■高速道路でおこなわれている工事は何してる?
高速道路を走行中、工事区間で渋滞に巻き込まれることがあります。大規模な工事の場合は事前にCMなどで告知されますが、目の前の工事に関して内容までは知らないケースがほとんどです。
高速道路には定期的な補修や修繕が必要ですが、実際にどんな作業がおこなわれているのでしょうか。
東京と神奈川・千葉・埼玉を結び、東名高速や中央道、東北道、常磐道などの高速道路とも連結する首都高(首都高速道路)では、どのような工事が、どんな時間帯で実施されているのか、首都高速道路のメンテナンス担当者に聞いてみました。
首都高は、1日の通行量が約100万台を誇る、24時間稼働している都市高速道路です。
首都高の工事は主に、走行上問題がないようにするメンテナンスをおこなっています。その内容は、舗装補修、塗装・塗り替えはもちろん、コンクリート構造物や鋼構造物の損傷の補修や補強工事などに加え、電気設備や機械設備といった施設物の補修や改修の工事といった内容です。
メンテナンス担当者は次のように説明します。
「いずれの工事も、お客さまに首都高を安全で安心、そして快適に利用していただくために構造物や設備を常に良好な状態を維持するためにおこなっています。また最近では橋梁(きょうりょう=河川や運河にかかる橋)の架け替えなど、更新工事もおこなっております」
また首都高では、日中より深夜に作業していることが多いようです。これも利用客の少ない時間帯を考慮して作業されているそうです。
「工事は道路規制を伴うことが多いため、交通への影響を少しでも減らすべく、主に交通量の少ない夜間におこなっています。
しかし夜間だけでは作業が進めにくい工事などは、そのままでは決まった地区や区間での工事回数が増えてしまいます。
そういった場合は、昼夜連続で集中的に工事をおこなうことで全体の工事日数を減らし、利用されるお客さまや近隣住民への影響を最小限にするように調整しております」(メンテナンス担当者)
工事日程も、交通への影響を考慮して時期や曜日などを決定しているといいます。
大規模な工事だけでなく工事予定の情報は約1か月前からパーキングエリアなどに配布するチラシや、ウェブサイトなどで情報を発信しています。
■工事区間の手前での追突事故に注意が必要
首都高を利用中に、工事区間を走行する上での注意点などはあるのでしょうか。
「残念ながら、工事区間の手前での追突事故が多発しています。そうならないためにも余裕を持った車線変更や、十分な車間距離の確保を心がけていただければと思います。
また、工事規制帯を通過するときは、規制帯への誤進入や工事車両との接触などがないように、わき見運転や速度超過などにもご注意願えればと思います」(メンテナンス担当者)
工事区間を通過するとき、どんな工事をしているか確認したくて、ついつい見てしまう人もいるでしょう。
十分な車間距離をキープしていても、前後のクルマがわき見運転する危険性も考慮しながら、追突事故に合わないように気をつけたいところです。
また、わき見運転だけでなく、天候によって走行速度を変える必要もありそうです。
JAF(日本自動車連盟)のデータによると、雨天時は晴天時の事故件数の約5倍にまで増加しています。
ほかの高速道路では直線区間が多いのに対し、首都高の場合はほとんどが緩やかなカーブを描いている路線で構成されており、行き先によっては車線変更なども複数回行う必要があるなどかなり複雑です。
そんな道路状況にプラスして、雨が原因となるスリップ事故などが頻発するのだそうです。
雨が降っている夜などの工事区間はもっとも事故が発生しやすい状況といえます。やはり安全に走行できる速度への意識と、車線変更するクルマへの配慮など、ドライバー側の心構えが非常に重要です。
また、首都高を利用する前に工事情報を入手しておけば、渋滞回避や事故の確率は減らせそうです。首都高であれば「首都高ドライバーズサイト」というサイト内に、工事予定や交通規制などの情報が掲載されています。
「このサイトでは日別だけでなく、時間帯別にも工事予定を掲載しておりますので、ご利用時間帯に工事予定があるかをご確認いただければと思います」(メンテナンス担当者)
また、首都高速道路が提供する情報は、「mew-ti(ミューティ)」という首都高専用アプリでも入手可能です。
アプリ内のトップ画面では、渋滞情報や規制情報などリアルタイムの交通情報を表示しており、さらにテロップで大規模規制の情報や渋滞回避情報なども入手できます。
首都高のアカウントでツイッターも開設されており、フォローすればさらに手軽に道路交通情報を受け取ることができます。
こういった交通情報サービスのアプリは複数あります。しかもリアルタイムの交通情報が入手できます。首都高に限らず、高速道路を利用する前にアプリやサイトで現在の状況を把握すると、スムーズに走行することができるでしょう。
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みんなのコメント
同程度のものでも、50km/h走行と100km/h走行では受ける振動が明らかに違うしね。