ラリーカーのデモランやはたらく自動車の展示も行われる
2023年1月22日(日)、愛知県蒲郡市で初めて行われた「パワステがまごおり」は成功裏に終わった。WRCドライバー勝田貴元選手の祖父である勝田照夫氏が代表を務める「パワステがまごおり実行委員会」は、2024年1月21日(日)にその第2回目が開催することを決め、そのラリーへの参加者を募集していたが、応募多数で受付終了を待たずして募集を締め切ることとなった。
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Rally三河湾のプレイベントは参加募集も瞬殺で締め切られる
近年のクラシックカー・ラリー・ブームと、ラリージャパンの開催と、ラリー熱が高まっている愛知県で、2023年1月に初めて開催された「パワステがまごおり」が第2回目の開催に向けて準備が進んでいる。 その舞台となる蒲郡市は、南側が三河湾に面し、北側には三河湾スカイライン(県道525号 蒲郡環状線)など山々をめぐる山間ルートも持つ、海も山も楽しめる愛知県南部に位置する観光都市である。
西浦温泉、三谷温泉、形原温泉、蒲郡温泉という4つの温泉街、ミニサーキットの「スパ西浦モーターパーク」も有しており、マリンリゾート施設「ラグーナテンボス」やテーマパーク「ラグナシア」、そして「ボートレース蒲郡」といった観光スポットも多数備えた街である。そして2024年の全日本ラリー選手権開幕戦となる「Rally 三河湾 2024」の開催地としても今注目を浴びる存在でもある。
2023年1月に開催となった第1回目の「パワステがまごおり」には、モリゾウことトヨタ自動車の豊田章男会長も来場し、自らトヨタGRヤリス・Rally1を駆りデモランを披露するなど、このイベントを盛り上げていた。
2回目の開催となる「パワステがまごおり」は、前回同様、愛知県蒲郡市海陽町のラグーナビーチ(大塚海浜緑地)をメイン会場として開催。ラリーカーのデモランやはたらく自動車の展示や、同地区から出航する三河湾のクルージング体験なども行われる。
そのメインのイベントとなるスカベンジャーラリーは、いわゆる買い物ラリー。設定したルート(総走行距離40km程度)を走行しながら、主催者が用意した課題などをクリアしながら規定の時間内でゴールするというもの。今回の、このスカベンジャーラリーについては、2024年3月1日(金)~3日(日)に蒲郡市をメイン会場として開催する「Rally 三河湾 2024」のプレイベントとして開催されることとなる。
「パワステがまごおり2024」開催を前にこのスカベンジャーラリーでは上限100台の募集が行われた。対象車両は、クラッシックカー、スポーツカー、ラリーカー、普通乗用車とゆるめの設定。前回はこの募集告知から締め切りまでの期間が短かったこともあって、73台の参加に留まったが、今回は募集開始から応募も多く、12月15日の締め切りを待たずして、11月末にはその上限に達してしまっていた。
開催を前に盛り上がりを見せる愛知県蒲郡市の「パワステがまごおり」、新しく開催される「Rally三河湾」のプレイベントとしても大いに注目したい。ちなみに、参加車両の募集は終了しているが、現在も引き続き車両誘導や会場設営のボランティアスタッフは募集をしている。
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