MVアグスタ「921S」 70年代の「750S」をモチーフにした最新コンセプトモデル【EICMA2022】

　MVアグスタは、2022年11月8日から13日にかけてイタリア・ミラノで開催されたバイクの見本市「EICMA（エイクマ）」でコンセプトモデル「921S」を公開しました。

　新開発の排気量921cc・4気筒エンジンを搭載する921Sは、MVアグスタが1070年代に製造していた4気筒モデル「750S」をモチーフにしたノスタルジックなモデルです。

　過去のモデルを技術的にアップデートしたレプリカを提案しがちなレトロセグメントの枠組みから脱却することを目的に開発された921Sでは、1960年代から70年代のカフェレーサーのような水平なラインを構築。

　オーバーサイズ・スイングアームを備えたシャシー、カーボンファイバーのカバー、スポーク、鍛造リムを組み合わせたホイール、エンジン下に配置された4本のエグゾーストエキゾーストなど、最先端の技術が注ぎ込まれています。

　また、921Sではタッチスクリーンを採用したインストルメントパネル、アルカンターラ製シングルシート、DRL（デイタイムランニングライト）、LEDヘッドライトなどシンプルでありながら豪華で現代的な装備が奢られています。

Comments

> 新開発の排気量921cc・4気筒エンジンを搭載する921Sは、MVアグスタが1070年代に製造していた4気筒モデル「750S」

1070年代に…スゲーな…

なんかムリクリ感があるなぁ。
かつて世界ロードレースGPで無敵を誇ったMVアグスタ・ファクトリーチームを率いたアルチューロ・マーニさん。そのマーニさんが起こしたメーカー「マーニ」が造ったスズキGSF1200のエンジンを搭載した1200Sとか現行MVの水冷3気筒を用いたFilo Rosso はカッコよかった。