RAV4ファミリーと共通のGA-Kプラットフォームを採用
6月12日に世界初公開されるレクサスのSUV「NX」が、後ろ姿をチラ見せしています。といっても、富士山をバックに公開されている1枚のみの画像にはテールレンズとリアウィンドウが写っているだけですが、いろいろ意味深なカットになっています。
次期レクサスNXが今秋登場! レクサス勢が続々登場して中堅SUV界が戦国時代に!!
まず気が付くのは、ゲート中央のレクサスエンブレムがなくなり、かわりに「LEXUS」と入っていること。エンブレムの変更はブランディングの路線変更を予感させます。これが日本向け限定なのか、グローバルでの変更になるのかは不明ですが、新型NXはレクサスの次世代戦略の頭出し的な存在になっている可能性も大です。
テールレンズは「ハリアー」でも示された日本刀の残像を思わせるシャープな造形ですが、両サイド部分でレクサスらしさを表現。ウインカーもブレーキとつながって置かれているように見えるなど、ハリアーとは異なる処理がわかります。
一方、メカニズムのアーキテクチャー的には従来通りハリアーや「RAV4」と基本的には共有するものになりそうです。その理由のひとつが、新型NXにはプラグインハイブリッドが用意されるという“ほぼ”確定情報です。
現時点でSUV向けプラグインハイブリッドを可能にするトヨタのプラットフォームといえば、RAV4ファミリーが用いる「GA-Kプラットフォーム」のみ。はたして新型NXのプラグインハイブリッド仕様はどのタイミングで登場するでしょうか。
ナンバープレートの138はEV航続距離を示唆しているのか?
ティザー画像に写るナンバープレートのアルファベットと数字も気になります。最初の3文字が「ZHP」なのか「7HP」なのか特定はできませんが、後半の「138」という数字はメカニズムにおける何らかの特徴を意味していると考えたくなります。
自動車メーカーがカタログなどで使うナンバープレートの数字は、最高出力やグレード名を表すのが定番ですが、最高出力だとすると138PSはNXの車格からして低すぎます(RAV4のハイブリッドは222PS)。
そうなると138という数字でぴったり来そうなのは、プラグインハイブリッドにおけるEV走行可能距離ではないでしょうか? ただし、RAV4 PHVのEV走行可能距離はWLTCモードで95km。よりプレミアムなNXは装備などから車重が増えるでしょうから、RAV4 PHVよりEV走行可能距離を伸ばすのは難しいと考えるのが筋ですが、気合の入ったレクサス初のプラグインハイブリッドとして航続性能が高めらることを期待したくなります。
ティザー画像の背景に富士山があるのも深読みしたくなるポイントです。
すでにレクサスは2022年からカナダでもNXを生産すると発表済みですが、開発拠点は日本にあるということのアピールでしょうか? レクサスのスポーティグレードであるF SPORTの「F」の由来でもある富士スピードウェイにちなんだ可能性もあります。
すべての疑問が解決する新型NXのオンライン・ワールドプレミアは2021年6月12日午後12時に始まります。
文:山本晋也(自動車コミュニケータ・コラムニスト)
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みんなのコメント
アンチの人って多いんだね
文句を言うのが低収入層のせめてもの足掻きなんだろうな。
頑張って中古車しか買えない人生から抜け出してくれw