現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > ホンダ 新型「フィット」世界初公開! SUV風モデルなど個性豊かな5種類を設定へ

ここから本文です

ホンダ 新型「フィット」世界初公開! SUV風モデルなど個性豊かな5種類を設定へ

掲載 更新
ホンダ 新型「フィット」世界初公開! SUV風モデルなど個性豊かな5種類を設定へ

■待望の新型「フィット」が世界初公開!

 ホンダは、主力コンパクトカーの新型「フィット」を東京モーターショー2019にて世界初公開し、2020年2月に発売を予定していることを発表しました。

新型フィットは5モデルあるぞ! SUVなど個性豊かな仕様違いを画像で見る

 4代目となる新型フィットは、歴代モデルで継承されている広い室内空間や使い勝手の良さをそのままに、世界で通用する新しい時代のコンパクトカーのスタンダードを目指して開発されました。

 新型フィットは、日常生活に寄り添う4つの心地よさを特長としています。

 ひとつめは、「心地よい視界」として、フロントピラーを従来とは異なる断面構造にすることで、万が一の衝突時にはボディへ荷重を流す構造を採用し、十分な衝突安全性能と、ワイドで優れた視認性を両立させました。

 また、インテリアパネルは水平・直線基調のデザインにするとともに、車内からはワイパーを見えにくくすることで、運転時の心地よい視界を実現しています。

 次に、「座り心地」。フロントシートには、上級セダンへの搭載も見据えて新しく開発した新世代のボディスタビライジングシートを採用。身体をしっかり保持する面支持構造とすることで長時間ドライブでも疲れにくく、やわらかな座り心地を実現したシート構造としました。

 リアシートは、従来同等のシートアレンジとし、大人がストレスなく座れる広さを実現。また、厚みのあるパッドを採用することで、上級セダン並の快適な座り心地を実現しています。

 また、「乗り心地」では、小型化した2モーターハイブリッドシステムにより、日常シーンのほとんどをモーターでなめらかに走行。優れた環境性能とともに、心地よい走りと力強い加速で、快適な乗り心地を提供します。

「使い心地」においては、歴代フィット同様の広い室内空間は継承しつつ、普段の生活から長距離ドライブまで、乗員全員が快適に過ごせるよう、ストレスなく使える収納レイアウトなど、移動をサポートする使い心地を実現しました。

 ホンダは、大幅進化した新型フィットについて、次のように説明しています。

「新しいクルマづくりの考え方として数値では表せない『感性価値』を追求し、お客さまの生活に寄り添うような4つの心地よさを具現化しました」

※ ※ ※

 また、ユーザーのライフスタイルに合わせて選択できる「ベーシック/ホーム/ネス/クロスター/リュクス」という5つのグレードを新たに設定。個性豊かなグレード展開となっています。

 エントリーグレードの「BASIC(ベーシック)」は、デザイン性と快適性を備えた基本のタイプとして、やわらかな表情をつくるフロントフェイスや流れるようなフォルムなど、親しみを感じさせるシンプルなデザインが特徴です。

「HOME(ホーム)」は、良質な素材を用いたナチュラルな風合いの織物のシート、本革ステアリングやプライムスムースのソフトパッドなど、全体のカラーや素材を揃え、質感が高くリラックスできるこだわりの空間を目指したタイプとなります。

 次に、「NESS(ネス)」の特徴は、気分が盛り上がるカラーコーディネートとともに、シートとインパネソフトパッドの表皮に撥水性の高い素材を採用。ドライブをよりいっそう楽しめる、フィットネススポーツのような、軽快でファッショナブルなタイプです。

 2019年10月18日にマイナーチェンジをおこなったコンパクトミニバン「フリード」にも採用されたSUV風のグレードが「CROSSTAR(クロスター)」です。街中にもアウトドアにも似合うCROSSTAR専用のエクステリアデザインと大径タイヤを採用。インテリアには、シートとインパネソフトパッドの表皮に撥水性の高い素材を採用するなど、コンパクトでありながらタフなイメージを高めています。

 最上級グレードの「LUXE(リュクス)」では、優雅で心地よい時間が過ごせる空間を目指し、質感や手触りのよさを追求した専用の本革シートを標準装備。外観デザインには、プラチナ調クロームメッキや専用デザインの16インチアルミホイールを採用し、上質感を高めました。

 また、安心・快適な運転を支援する先進の安全運転支援システム「ホンダ センシング」に、前方を広角に検知するフロントワイドビューカメラを新たに採用。車両前後に装着された8つのソナーセンサーとの組み合わせにより、従来機能を拡充するとともに、ホンダとして初めて近距離衝突軽減ブレーキを追加し、全モデルで標準装備としています。

 カーライフをより安心・快適にするコネクテッドサービスでは、ホンダ車専用車載通信モジュール「ホンダ コネクト」を日本初搭載。

 スマートフォンによるリモート操作や事故などの緊急時にクルマ自体が緊急サポートセンターに繋がり、迅速で的確な対応が可能となるトラブルサポートを可能にしたほか、異常を検知した際にガードマンを派遣できる「ホンダアルソック 駆けつけサービス」など、ホンダ コネクト搭載車オーナー限定の有料サービス「ホンダ トータル ケア プレミアム」新型フィットより展開していきます。

 また、ハイブリッドモデルには高い環境性能と心地よい走りの両立を目指して開発した2モーターハイブリッドシステムをホンダのコンパクトカーとして初めて搭載し、「 e:HEV (イーエイチイーブイ)」 の名称で展開していきます。

※ ※ ※

■ホンダの八郷社長のコメント

2001年に新たなコンパクトカーのベンチマークを目指して開発したフィットは、世界で累計750万台も販売してきました。

新型フィットも、新しい時代のコンパクトカーのスタンダードをつくることを目的につくりました。

コンパクトカーが重要視される日本のお客さまに真っ直ぐに向き合い、フィットは開発しました。日本から世界へ提案していくグローバルモデルとして磨きあげたクルマです。

皆さまの日々の生活に寄り添い、単なる移動手段ではなく、生活そのものを心地よく、豊かにする、そんな存在を目指した新型フィットは、新しい時代のコンパクトカーであり、次のホンダのクルマづくりの標準となるクルマです。

安全運転支援システム『ホンダ センシング』最新機能や、最新のe:TECNOLOGY、シンプルで親しみやすいデザインを採用するなど、コンパクトなボディに、ホンダの想いと最新技術を詰め込みました。

この新型フィットから車載通信モジュール『ホンダ コネクト』を活用した新サービスをスタートし、今後発売する新型車に順次採用する予定です。

新型フィットは、その走りや質感など、私自身、手ごたえを感じています。2020年2月の発売に先駆け、日本の方たちに一足早くお披露目できたことを非常に嬉しく思います。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

ラリージャパン2024が開幕。勝田貴元が新レイアウトのスタジアムステージで3番手発進/WRC日本
ラリージャパン2024が開幕。勝田貴元が新レイアウトのスタジアムステージで3番手発進/WRC日本
AUTOSPORT web
N-VANより安い200万円以下!? スズキ新型[エブリイ]は配達業を助ける!! 航続距離200kmのBEVに生まれ変わる
N-VANより安い200万円以下!? スズキ新型[エブリイ]は配達業を助ける!! 航続距離200kmのBEVに生まれ変わる
ベストカーWeb
実録・BYDの新型EV「シール」で1000キロ走破チャレンジ…RWDの走行距離はカタログ値の87.9%という好成績を達成しました!
実録・BYDの新型EV「シール」で1000キロ走破チャレンジ…RWDの走行距離はカタログ値の87.9%という好成績を達成しました!
Auto Messe Web
8年目の小さな「成功作」 アウディQ2へ試乗 ブランドらしい実力派 落ち着いた操縦性
8年目の小さな「成功作」 アウディQ2へ試乗 ブランドらしい実力派 落ち着いた操縦性
AUTOCAR JAPAN
RSCフルタイム引退のウインターボトム、2025年は古巣に復帰しウォーターズの耐久ペアに就任
RSCフルタイム引退のウインターボトム、2025年は古巣に復帰しウォーターズの耐久ペアに就任
AUTOSPORT web
ハコスカ!? マッスルカー!?「ちがいます」 “55歳”ミツオカ渾身の1台「M55」ついに発売 「SUVではないものを」
ハコスカ!? マッスルカー!?「ちがいます」 “55歳”ミツオカ渾身の1台「M55」ついに発売 「SUVではないものを」
乗りものニュース
スズキ、軽量アドベンチャー『Vストローム250SX』のカラーラインアップを変更。赤黄黒の3色展開に
スズキ、軽量アドベンチャー『Vストローム250SX』のカラーラインアップを変更。赤黄黒の3色展開に
AUTOSPORT web
元ハースのグロージャン、旧知の小松代表の仕事ぶりを支持「チームから最高の力を引き出した。誇りに思う」
元ハースのグロージャン、旧知の小松代表の仕事ぶりを支持「チームから最高の力を引き出した。誇りに思う」
AUTOSPORT web
本体35万円! ホンダの「“超”コンパクトスポーツカー」がスゴい! 全長3.4m×「600キロ切り」軽量ボディ! 画期的素材でめちゃ楽しそうな「現存1台」車とは
本体35万円! ホンダの「“超”コンパクトスポーツカー」がスゴい! 全長3.4m×「600キロ切り」軽量ボディ! 画期的素材でめちゃ楽しそうな「現存1台」車とは
くるまのニュース
リアウィンドウがない! ジャガー、新型EVの予告画像を初公開 12月2日正式発表予定
リアウィンドウがない! ジャガー、新型EVの予告画像を初公開 12月2日正式発表予定
AUTOCAR JAPAN
最近よく聞く「LFP」と「NMC」は全部同じ? EV用バッテリーの作り方、性能の違い
最近よく聞く「LFP」と「NMC」は全部同じ? EV用バッテリーの作り方、性能の違い
AUTOCAR JAPAN
アロンソのペナルティポイントはグリッド上で最多の8点。2025年序盤戦まで出場停止の回避が求められる
アロンソのペナルティポイントはグリッド上で最多の8点。2025年序盤戦まで出場停止の回避が求められる
AUTOSPORT web
「俺のオプカン~仙台場所~」初開催!「オープンカントリー」を愛する男性ユーザーが集まって工場見学…川畑真人選手のトークショーで大盛りあがり
「俺のオプカン~仙台場所~」初開催!「オープンカントリー」を愛する男性ユーザーが集まって工場見学…川畑真人選手のトークショーで大盛りあがり
Auto Messe Web
「ラリーのコースなのでトンネル工事を休止します」 名古屋‐飯田の大動脈 旧道がレース仕様に!
「ラリーのコースなのでトンネル工事を休止します」 名古屋‐飯田の大動脈 旧道がレース仕様に!
乗りものニュース
紫ボディはオーロラがモチーフ、中国ユーザーが求めた特別なインフィニティ…広州モーターショー2024
紫ボディはオーロラがモチーフ、中国ユーザーが求めた特別なインフィニティ…広州モーターショー2024
レスポンス
『頭文字D』愛が爆発。パンダカラーで登場のグリアジン、ラリージャパンで公道最速伝説を狙う
『頭文字D』愛が爆発。パンダカラーで登場のグリアジン、ラリージャパンで公道最速伝説を狙う
AUTOSPORT web
トヨタ勝田貴元、WRCラリージャパンDAY2は不運な後退も総合3番手に0.1秒差まで肉薄「起こったことを考えれば悪くない順位」
トヨタ勝田貴元、WRCラリージャパンDAY2は不運な後退も総合3番手に0.1秒差まで肉薄「起こったことを考えれば悪くない順位」
motorsport.com 日本版
日産「新型ラグジュアリーSUV」世界初公開! 斬新「紫」内装&オラオラ「ゴールド」アクセントで超カッコイイ! ド迫力エアロもスゴイ「QX60C」中国に登場
日産「新型ラグジュアリーSUV」世界初公開! 斬新「紫」内装&オラオラ「ゴールド」アクセントで超カッコイイ! ド迫力エアロもスゴイ「QX60C」中国に登場
くるまのニュース

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

172.0250.7万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

0.1290.0万円

中古車を検索
フィットの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

172.0250.7万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

0.1290.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村