メルセデス、2015年の世界販売台数187万1511台で過去最高を記録

メルセデス・ベンツは、2015年の世界販売台数が187万1511台（前年比13.4%増）となり、5年連続過去最高を記録したことを発表した。

さらに、12月単月実績が17万8017台（前年同月比9.1％増）、第四四半期が49万5159台（前年同期比8.8％増）と、ともに過去最高を達成した。

2015年の成長を牽引したのはSUVとコンパクトカー（Aクラス、Bクラス、CLA、CLAシューティングブレーク、GLA）。SUVでは、新型とフェイスリフトを合わせて4モデル導入し、SUVラインナップのほぼ全体を一新した結果、前年実績を26.6%上回る過去最高の52万5866台を売り上げた。コンパクトカーの販売台数は、58万2531台にのぼり、前年比25.8％の増加となった。

国別では、欧州での販売台数が79万8852台（前年比10.5％増）の過去最高を記録。競争の激しいドイツ本国でも再びプレミアムブランド首位の座を守り、前年実績に対して4.7％の増加となった。最大の伸びはアジア太平洋地域で、12月単月および通期のメルセデス・ベンツ販売台数で過去最高を達成。通期は前年を約25％も上回る61万5325台となった。もっとも伸びが大きかったのは中国で、通期販売台数は前年比32.6％増の37万3459台と、過去最高を記録し、中国で初めてトップの座を獲得した。