MotoGP第5戦スペインGPでは、ホンダのテストライダーであるアレイシ・エスパルガロがワイルドカード参戦する。現役引退後初のレースとなるエスパルガロが、その心持ちを語った。
エスパルガロは2024年シーズンを最後に、MotoGPの現役を引退。引退後はアプリリアに留まることなく、ホンダでテストライダーを務めることを選んだ。
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これまでテスト作業に参加してきたエスパルガロだが、第5戦スペインGPでは、レース現場に復帰。ワイルドカード参戦で母国GPを争うこととなった。
約半年ぶりのレース現場復帰となるが、エスパルガロはホンダのライダーとして参加することに、緊張感もあるようだ。
「凄く嬉しいよ。ちょっと不思議な感じはするけどね。昨日家族とパドックに来た時もそうだったんだ。だけどここは僕が育った場所で、今もホームだと感じられているからハッピーだ」
エスパルガロはMotoGP.comにそう語った。
「HRCのカラーリングをまとうのは、ちょっとだけ緊張するね。テストライダーとはいっても、大きな責任を感じている。だけどこのチームは、このスポーツにおける最大のチームだし、このカラーリングでレースができることは本当に幸運だと思っている」
そして、エスパルガロはスペインGPの目標については、こう語った。
「自分にプレッシャーをかけすぎないようにしているんだ。20シーズンもプレッシャーと共に生きてきたけれど、もうそれは僕の役割じゃないんだ」
「もちろんHRCの一員としてMotoGPに参戦している以上は、100%の力を発揮する必要がある。だけど目標をトップ10だとか表彰台だとかに決めているわけじゃない。そんな目標は現実的じゃないんだ」
「それでも明日からどうなっていくかは分からないし、僕は自分のベストを尽くして、それでどこまでやれるか確かめてみよう」
なおエスパルガロのワイルドカード参戦は、ファクトリーチームのライダーが使うマシンとは、別仕様となることをエスパルガロは認めている。
「ジョアン(ミル)とルカ(マリーニ)のモノとは異なるマシンになる。週末を通じて、より戦闘力のあるマシンになっていることを確かめられるといいね」
「ジョアンやルカの抱えている問題や、将来に向けた要望に集中して懸命に取り組んでいる。だからそこから一歩前進できたことを確かめて、近い将来彼らに提供できることを期待している」
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みんなのコメント
ただしちゃんと残り周回数は確認して欲しい