現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 流行の「アースカラー」とはちょっと違う! マツダが色に全力投球した「レトロスポーツエディション」って何もの?

ここから本文です

流行の「アースカラー」とはちょっと違う! マツダが色に全力投球した「レトロスポーツエディション」って何もの?

掲載 5
流行の「アースカラー」とはちょっと違う! マツダが色に全力投球した「レトロスポーツエディション」って何もの?

 この記事をまとめると

■マツダが特別仕様車「レトロスポーツエディション」を発表した

マツダ・ロードスターが一部商品改良で新色を追加! 特別仕様車「ブラウントップ」もあわせて設定

■「CX-5」「CX-30」「MAZDA3」に設定されている

■「CX-5」「CX-30」に関しては商品改良も行われた

 オシャレなボディカラーをまとった特別仕様車が3モデルに登場

 マツダが特別仕様車「レトロスポーツエディション」シリーズを発表、10月中旬から発売開始となる。シリーズと銘打つだけあって、CX-5、CX-30、MAZDA3(セダン・ファストバック)と4タイプを一気に設定している。

「レトロスポーツエディション」という名前の由来は、レトロモダンとスポーティを融合したカラーコーディネートにある。外観では、イメージカラーを「ジルコンサンドメタリック」としつつ、ドアミラーやホイール、シグネチャーウイングをブラックで統一。インテリアは茶系統のテラコッタとブラックを組み合わせたコーディネートとしているのが特徴だ。

 この新しい「レトロスポーツエディション」シリーズで注目したいのは、その生まれた背景だ。

 イメージカラーのジルコンサンドメタリック自体は、じつはCX-5に初採用されたカラーで、CX-5との組み合わせにおいては、SUVらしいアースカラーといった印象だった。しかし、2022年12月にロードスターに設定されると、ジルコンサンドメタリックが持つ独特の魅力に気づかされることになった。

「ジルコンサンド」は鋳物の砂型に使われる砂のこと。SUVでは定番となりつつあるカーキ系統の遊びココロのある色だが、ロードスターというライトウェイトスポーツカーとの組み合わせが、カフェレーサー的なビンテージスポーツの世界観を表現できるという発見は、昨年のボディカラー追加時に話題になったところだ。

 今回、設定された各モデルには、スポーティテイストでコストパフォーマンスに優秀な仕様として定評ある「ブラックトーンエディション」グレードをラインアップしている。

 そのブラックトーンエディションをベースにした特別仕様車が、レトロ風味を加えた上質志向のスポーティバージョン「レトロスポーツエディション」である。

 インテリアに採用されたテラコッタのシートもロードスターではおなじみの色味である。ボディカラーはジルコンサンドメタリック以外も選べるが、レトロスポーツエディションの世界観を存分に味わうのであれば、推奨のカラーコーディネートを選びたい。

 まさしく、マツダのスポーツスピリットの原点にロードスターが存在しているからこそ生まれた特別仕様車シリーズといえる。

 CX-5とCX-30は商品改良も実施

 3モデルに同時展開されるのも、単一機種としてではなく、マツダが考える新しいスポーティグレードの姿としての提案と理解すべきだろう。

 なお、「レトロスポーツエディション」の設定にあわせて、CX-5、CX-30の両モデルは商品改良を実施している。

 CX-5については別記事で紹介しているので、くわしくはリンク先の記事を御覧いただきたいが、MT設定がなくなったことは古典的なスポーツ志向ユーザーにとっては残念なところ。CX-30についても同様にMT設定が廃止された。

 ただし、CX-30は全グレードで10.25インチのセンターディスプレイを設定したほか、上級グレードでは360°ビューモニターの標準装備など機能を充実させている。

 また、MAZDA3のレトロスポーツエディションについては、e-SKYACTIV G 2.0を積んだ20SのFF車と、e-SKYACTIV Xを搭載するXの4WDにはMTが設定されている(いずれもファストバックのみ)。MTを駆使することで古典的なスポーツドライビングを楽しみたいというのであれば、MAZDA3という選択肢が残っている点は、むしろマツダの良心と捉えるべきだろう。

 なお、CX-30とMAZDA3のレトロスポーツエディションでは、運転席10Wayパワーシートや運転席&助手席シートヒーター、ボーズサウンドシステムなどが標準装備となっているのも、レトロスポーツエディションが上級志向のスポーティバージョンであることを示している。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

もう[トヨタ]が開発してるだと!!!!!!!!!!! 次期型[GR86/BRZ]は1.6Lターボ+ハイブリッドでほぼ確定か!?  
もう[トヨタ]が開発してるだと!!!!!!!!!!! 次期型[GR86/BRZ]は1.6Lターボ+ハイブリッドでほぼ確定か!?  
ベストカーWeb
トヨタWRC、大荒れのデイ2を好位置で乗り切る。ラトバラ代表は「明日もトリッキーになる」と警戒/ラリージャパン
トヨタWRC、大荒れのデイ2を好位置で乗り切る。ラトバラ代表は「明日もトリッキーになる」と警戒/ラリージャパン
AUTOSPORT web
ARTグランプリ、ホンダのフランス法人とパートナーシップを締結。CR-VとZR-Vが提供される
ARTグランプリ、ホンダのフランス法人とパートナーシップを締結。CR-VとZR-Vが提供される
AUTOSPORT web
優れた燃費が自慢[アコード]!! [レクサスES]と比較した明確な違い
優れた燃費が自慢[アコード]!! [レクサスES]と比較した明確な違い
ベストカーWeb
レッドブル&HRC密着:フロントタイヤへの熱入れを苦手にするRB20。弱点が露呈し初日は2台とも下位に沈む
レッドブル&HRC密着:フロントタイヤへの熱入れを苦手にするRB20。弱点が露呈し初日は2台とも下位に沈む
AUTOSPORT web
タイトルに王手のフェルスタッペンが苦戦、ミディアムで17番手「タイヤが機能せず氷の上を走っているよう」/F1第22戦
タイトルに王手のフェルスタッペンが苦戦、ミディアムで17番手「タイヤが機能せず氷の上を走っているよう」/F1第22戦
AUTOSPORT web
見かけ倒しでもいいじゃん! ルックスと性能が釣り合わないスポーツモデル5選
見かけ倒しでもいいじゃん! ルックスと性能が釣り合わないスポーツモデル5選
ベストカーWeb
2025年WEC暫定エントリーリストが発表。ハイパーカーは2社が撤退もLMGT3と同数の18台が参戦
2025年WEC暫定エントリーリストが発表。ハイパーカーは2社が撤退もLMGT3と同数の18台が参戦
AUTOSPORT web
【角田裕毅F1第22戦展望】昨年の反省をもとにセットアップを2種類用意。FP2で「だいたいの方向性は見つかった」
【角田裕毅F1第22戦展望】昨年の反省をもとにセットアップを2種類用意。FP2で「だいたいの方向性は見つかった」
AUTOSPORT web
不要or必要? やっちゃったらおじさん認定!? 「古い」「ダサい」といわれがちな [時代遅れ]な運転法
不要or必要? やっちゃったらおじさん認定!? 「古い」「ダサい」といわれがちな [時代遅れ]な運転法
ベストカーWeb
勝田貴元、パンクで後退も挽回「まだ諦められない。ファンの声援が力になる」/ラリージャパン デイ2
勝田貴元、パンクで後退も挽回「まだ諦められない。ファンの声援が力になる」/ラリージャパン デイ2
AUTOSPORT web
いよいよ正式発表!? デザイン一新の[新型フォレスター]登場か! トヨタHV搭載でスバル弱点の燃費は向上なるか
いよいよ正式発表!? デザイン一新の[新型フォレスター]登場か! トヨタHV搭載でスバル弱点の燃費は向上なるか
ベストカーWeb
荒野にポツンと1軒のカフェ!?…25ドルでキャンプサイトを確保。オーストラリアはトレイルも何もかもナメてかかってはいけません!【豪州釣りキャンの旅_10】
荒野にポツンと1軒のカフェ!?…25ドルでキャンプサイトを確保。オーストラリアはトレイルも何もかもナメてかかってはいけません!【豪州釣りキャンの旅_10】
Auto Messe Web
ローソン初日15番手「路面コンディションに苦労。今日の学習を役立て、トップ10に食い込みたい」/F1第22戦
ローソン初日15番手「路面コンディションに苦労。今日の学習を役立て、トップ10に食い込みたい」/F1第22戦
AUTOSPORT web
ボッタス、PUエレメント交換で5グリッド降格が決定。RB勢はエキゾーストを交換/F1第22戦
ボッタス、PUエレメント交換で5グリッド降格が決定。RB勢はエキゾーストを交換/F1第22戦
AUTOSPORT web
タナクが王座目指して猛加速。僚機2台はクラッシュ&失速、トヨタに選手権逆転の光明【ラリージャパン デイ2】
タナクが王座目指して猛加速。僚機2台はクラッシュ&失速、トヨタに選手権逆転の光明【ラリージャパン デイ2】
AUTOSPORT web
燃費と運転体験の両立 フォルクスワーゲン・ゴルフ GTEへ試乗 電気で最長130km走れるHV!
燃費と運転体験の両立 フォルクスワーゲン・ゴルフ GTEへ試乗 電気で最長130km走れるHV!
AUTOCAR JAPAN
北米の自動車博物館ハシゴ旅! 往年のF1GPカー「ペンスキーPC-1」に出会えて大感激!!…が、展示車両数の多さにすべてを見ることができずに大後悔…
北米の自動車博物館ハシゴ旅! 往年のF1GPカー「ペンスキーPC-1」に出会えて大感激!!…が、展示車両数の多さにすべてを見ることができずに大後悔…
Auto Messe Web

みんなのコメント

5件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村