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ポルシェの旗艦SUVのカイエン/カイエンクーペにV8エンジン搭載モデルが復活

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ポルシェの旗艦SUVのカイエン/カイエンクーペにV8エンジン搭載モデルが復活

4.0L・V8ツインターボエンジンを搭載したポルシェ・カイエン/カイエンクーペの高性能バージョン「GTS」が日本での予約受注を開始

 ポルシェ ジャパンは6月12日、4.0L・V8ツインターボエンジン搭載の「カイエンGTS」および「カイエンGTSクーペ」を発表し、同日より予約受注を開始した。車両価格はカイエンGTSが1682万円、カイエンGTSクーペが1752万円に設定する。

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 新設定されたカイエンGTSモデルのパワーユニットには、3996cc・V型8気筒DOHC直噴ツインターボガソリンエンジンを搭載する。最高出力は先代ユニット比で20psアップの460psを6000~6500rpmの回転域で、最大トルクは同20N・mアップの620N・mを1800~4500rpmの回転域で発生。トランスミッションには専用セッティングの8速ティプトロニックSを組み合わせ、またエンジンの制御機構にアダプティブシリンダーコントロールを採用して、効率性を最大限に引き上げる。公表された性能は、0→100km/h加速が先代モデル比-0.6秒の4.5秒(スポーツクロノパッケージ装着車)で、最高速度が同+8km/hの270km/h。また、NEDC複合サイクルの燃費は11.4~11.2リットル/100km、CO2排出量は260~255g/kmと優秀な数値を実現した。

 専用設計の新型スポーツエグゾーストシステムを組み込んだこともGTSモデルの訴求点だ。テールパイプを車体リアの左右に2本ずつ配し、個性豊かでスポーティなサウンドを奏でる。また、GTSクーペには中央に配される2本のオーバルテールパイプもオプションで設定(Lightweight Sports Packageとの組み合わせ)した。

 シャシー面に関しては、標準仕様のスチールスプリングサスペンションの車高を20mm低く設定するとともに、スポーティなダンパーコントロールを実現するアクティブ制御のポルシェアクティブサスペンションマネージメント(PASM)を採用。さらに、ポルシェトルクベクトリングプラス(PTV Plus)も標準で装備する。制動機構には、ねずみ鋳鉄製の大径ブレーキ(前Φ390×38mm/後Φ358×28mm)およびレッド塗装ブレーキキャリパーを組み込んだ。オプションとして、3チャンバーエアサスペンションやリアアクスルステアリング、ポルシェダイナミックシャシーコントロールシステム(PDCC)、ポルシェサーフィスコーテッドブレーキ(PSCB)、ポルシェセラミックコンポジットブレーキ(PCCB)なども用意している。

 エクステリアについては、ブラックのアクセントを加えたスポーツデザインパッケージを標準装備した点がセールスポイント。足もとには、サテングロスブラック仕上げの21インチRSスパイダーデザインホイールを装着する。また、ダークカラーのティンテッド加工を施したポルシェダイナミックライトシステム(PDLS)を標準装備。さらに、フロントのエアインテーク、サイドウインドウトリム、スポーツエグゾーストシステムのテールパイプ、リアのモデル名とポルシェロゴをブラックで統一して精悍かつスポーティなルックスを創出した。ディメンションはカイエンGTSが全長4929×全幅1983×全高1676mm/ホイールベース2895mm/トレッド前1682×後1665mm/車重2145kg、カイエンGTSクーペが全長4939×全幅1995×全高1656mm/ホイールベース2895mm/トレッド前1682×後1683mm/車重2175kgに設定している。

 内包するインテリアは、ルーフライニングやシートのセンター部、センターコンソールアームレスト、ドアなどにアルカンターラ、パネルや枠類などにダークブラッシュド仕上げのアルミニウムといった高品質な素材を採用し、スポーティかつエレガントなキャビン空間に仕立てる。また、前席には高さのあるサイドボルスターを備えた専用設計の8-wayスポーツシートを装着。オプションも豊富に用意し、カーマインレッドまたはクレヨンのステッチカラーの選択も可能とした。

 機能装備としては、アダプティブクルーズコントロールやレーンチェンジアシスト、サラウンドビュー付パークアシスト、コンフォートアクセスなどの先進システムを標準で採用。安全・運転支援の面でも、第一級レベルを実現している。

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みんなのコメント

2件
  • 初代GTSに設定されてたMTを復活させればGTSの特別感がより一層引き立つのに・・・この内容だったらターボ買うでしょ皆?あえてGTSを選ぶ理由があまり見当たらない
  • カイエンになんでPDKを搭載しないの?不思議だ。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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