アウトドア・キャンプ・車中泊 [2023.09.09 UP]
【キャンピングカー入門】「バンコン」の特徴とメリット・デメリットは?
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国内アウトドアの大定番!バンコンの特徴ってなに?
アウトドアブームも手伝って、現在人気上昇中のキャンピングカー。様々な種類がある中、いま国内で最も人気を集めているのがバンコンバージョン(通称「バンコン」)であると言われています。
人気のアウトドア系インフルエンサーや芸能人にも愛用者が多いバンコンですが、どのような特徴があるのか知りたいビギナーキャンパーは多いはず。とりわけ、購入を検討している方にとってはメリットやデメリットも気になるところでしょう。
そこで今回は、キャンピングカー入門 第2弾!バンコンの特徴やメリット・デメリットを深掘りします!冒険の相棒探しにぜひお役立てください!
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バンコンってどんなクルマ?特徴やベースになる車種について
バンコンの定番はトヨタ・ハイエース
バンコンは、バンやミニバン、ワンボックス、ワゴン車といったクルマをベースに、キャンピングカー仕様に架装したクルマのことです。アウトドアの本場、アメリカではクラスBに分類されます。
外装には極力手を加えず、居住スペースとなる内装のカスタマイズに注力しているのが特徴。なので、見た目は普通のクルマと変わらないのもポイントです。
ベース車両で現在の定番となっているのがトヨタ・ハイエース。車両のサイズや駆動方式、カスタムパーツなどの種類が豊富で、国内のキャンピングカーメーカーの多くがハイエースをベースとしたモデルを販売しているほか、個人でカスタムしてキャンパーを作り上げるという人にも人気です。
このほか、ハイエースに近いサイズでは日産・キャラバン、輸入車ではフィアット・デュカトがそれぞれ注目のモデル。一回り小さなサイズでは、トヨタ・タウンエースや日産・NV200バネットが主流です。
バンコンのメリット・デメリット
数あるキャンピングカーの種類の中でも、日本で最も売れていると評判のバンコン。それだけ売れているのは、やはり大きなメリットがあるからと言えるでしょう。ここではバンコンのメリット・デメリットを解説します。
バンコンのメリット
普通のクルマと変わらない外見なので、普段の街乗りにも使える
1.運転しやすいサイズ感
先ほど紹介した通り、バンコンのベースはハイエースなどのバンやワンボックスなので、普通免許があれば誰でも運転できるのがメリット。本格的なキャンピングカーと比べると断然取り回しが良く、運転しやすいのも魅力です。
また、駐車スペースも標準のサイズで停められるので、駐車場探しに苦労する場面はそれほど多くないでしょう。
2.目立ち過ぎない外装
大型のキャンピングカーで一般道を走ると、大きなボディや運転席の上に突き出たバンク(寝台)など特徴的なカタチが相まって、何かと目立ちがち。しかしバンコンは普通のクルマと変わらない外見なので、普段の買い物や送り迎えなどにも抵抗なく使えます。
また、装飾が施されていないのはメーカーの安全基準に適合している証でもあり、安全性に優れています。
3.ベース車両のサイズが豊富
ベース車両が豊富なのもバンコンのメリットのひとつ。商用バンでは大きすぎるという場合でも、国産ワゴン車やライトバンといった車種をベースにしたモデルがあり、自分に合ったサイズの車両を選べます。
4.さまざまな装備を追加しやすい
バンコンとひとくちに言っても、標準装備はメーカーによってさまざま。ベッドを架装したシンプルなものから、キッチンやクーラーなど生活に必要な装備を揃えたモデルもあります。
これに自分好みの装備を追加できるのもバンコンの良さ。エアロパーツを装着して個性を演出するも良し、サブバッテリーやソーラーパネルを載せて使える電力を増やすのも良し……自分の使い方に合った一台に仕上げられるのは大きな魅力です。
バンコンのデメリット
1.本格的なキャンピングカーに比べて室内が狭い
キャブコンやバスコンなど本格的なキャンピングカーに比べると車高が低いため、車内では背を屈めなければならないのが難点。場合によっては荷物を居住スペースに積まなくてはならなくなり、窮屈さを感じてしまう可能性もあります。
2.外の気温の影響を受けやすい
バンコンのボディは、熱伝導率が高い鋼材や鉄材が使われています。そのため外の気温の影響を受けやすく、夏は暑く、冬は寒さを感じやすくなっています。
寒暖差や暑さが気になる場合は、断熱処理を施したモデルを選びましょう。
3.燃費が悪い
現行型ハイエースの燃費はカタログ値で8~12km/Lほど。さらに装備を搭載したバンコンであれば車両重量が増えるため、当然燃費は落ちてしまいます。
燃費面を考慮するのであれば、ディーゼル車を選ぶのも一つの手です。
バンコンはこんな人にオススメ!
では、バンコンが合う人はどんな人なのでしょうか。メリット・デメリットを踏まえて紹介します。
1.少人数でアウトドアを楽しみたい人
軽自動車ベースの軽キャンパーより広く、キャブコンより小さなサイズのバンコンは、少人数での旅にオススメ。大人2~4人が寝られるベッドを搭載しているモデルが主流で、夫婦やカップル、ファミリーにちょうどよいモデルと言えるでしょう。
2.短期間のキャンプ・車中泊を満喫したい人
バンコンは1週間以上の長期旅を好む人にはやや手狭なサイズですが、少ない荷物量で楽しめる1~3泊程度のキャンプ・車中泊にピッタリです。
中古車も豊富なバンコン キャンパー!
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バンコンを新車で買う場合、その価格帯は400~800万円。キャンピングカーメーカーによって装備内容は様々ですが、装備の充実ぶりを求めると1000万円以上のモデルもあり、手を出しづらいと感じる方もいることでしょう。
そんな方にオススメしたいのが中古車という選択肢。グーネットでは2023年8月現在で800台以上の物件が登録されており、高年式の車両も豊富。レトロで個性的な車両もあり、思わぬ掘り出し物が見つかるかもしれません。
ぜひ、旅の相棒探しにお役立てください。
>>バンコンの中古車を探す
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みんなのコメント
普通のバンにベッドキット、ポータブル電源など追加した状態と大差ない。
車内で立てないのでシンクやキッチンがあっても使う気になれない。