■超人気の「コンパクトワゴン」が生産終了?
ダイハツは公式サイトで、ハイトワゴン「トール」現行モデルの生産を2024年10月下旬で終了したと発表しました。
在庫のみの販売となるようですが、どのような状況なのでしょうか。
【画像】超カッコイイ! これが「次期型ルーミー」!? (69枚)
トールは2016年11月に登場したハイトワゴンです。
ダイハツが軽自動車で培ったノウハウを活かし、「子育てファミリーの日常にジャストフィットするコンパクトファーストカー」として、コンパクトなボディに便利な両側スライドドアや使い勝手のよいシートレイアウトを採用。
同時に、トヨタには「ルーミー」として、スバルにも「ジャスティ」としてそれぞれOEM供給しており、なかでもルーミーは2023年度の新車販売台数ランキングで8位(7万6733台)を記録。2024年10月の単月でも1万2868台を登録し、3位となるなど、小型乗用車として大人気のモデルとなっています。
ボディサイズは全長3700mm×全幅1670mm×全高1735mmと非常にコンパクトですが、室内長2180mm×室内高1355mmを確保し、かなり大きな居住スペースを持つことが特徴です。
前席は左右セパレートタイプで、かつインパネシフトを採用したことで、前後左右のウォークスルーが可能。さらにシートはフルフラットにすることもできます。
またリアシートはダイブダウンや長い前後調整に加え、各種収納やカップホルダーを多く設けるなど、細部に至るまで利便性を高める工夫がなされています。
2020年9月には改良が実施され、デザインの刷新や先進運転支援「スマートアシスト」の機能向上を図りました。
これにより、全車速対応のアダプティブクルーズコントロールが設定され、停車時にブレーキを踏んだ状態を維持する電動パーキングブレーキの採用など、機能性を大幅に向上。
その一方で価格(消費税込・トール/ルーミーいずれも同価格)は156万6500円から210万円と比較的低く抑えている点も魅力的なポイントと言えます。
なお、ダイハツによる認証不正があったことで2023年には一時期出荷が停止されていましたが、2024年4月に再開しています。
そして今回、ダイハツの公式サイトでは「2024年10月下旬をもちまして、トールの現行モデルの生産を終了いたしました。販売会社での在庫がなくなり次第、現行モデルの販売を終了させていただきます」とアナウンスしています。
これには11月の法規改正が関係しています。
直近ではバックモニターやバックセンサーなどの後退時車両直後確認装置の標準装備が義務付けられることになり、ダイハツでも11月に入り、「ハイゼットカーゴ」や「アトレー」「ロッキー」も法改正に伴う改良モデルを相次いで発表しました。同時に価格の改定(値上げ)も実施されています。
さらに、公式サイトでも上記のアナウンスの最後に、「新規のご注文の際は商品内容・価格に変更がある場合がございます」としており、大幅な変更がないことが予想できます。
今回の生産終了もこれらのモデル同様に一部変更がなされた上で、比較的早い段階で販売再開があるものとみられます。ちなみにダイハツ広報部に確認すると「公式サイトの記載の通り」としており、次期型に関してもしばらく先になりそうです。
なお、ルーミーについては2024年11月8日現在、生産終了に関する公式のアナウンスはありませんが、納期については受注停止しているため「店舗にお問い合わせください」と発表。
一方でスバルはジャスティについて公式サイトで「現行モデルについては、生産終了に伴い、販売店での在庫対応のみとなります。」としており、この2車種も改良が実施されるものとみられます。
販売台数ランキング上位常連の人気車だけに、一部改良モデルの登場が待たれます。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
【愚かなあおり運転の結末】このドライバーが時速178kmで後方から煽っていた先行車の正体は?バカで愚かな行為の非常に痛い代償とは?
リッター「約29km」走れるミニバンは“家庭の味方”!? 「ガソリン価格高騰」の“今”検討したい新車200万円以下のモデルも! 低燃費モデル“トップ5”とは?
【中国】トヨタの“クラウン ミニバン”こと「クラウン ヴェルファイア」がスゴイ! “超豪華”「王冠仕様」の「高級車」! デカすぎグリルがカッコイイ「迫力ミニバン」とは
横須賀~房総半島直結!? 第二アクアライン「東京湾口道路」計画が進行中!? ついに「期成同盟会」も誕生 海老名~富津が「約60km」でつながる“すごい計画”とは
ついに! 浜松~長野つなぐ「青崩峠トンネル」完成!! 南アルプス山岳地帯の「4998m」三遠南信道の最難関部 3月に完成式開催へ
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
9月からはディーラーが既に発注してたモデルしか買えなかった。
タイトルがおかしいです
今更蒸し返してどうなる?