フレンチコンパクトの進化に注目!
マイルドハイブリッド仕様も新設定
4月9日、シトロエンは、新しい「C3」を発表した。
新しいC3はこれまでのモデルと比べ、サイズが若干拡大された。全高は100mmアップし、1570mm(ルーフバー非装着車両)に。最低地上高は135mmから197mmになり、乗降性や悪路走破性を高めた。なお、全長は19mm伸びた4010mmだ。
エクステリアは、とくにフロントまわりのデザインを刷新。新意匠のブランドロゴが目をひく。全車ヘッドライトはLEDだ。上級グレードでは、ボディカラーが2トーンで、ルーフバーや前後のスキッドプレート、17インチのアルミホイール、LEDリアライトなども備える。
インテリアは、座席の高さが76mmアップしたことで視認性が向上。リヤシートの足元スペースも拡大された。荷室容量は10リッター増しの310リッター(通常時)。
運転席まわりでは、上級グレードに10.25インチタッチスクリーン&3Dナビゲーションシステムを装備。スマートフォンのミラーリング機能なども含む。シートは、快適性を高める「Citroën Advanced Comfortシート」を装備。ステアリングホイールのデザインも刷新された。
パワートレインは、1.2リッターのターボエンジンにくわえ、マイルドハイブリッド仕様も用意。2024年後半にはピュアEV(電気自動車)の「ë-C3」もくわわる予定だ。トランスミッションはガソリンモデルにMTも用意。ハイブリッドは、6速のDCTを組み合わせる。
メーカーによればマイルドハイブリッド仕様は「都市部での移動の最大 50% を電気モードでおこなえる」と、謳う。
運転支援機能はアクティブセーフティブレーキや車線逸脱警報機能などを装備。電動パーキングブレーキも採用された。
新しいC3の日本導入時期は未定。
文と編集・稲垣邦康(GQ)
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