■ホンダはyeシリーズとなる「P7」「S7」「GT」を世界初公開しました。
ホンダは北京モーターショー2024にて、yeシリーズとなる「P7」「S7」「GT」を世界初公開しました。
現地ではどのような反響があったのでしょうか。
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ホンダは、「2050年にHondaが関わる全ての製品と企業活動を通じたカーボンニュートラルの実現」というグローバルでの目標を掲げています。
その実現に向け、ホンダは中国において2022年に発売したe:NP1、e:NS1を皮切りに、2027年までに10機種のホンダブランドEVの投入を予定です。
さらに2035年までにEVの販売比率100%の達成を目指しています。
今回のyeシリーズは、四輪製品の電動化が進む中国において現在展開している「e:N(イーエヌ)」シリーズに続く新たなEVのシリーズです。
yeシリーズは次世代EVとしての価値をより高めることを追求。
人を中心としたパッケージングに加え、走行性能においては、中国で新開発したEV専用プラットフォームを採用しています。
また先進のAIによるサポートなど、全ての乗員が快適に移動できる空間を目指しています。
第1弾モデルとなるP7とS7のデザインは、それぞれのモデルが目指す世界観を反映し、P7はシームレスで洗練されたスマートな未来感を表現。
S7は見る人に刺激を与えるエモーショナルな未来感をそれぞれ表現しています。
また新開発のEV専用プラットフォームを採用し、1モーターによる後輪駆動モデルと、2モーターによる四輪駆動モデルを設定しました。
両モデルとも操る喜びを追求し、後輪駆動モデルは軽快ですっきりしたハンドリングの実現。
四輪駆動モデルは高出力でありながらも意のままに操ることができるハンドリングとの両立をそれぞれ目指しています。
車内では前後席ともに、ゆとりある空間によって快適な移動を提供。
さらにAIや各機能と連動してインストルメントパネルやドアパネルのLED発光パターンを変えることで、知性を感じられる運転体験の実現を目指しました。
なおP7とS7は2024年末以降の発売を予定しています。
もうひとつのGTは、中国におけるホンダのEVの象徴となるモデルを目指して開発されたコンセプトモデルです。
「Grand Tourer」の名にふさわしいロー&ワイドなシルエットにあわせて、運転席はレーシングドライバーのように運転に没入できる空間としています。
またダイナミクス性能も徹底的に磨き上げることで、クルマと一体となって走る究極のドライビング体験の提供を目指しています。
助手席には、従来のLCDディスプレイに対してより奥行き感があり、大画面を見ているような体験が可能な遠焦点ディスプレイをホンダ四輪製品として初めて適用。
プライベートシアターのような没入空間を提供します。
なお、GT CONCEPTをベースとした量産モデルは、yeシリーズ第2弾として2025年内の発売を予定しています。
またこの3モデルには、電動化への変化が速い中国において挑戦と進化を絶えず追い求め、変革を加速させるという決意を込めて、次世代EV向けとなる新たな「Hマーク」を採用しました。
※ ※ ※
このような特徴を持つyeシリーズですが、yeシリーズの反響について、現地スタッフは「中国で開発されて、中国の顧客をターゲットに開発したことが高評価に繋がっている」と言います。
また3モデルに対しては「現実的なデザインのP7やS7も好評です!GTも人気です」と話しています。
現時点で中国専用となるyeシリーズ。そのシルエットは、他の国や地域でも注目されてます。
まずは、今後の中国でどのような評価を受けていくのか、目が離せません。
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みんなのコメント
全体的にぽてっと、厚ぼったいんだよなぁ。
全幅に対して全高が高いのって、視覚的にスポーティに感じられないな。