扱っています。

※ ※ ※

 中国仕様のオデッセイは、広州モーターショー2021で発表された新型モデルで外観デザインを刷新。日本で2020年11月におこなわれたビッグマイナーチェンジに準ずる、新たな外観を手に入れました。

 水平基調のメッキ加飾が施された、六角形のフロントグリルが特徴的です。

 快適装備として、両側パワースライドドアや4ウェイ電動2列目シート、最新のコネクティッドシステム「ホンダコネクト3.0」を採用したほか、予防安全システム「ホンダセンシング」も搭載。

 パワーユニットは2モーターハイブリッドシステム「i-MMD」を採用します。

 中国市場におけるオデッセイの売れ行きは好調だと広汽ホンダは説明。2021年1月から10月の累計販売台数(3万9293台)は、前年同期比で21.6%増加しました。

 一方日本市場では、オデッセイは前述のとおり2021年末をもって生産を終了。1990年代のRVブームの頃、ステップワゴンや「CR-V」と並んでホンダの販売をけん引したオデッセイですが、27年の歴史に幕を降ろします。

 2022年以降、日本のホンダミニバンラインナップがどのように変化するのかも含めて、注目されます。

 それではここでクイズです。

 日本市場では2022年以降、ホンダのフラッグシップミニバンとなるステップワゴンですが、歴史を振り返るとなかでも大きく進化したのは、2005年から2009年に発売された3代目モデルだったといえます。

 とくに、ステップワゴン初の両側スライドドア採用は大きなトピックとして挙げられるほか、乗用ミニバン初のフローリングフロア採用など、ユニークな提案もありました。

 また、低床・低重心プラットフォームの採用により、従来と同等の室内高を保ったまま低全高化も実現しています。

 そんな3代目ステップワゴンですが、2代目モデルとの比較で全高は何mm低くなっているでしょうか。

【1】55mm

【2】65mm

【3】75mm

【4】85mm

※ ※ ※

 正解は【3】の「75mm」です。

 ホンダによると、2代目と3代目のステップワゴンを比較した場合(FFモデル)、75mmの低全高化を実現したほか、60mmの低床化、40mmの低重心化を達成。

 2列目床面地上高390mmも実現したことで、乗り降りしやすいワンステップフロアとしたことも注目されました。

※クイズの出典元:カーデイズ

こんな記事も読まれています

メルセデスベンツ、アップルウォッチで車両情報を確認可能に
メルセデスベンツ、アップルウォッチで車両情報を確認可能に
レスポンス
製造期間わずか[10カ月]!? 初代[シビック]のスポーツモデルである[シビック1200RS]が想像以上にヤバい
製造期間わずか[10カ月]!? 初代[シビック]のスポーツモデルである[シビック1200RS]が想像以上にヤバい
ベストカーWeb
同乗者が12歳未満だらけなら7人乗りミニバンに10人乗れるってマジ!? 安全面で問題のある道交法の「乗車定員」の考え方は見直すべきだろ!
同乗者が12歳未満だらけなら7人乗りミニバンに10人乗れるってマジ!? 安全面で問題のある道交法の「乗車定員」の考え方は見直すべきだろ!
WEB CARTOP
トランプ再選で「台湾軽視」加速? 日本企業3000社以上進出、有事リスクをどう捉えるべきか
トランプ再選で「台湾軽視」加速? 日本企業3000社以上進出、有事リスクをどう捉えるべきか
Merkmal
「すごい横転事故…」 首都高羽田線が一時「通行止め!」 東品川の“合流部”で「衝突事故」発生 「完全ストップ」で2車線ふさぐ… 湾岸線や海岸通りも大混雑に
「すごい横転事故…」 首都高羽田線が一時「通行止め!」 東品川の“合流部”で「衝突事故」発生 「完全ストップ」で2車線ふさぐ… 湾岸線や海岸通りも大混雑に
くるまのニュース
ソニー・ホンダの次世代EV『AFEELA』にZoom導入、車内会議が可能に
ソニー・ホンダの次世代EV『AFEELA』にZoom導入、車内会議が可能に
レスポンス
トヨタ、WRCマニュファクチャラー選手権4連覇。エバンス今季初優勝、全3台がラリージャパンの上位占める
トヨタ、WRCマニュファクチャラー選手権4連覇。エバンス今季初優勝、全3台がラリージャパンの上位占める
AUTOSPORT web
レッドブル&HRC密着:バトルよりタイヤ温存を優先。ノリスの前でフィニッシュするための戦略を遂行したフェルスタッペン
レッドブル&HRC密着:バトルよりタイヤ温存を優先。ノリスの前でフィニッシュするための戦略を遂行したフェルスタッペン
AUTOSPORT web
マーベリック・ビニャーレスの最新レプリカモデル「RX-7X マーベリックオークリー」がアライヘルメットから登場!
マーベリック・ビニャーレスの最新レプリカモデル「RX-7X マーベリックオークリー」がアライヘルメットから登場!
バイクブロス
ガッチリ固定・ワイヤレス充電「スマートフォンホルダー +e」がデイトナから発売!
ガッチリ固定・ワイヤレス充電「スマートフォンホルダー +e」がデイトナから発売!
バイクブロス
ワゴン専用になったVW『パサート』、524万8000円で日本発売 PHEVはEV航続142kmに
ワゴン専用になったVW『パサート』、524万8000円で日本発売 PHEVはEV航続142kmに
レスポンス
「“新型”スカイライン」登場はいつ!? 北米では「次期型」を示唆! 67年・13世代続いた「老舗ブランド」の刷新で「ニッサン復活」を目指せ!
「“新型”スカイライン」登場はいつ!? 北米では「次期型」を示唆! 67年・13世代続いた「老舗ブランド」の刷新で「ニッサン復活」を目指せ!
くるまのニュース
シンプルなデザインが光る新製品「RAPIDE-NEO 46works/ラパイド・ネオ 46ワークス」がアライヘルメットから12月下旬発売!
シンプルなデザインが光る新製品「RAPIDE-NEO 46works/ラパイド・ネオ 46ワークス」がアライヘルメットから12月下旬発売!
バイクブロス
「大人レゴ」にマンセルのウィリアムズF1マシン登場、価格は1万2480円
「大人レゴ」にマンセルのウィリアムズF1マシン登場、価格は1万2480円
レスポンス
[NAでFR]のロードスターと[ターボでFF]のスイフトスポーツを比べてみた
[NAでFR]のロードスターと[ターボでFF]のスイフトスポーツを比べてみた
ベストカーWeb
ペレス「マックスのすごさを実感した一年。ベストのマシンがないときでも卓越した仕事をし、チームの推進力となった」
ペレス「マックスのすごさを実感した一年。ベストのマシンがないときでも卓越した仕事をし、チームの推進力となった」
AUTOSPORT web
いすゞの「“4人乗り”和製スーパーカー」! 4.2リッター「V8」×MTの「MRマシン」に反響多数! 超カッコイイ「4200R」が「欲しい」「憧れる」と話題に
いすゞの「“4人乗り”和製スーパーカー」! 4.2リッター「V8」×MTの「MRマシン」に反響多数! 超カッコイイ「4200R」が「欲しい」「憧れる」と話題に
くるまのニュース
F1に導入されるドライバー冷却キットはどんなモノ? 初年度の2025年はクールスーツだけど……チームに独自開発許される
F1に導入されるドライバー冷却キットはどんなモノ? 初年度の2025年はクールスーツだけど……チームに独自開発許される
motorsport.com 日本版

みんなのコメント

7件
  • そりゃ開発費の回収には中国市場が必要だね。
    たくさん利益だして日本にも良い車をお願いしますよ。
  • ホンダはもう日本は軽だけでいいと思ってるんだろな、後はオマケか
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

480.0516.5万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

9.9539.8万円

中古車を検索
オデッセイの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

480.0516.5万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

9.9539.8万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村