「シャコアゲ」ミニバンのパイオニア！ パジェロ顔負けの走破性を誇った「デリカスターワゴン」が色褪せない理由

バブル時代のRV人気で街にはパジェロ＆デリカスターワゴンが溢れていた

「デリカスターワゴン」と聞いてみなさんはどんな姿を思い浮かべるだろうか？　筆者にとってのスターワゴンは上下2トーンのボディに、角目4灯ヘッドライト、パイプ製グリルガードにフォグランプといったイメージだ。1BOXカーをそのままリフトアップさせたような腰高なスタイルは、それまでにも一部欧州の軍用車やアメリカの改造車には見受けられたものの、乗用車としては世界的に見ても類を見ないもの。当時でも初見ではかなり特殊なクルマに見えたことを覚えている。

Comments

この車の走破性の高さは当時の１BOXの中ではダントツだった。
その要因のひとつがオフロード車で使われていたサイズのタイヤを履いていたことだ。
一般的には14インチだったけど、デリカは15インチで外径が大きかった為、最低地上高が稼げた。
ただ重心が高くなってしまったぶんコーナリングは不得意だった。
車の性能を理解してない人が多かったのかスキー場に行く途中で転がっているデリカを何回か見かけたな。
使い方を間違えなければ良い車だった。

三菱の4WDときたらキャンターガッツの高床4WDもなかなかに凄かったと思った覚えがあります。スペースギア時代のヴィーナスも、Ｄ5初期のローデストも良い味出てます。