7月7日、BMWは、新型「2シリーズ・クーペ」を発表した。
2014年に登場した2シリーズ・クーペは、1シリーズ・クーペの後継モデルとして登場した。新型は第2世代になる。
アウディ・クワトロの未来形!? 1億4400万円超の「EL1」に注目!
2シリーズ・クーペの大きな特徴はRWD(後輪駆動)または四輪駆動であることだ。2シリーズ・グランクーペや2シリーズ・アクティブツアラーがFWD(前輪駆動)であるのとは異なり、すでに販売中の「4シリーズ・クーペ」とシャシーを共有する。
ボディは全長×全幅×全高=4537×1838×1390mmで、先代より、105mm長く、64mmワイドで、51mm高くなった。定員は2プラス2の4人乗り。
エクステリアでは、新デザインのキドニー・グリルやLED灯火類が新しい。全体のシルエットは、先代とおなじく、かつての“マルニ”(2002)を彷彿とさせるもの。アルミホイールは標準モデルが17インチで、Mスポーツ仕様が18インチ、フラグシップで4WDの「M240i xDriveクーペ」が19インチになる。
内装は、デジタル化が進んだ。液晶パネルを使ったメーターや、最新のインフィテインメント・システムを採用。シートとステアリング・ホイールはスポーツタイプになる。オプションには、アンビエントライトやharman/kardonのプレミアム・サウンドシステム、そしてリアシートの温度を個別に設定出来る3ゾーン・オートエアコンなどがある。
ボディサイズの拡大に伴い、居住性も向上した。ラゲッジルーム容量は、先代から20リッター増えて390リッターになった。さらに、リアシートのバックレストは40:20:40の分割可倒式で、長尺物などの積載時に役立つ。
搭載するエンジンは、ガソリンが2種類、ディーゼルが1種類だ。組み合わされるトランスミッションは全車8ATになる。
エントリーモデルの「220iクーペ」は、1998cc直列4気筒ガソリンターボから、184ps/5000~6500rpmと300Nm/1350~4000rpmを発揮する。「220dクーペ」は、1995cc直列4気筒ディーゼルターボから、190ps/4000rpmと400Nm/1750~2500rpmを発揮する。ディーゼルには48Vマイルド・ハイブリッド・システムを搭載し、8kWの小型モーターが発進などをアシストする。いずれも駆動方式はRWD。
トップグレードのM240i xDriveクーペは、2998cc直列6気筒ガソリンターボから、374ps/5500~6500rpmと500Nm/1900~5000rpmを発揮する。最高速度は250km/hで、0~100km/hの加速タイムは4.3秒と、俊足だ。駆動方式は電子制御式の4WD。
運転支援装備も拡充された。衝突被害軽減ブレーキやACC(アダプティブ・クルーズ・コントール)などが標準だ。
新型2シリーズ・クーペは、2022年初頭に市場に投入されるという。価格などの詳細は今後明らかになる。
文・稲垣邦康(GQ)
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
日産の「和製スーパーカー」!? 斬新「3人乗り」仕様&目がバグる「幅狭」仕様! “後輪駆動”でめちゃ楽しそうな「ブレードグライダー」とは
[N-BOX]が[スペーシア]に負けるなんて…絶対王者 N-BOXに何が起こったのか!?!?!?
日産「“ミニ”ケンメリGT-R」実車展示に大反響! “全長3m級”ボディの「斬新スポーツカー」がスゴい! 幻の「ちびメリ」とは?
5速MT搭載! 三菱が新型「軽トラック」を発表! ワイルドな「角張りボディ」採用した商用モデル「新型ミニキャブ」に反響続々!
異形の新型「“完全フルオープン“スポーツカー」初公開に反響多数!?「もはやF1マシン」「美しすぎる」 爆速2シーター「ピュアスポーツ」”地中海の宝石”に登場
みんなのコメント
アウディ的なライト。悪くは無いけどあれがBMWらしさでもあるから残して欲しかった。
ヘッドライト、ヘッドライト下のダミーダクト、グリル、グリル下インテーク
それぞれが別の方向で形を主張しちゃって合わせこみが全くされていない。
デザインを途中でやめちゃったのかな?