この記事をまとめると
■日産の代表車種としてかつて存在したのが「ブルーバード」
なんと「シルフィ」がひっそり消えていた! オヤジの青春「ブルーバード」の熱すぎる系譜
■410ブルーバードと呼ばれるモデルは「銭ブル」の愛称で親しまれていた
■ピニンファリーナのデザインであるほかモータースポーツでも活躍したことでも話題
ピニンファリーナが手掛けた「銭ブル」とは
旧車を愛するユーザーからの支持率が高い日産車。なかでもスカイラインとフェアレディZは別格の人気となっているが、それに負けず劣らず人気なのがブルーバードだろう。
とくに3代目の510系はその端正なスタイルとチューニング手法の豊富さから人気が高く、近年では気軽に手を出すことができないほどの高値となっている個体も少なくない。
そんなブルーバードのスポーツイメージを確固たるものとしたのが「SSS」グレードということになるが、これは510のひとつ前、2代目ブルーバードの410系に初めて登場したものだった。
いまではルパン三世に登場する銭形警部が乗るパトカーの原形となったことから「銭ブル」の愛称でも知られる2代目ブルーバードだが、このモデルのデザインを担当したのはかの有名なピニンファリーナ。ただ、当時の欧州車で主流となっていたリヤ下がりのデザインが日本では不評となり、ライバルとしてしのぎを削っていたトヨタ・コロナに販売台数で初めてリードを許す結果となってしまった。
そのため、1963年のデビューからおよそ3年後の1966年4月に実施されたマイナーチェンジでは、リヤセクションを大幅に作り変える大掛かりな改良を施して再出発した。
そんなデザイン的にはやや不評に終わった2代目ブルーバードではあるが、日産の小型乗用車クラスとしては初めてモノコックボディを採用し(日産全体としてはセドリックに続く2車種目)、SUツインキャブで武装したスポーツグレードの「1200SS(SSはスポーツセダンの意)」を設定するなど、ブルーバードのスポーティな方向性を決定付けたターニングポイント的な車種となっていた。
なお、ホッテストモデルとなる「SSS(スーパースポーツセダンの意)」は1965年5月に登場。これは1.6リッターのエンジンにSUツインキャブを装着して90馬力を発生させ、ポルシェシンクロの4速フロアマニュアルミッションを搭載したもので、デビュー当初は1リッターと1.2リッターのみのラインアップだったことを考えると、どれほどスポーティなものだったかがわかるだろう。
ちなみにこの2代目ブルーバードはスポーティなイメージだけでなく、実際にモータースポーツの世界でも活躍を見せており、1966年に行われたサファリラリーでは見事、日本車として初となるクラス優勝を飾っている。
この活躍をまとめた「栄光への5000キロ」は、のちに石原裕次郎主演で映画化もされており(ただし作中の車両は3代目の510ブルーバードに置き換えられている)、どれだけの快挙だったかをうかがい知ることができるエピソードとなっているのだ。
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みんなのコメント
ピニンファリーナのデザインだと納得する。