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【DSオートモビル「DS7 クロスバック」 vol.1】モダンアートとハイテクが融合した唯一無二のクロスオーバー

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【DSオートモビル「DS7 クロスバック」 vol.1】モダンアートとハイテクが融合した唯一無二のクロスオーバー

2018年7月から発売された「DS7 クロスバック」は、DSオートモビルのフラッグシップ クロスオーバーだ。DSオートモビルは2009年にシトロエンの高級サブブランドとしてスタートしたが、2014年にPSAグループの中のプレミアムブランドとして独立した。

DSオートモビルの第1弾

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プジョー、シトロエン、オペルなど複数ブランドを束ねるPSAグループのカルロス・タバレス会長は2015年からDSは、シトロエンのダブルシェブロン・マークを付けない独立したブランドにすると決定。それより少し前から中国では長安PSA(長安汽車/PSA合弁会社)によってDSが独立ブランドとして展開しており、DS 5LSを筆頭に中国専売車種が投入されている。これらDSオートモビルのクルマは、DSウインググリルとDSのエンブレムを新たに採用している。

DSは専用の販売チャンネルも立ち上げている。日本でもDSオートモビルのクルマはシトロエン販売店とは区別され、DSストアで販売される。もちろんまだ全国的にはDSストアは少数だが、徐々に拡充する計画だ。


現在のDSシリーズのラインアップはシトロエンからの派生モデルだが、新たに登場したDS7 クロスバックは、DSオートモビルとして開発された初のモデルで、DSオートモビルのスピリットをこれでもかと注ぎ込んだモデルなのだ。その注目のDS7 クロスバックに試乗した。

試乗したグレードは上級グレードのグランシックのガソリン・モデルとディーゼル・モデル。なおエントリーグレードのソーシックはディーゼルのみの設定だ。

パッケージングとデザイン

DS7 クロスバックの骨格はPSAグループの新世代プラットフォーム「EMP2」を採用している。EMP2は、4ドア&5ドア、ワゴン、MPV、SUV、クーペ、カブリオレなど多様なボディに対応でき、さらに電気駆動化にも適合するという。

DS7 クロスバックのボディサイズは、全長4590mm、全幅1895mm、全高1635mm、ホイールベース2730mmで、SUV/クロスオーバーのC+セグメントでも大きめのサイズだ。競合するのは、日本車ではホンダの新型CR-V、日産エクストレイル、マツダCX-5、スバルフォレスターなどと同クラスになる。輸入車ではアウディQ3、BMW X1、メルセデスGLC、ボルボXC40より大きく、X3やXC60より小さいというポジションがDSとしての狙いだろう。


DS7 クロスバックの全体のフォルムはクロスオーバーSUVの定石通りといえるが、エクステリアやインテリアのデザインは他車を圧倒する唯一無二の存在感といえる。フレンチラグジュアリーを五感に訴えるデザインとされ、デザインの基調は菱形のダイヤモンドクロスで、エクステリアもインテリアも徹底してこのモチーフが採用されている。

特にインテリアは、アバンギャルド精神とオートクチュールのような細部にこだわった上質な仕上げの融合は、独壇場といえる。シックなインテリアには金属パーツも多用されているが、それらはギラギラした質感ではなく、サテン仕上げであったりダイヤモンドカットを加えることでエレガントな風合いで統一されている。

こうしたインテリアの上質さ、ディテールの作り込みは、遥かに上級のD、Eセグメントのプレミアムカーを上回るレベルにあり、DS7 クロスバックを所有する人にとっては、かけがえのない満足感が得られるはずだ。

このデザインや上質さはDS7 クロスバックの大きな武器であり価値である。また、そうしたデザインや仕上げの良さだけでなく、シートの座り心地のよさ、走行中のキャビン内の静かさなど機能や性能面でもクラスのトップレベルにある。<レポート:松本晴比古/Haruhiko Matsumoto>

DS7 クロスバック 諸元表



DSオートモビル 関連情報
DSオートモビル・ジャポン 公式サイト

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