■唯一20万台達成のクルマも 全体では売れ行き好調?
2023年4月6日、日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協)は2022年度(2022年4月から2023年3月)の年間車名別販売台数ランキングを発表しました。
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自販連は登録車(5ナンバー/3ナンバー)ランキング、全軽自協は軽自動車のランキングをそれぞれ発表しています。
なお、発表されたランキングは通称名別です。例えば登録車だとトヨタ「ヤリス」にはコンパクトカー「ヤリス」に加えコンパクトSUV「ヤリスクロス」、コンパクトスポーツ「GRヤリス」が含まれます。
軽自動車ではスズキ「スペーシア」には「スペーシア」「スペーシアカスタム」「スペーシアギア」が含まれるなど、同名シリーズ全体が合算されています。
●2022年度 登録車 ブランド通称名別 新車販売速報 登録車ベスト10
・1位:トヨタ「ヤリス」(17万5383台)
・2位:トヨタ「カローラ」(13万9588台)
・3位:日産「ノート」(11万3390台)
・4位:トヨタ「ルーミー」(9万9307台)
・5位:トヨタ「シエンタ」(9万2766台)
・6位:ホンダ「フリード」(7万9820台)
・7位:トヨタ「アクア」(7万4001台)
・8位:トヨタ「ノア」(7万3134台)
・9位:トヨタ「ヴォクシー」(7万529台)
・10位:トヨタ「ライズ」(7万124台)
●2022年度 軽四輪車 通称名別 新車販売速報 乗用車ベスト10
・1位:ホンダ「N-BOX」(20万4734台)
・2位:ダイハツ「タント」(12万3198台)
・3位:スズキ「スペーシア」(11万697台)
・4位:ダイハツ「ムーヴ」(10万6313台)
・5位:スズキ「ワゴンR」(8万2713台)
・6位:日産「ルークス」(7万9984台)
・7位:スズキ「ハスラー」(7万1276台)
・8位:スズキ「アルト」(6万7494台)
・9位:ダイハツ「ミラ」(6万3038台)
・10位:ダイハツ「タフト」(5万8208台)
これによれば2022年度の新車(登録車)販売台数ランキングは、トヨタ「ヤリス」(販売台数16万8557台)が首位を獲得し、2020年度から2年度連続でトップの座を保ち続け、2位がトヨタ「カローラ」、3位が日産「ノート」、4位がトヨタ「ルーミー」、5位がトヨタ「シエンタ」でした。
一方で軽自動車の2022年度販売台数ランキングは、ホンダ「N-BOX」(販売台数20万4734台)が1位を獲得。2015年度から7年度連続で首位の座を保持しつづけており、2位がダイハツ「タント」、3位がスズキ「スペーシア」、4位がダイハツ「ムーヴ」、5位がスズキ「ワゴンR」となっています。
※ ※ ※
そうしたなかで、登録車(普通車)と軽自動車をすべて含んだ2022年度の総合ランキングは以下の通りです。
●2022年度新車販売速報 乗用車ベスト10
・1位:ホンダ「N-BOX」(20万4734台)
・2位:トヨタ「ヤリス」(17万5383台)
・3位:トヨタ「カローラ」(13万9588台)
・4位:ダイハツ「タント」(12万3198台)
・5位:日産「ノート」(11万3390台)
・6位:スズキ「スペーシア」(11万697台)
・7位:ダイハツ「ムーヴ」(10万6313台)
・8位:トヨタ「ルーミー」(9万9307台)
・9位:トヨタ「シエンタ」(9万2766台)
・10位:スズキ「ワゴンR」(8万2713台)
この結果として、ホンダ「N-BOX」が唯一20万台超えの販売台数を記録して1位となり、続いて2位にトヨタ「ヤリス」、3位にトヨタ「カローラ」、4位にダイハツ「タント」、5位に日産「ノート」となります。
なお、2020年度から2021年度では半導体不足によるパーツ供給の不透明性やコロナウイルス感染拡大による生産ラインの閉鎖などによって、ほとんどのクルマで販売台数の大幅な低下が見られました。
一方、2022年度ではランキングのいずれの車種でも前年比とくらべて100%以上の販売を記録しているクルマが多く、これらの要因が改善している傾向にあると言えます。
2023年度ではフルモデルチェンジの実施がささやかれる人気車種もあることから、ランキングに大きな変化が生じる可能性もあります。今年度も日本の新車市場から目が離せません。
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やっちゃいそうで怖い正直
企業・組織って盲目になるから