ル・マン24時間レースを主催するACOフランス西部自動車クラブと、燃料電池ベンチャーのグリーンGTによる共同プロジェクト“ミッションH24”は、PSAグループのカルロス・タバレスCEO兼会長がプロジェクトの開発車『LMPH2G』をテストドライブしたと発表した。
2024年のル・マン24時間に水素燃料電池車(FCV)クラスを創設することを目指し、次世代レーシングカーの開発を行っているミッションH24は7月24日、プジョー・シトロエングループのボスをフランス、リナ・モンレリ・オートドロームで実施されるプライベートテストに招待した。
この日、同地ではミッションH24が開発を進めているFCVプロトタイプカー『LMPH2G』のプライベートテストが行われ、タバレス氏はまず開発ドライバーであるノルマン・ナトがドライブするマシンの助手席に試乗。
数周の走行を終えた後、今度はミッションH24の運営責任者兼でチーム代表でもあるジャン-ミシェル・ブーレッシェが見守るなか、ひとりでコースに送り出された。
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2度の連続走行を終えたプジョーのボスは笑顔でプロトタイプカーから姿を現すと「『納得』という言葉がぴったりだ」とテストの感想を述べている。
「ミッションH24は非常に有望な推進方法に基づいて、本物のレーシングカーを開発した」とタバレス氏。
「もちろん、ミッションH24が辿っている道には、うまく交渉しなければならない落とし穴がたくさんある。しかしこのプロジェクトは、エレクトリック・ハイドロゲン(電気・水素)ソリューションが有望な現実であることを示している」
内燃機関車とは異なる性格を持つFCVのドライビングについては新たに「学ばなくてならない」とタバレス氏は言う。
「私のような“古い考えも持つドライバー”はステアリングを握っている間に、これまでとは違った運転スタイルを学ばなければならない。LMPH2Gは、信じられないほどの加速、効率的なエアロダイナミクス、そして非常に優れたハンドリングを備えた、本物のレーシングカーだ」
「しかし、それは未来のクルマなので電気を生む装置への対応や、クルマの減速段階でのブレーキ操作、エネルギー回収システムについても学ぶ必要がある。だが、これらすべてがドライビングをとてもエキサイティングなものにしているんだ」
「道は拓かれており、このクルマを運転するためにすぐに多くの人々が行列を作ることになるだろう。私はそれを保証することができる」
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