7年ぶりのフルモデルチェンジだ!
パワートレインはガソリンとディーゼルの2種類
大きく変わった新型フォルクスワーゲン・パサートが年内にリリース開始──GQ新着カー
7月3日、フォルクスワーゲン・ジャパンは、新型「ティグアン」の日本仕様を発表した。
初代から数えて3代目となる新型ティグアンは、登場以来、全世界で760万台以上の販売を達成した人気モデルだ。
新型ティグアンは、ボンネットの位置を従来モデルより高くし、SUVらしい力強さを強調。同時に空力性能を追求し、cd値は0.33から0.28へ改善した。灯火システムでは、新たに”IQ. LIGHT” HDを一部グレードに採用。片側19,200個の高精細なマルチピクセルLEDを搭載し、従来よりも細かい制御が可能になったことで、夜間や暗い場所での走行がより快適かつ安全になった。
インテリアでは、ドライビング・エクスペリエンス・コントロールをセンターコンソールに配置。オーディオの音量調整や運転モードの選択が可能だ。ベースグレード以外には空気圧式マッサージ機能を運転席に標準装備とした。インフォテインメントシステムは新世代の「MIB4」へと進化を遂げた。
プラットフォームは最新の「MQB evo」を採用。パワートレインは、1.5リッターeTSIマイルドハイブリッドシステム(FWD)と、2.0リッターTDIクリーンディーゼルエンジンにフルタイム4WDシステム「4MOTION」を組み合わせたふたつの仕様を用意した。
前者は、最大出力110kW (150ps)、最大トルク250Nmを発揮する最新世代「EA211 evo2」エンジン。アクティブシリンダーマネジメント機構(ACT)が強化され、4気筒のうち2気筒をより頻繁に停止して走行することで効率を高めた。また、回生ブレーキによる電力を蓄える48Vリチウムイオンバッテリーと、オルタネーターとスターターの役割を果たす48V水冷式ベルトスタータージェネレーターを組み合わせた、48マイルドハイブリッドシステムも初搭載した。後者は、142kW (193ps)の最高出力と、400Nmの最大トルクを発揮する「EA288 evo」エンジンだ。
運転支援システムのうち、駐車支援システム「Park Assist Plus」は、ステアリング操作のみならず、アクセル・ブレーキも自動操作。新たに搭載されたメモリー機能(最大5件)によって、駐車スペースの50m手前からの操作を記憶可能となった。
グレード構成はベーシックな「Active」、上級の「Elegance」、そしてスポーティな内外装が特徴の「R-Line」の3種類。価格は今後明かされる。
文と編集・稲垣邦康(GQ)
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みんなのコメント
そのかわり値段は高そうだが、そこそこ売れるんじゃないか。