アストンマーティンのフェルナンド・アロンソは、F1ベルギーGPで8位。トップチェッカーを受けたメルセデスのジョージ・ラッセル(後に車両重量の規定違反で失格)と同じ1ストップでレースを走り切り、上位4チームに次ぐポジションでのフィニッシュとなった。
アロンソはこの1ストップ作戦について、スタート前から決めていたものではなかったという。実際、3ストップになる可能性もあったようだ。
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「僕らは常に、複数のプランを用意している。1ストップから3ストップまで、全てをカバーしていたんだ」
アロンソはF1ベルギーGPの決勝レース終了後にそう語った。
「そのままでは12番手になりそうだった。それで、セーフティカーが出るのを待っていたんだ。でも残り11周というところでセーフティカーは出ないかもしれないけど、このまま最後まで走り切れるかもしれないと考え始めた。非常に柔軟に、1周ごとの状況を判断した。最終的にはそれが正しい判断だったんだけど、最初から1ストップだけを狙うプランではなかったんだ」
タイヤのデグラデーション(性能劣化)は、予想よりもかなり低かった。アロンソは「うまく運転したよね!」とおどけつつも、路面温度が上がったことが、デグラデーションを小さくした要因だった可能性があると語った。
「新しいアスファルトでは、デグラデーションが小さくなる一方で、グレイニングが起きてしまうこともある。そのふたつが起こり得るんだ」
「今日は気温が助けになった。金曜日はグレイニングが多かったけど、日曜日は少し暑くなったから、グレイニングは発生しなかったんだ。でも、最後の5周は誰にも予想できなかった。デグラデーションは直線的なわけではないし、大きな崖がくることもある。そうなると、戦略は機能しないことがある」
「こういう決定を下す時には、少し運に左右されることもある」
昨年は大躍進を遂げ、表彰台の常連となったアストンマーティン。しかし今シーズン前半は厳しい戦いが続き、コンストラクターズランキング上のポジションは5番手と変わらないものの、トップ4チームには大きく引き離されることになった。
この状況についてアロンソは、次のように語った。
「少しがっかりしている。今はウイリアムズ、アルファタウリ(RB)、アルピーヌなどと戦っている……そういう事実は隠せない」
「昨年はトップ4チームを相手にしていた。今では彼らには手が届かない。後ろのチームの攻撃に対抗するだけだ」
「夏休みとシーズン後半には、やるべきことがたくさんあるには間違いない。諦めるつもりはないけど、努力が必要だ」
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