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オクタの走りに驚き連発! 価格も馬力も標準の約2倍!? なんとも「漢らしい」ランドローバー ディフェンダー オクタ

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オクタの走りに驚き連発! 価格も馬力も標準の約2倍!? なんとも「漢らしい」ランドローバー ディフェンダー オクタ

 人気のSUV・ランドローバー ディフェンダーは3L、直6ディーゼルで300馬力を発生させるパワフルなモデル。そしてさらに上級モデルとして設定されるディフェンダー オクタは635馬力! ご存知清水草一氏が試乗レポートする!!

※本稿は2025年7月のものです
文:清水草一/写真:中里慎一郎
初出:『ベストカー』2025年8月10日号

オクタの走りに驚き連発! 価格も馬力も標準の約2倍!? なんとも「漢らしい」ランドローバー ディフェンダー オクタ

【画像ギャラリー】2000万円オーバーの勲章!! 過剰スペックが絶大な優越感と安心感になるランドローバー ディフェンダー オクタ(16枚)

使い切れるかどうかは問題ではない!

ランドローバー ディフェンダー オクタ。過剰なスペックは勲章なのだ!

 世の中、お金持ちはますますお金持ちになり、ゼイタクなクルマは、ゼイタクなほど取り合いになる。ランドローバーの人気SUV・ディフェンダーに新たに設定された「オクタ」は、まさにそんなクルマだ。

 ディフェンダーのメイングレードは1000万円前後だけど、オクタは2000万円オーバー。そのぶんパワーも2倍だ。新たに搭載されたBMW製4.4L、V8ターボは635馬力を発生し、そこにマイルドハイブリッドが加わる。

 正直、3L、直6ディーゼル(300馬力)でも充分なんだけど、お金持ちは頂点に君臨するモデルじゃないと納得しないので、すでに取り合い状態だという。

 オクタはオーバーフェンダーの採用で、全幅がほかのグレードより70mmも拡大されている。遠目でもすげえ迫力だ。

 最深渡河水深は、ノーマルの90cmから1mに拡大。「その10cm、必要なの?」と思うかもしれないが、実際使うかどうかじゃない。こういうのはすべて男の勲章なのである。

ディフェンダーは標準モデル(右)でも全幅1995mmだが、オクタ(左)は70mmワイドな2065mm

 そんなオクタの走りはどうか。まずオンロードで試す。

 極低速では、超ブッとくてデカいタイヤのおかげで若干固さを感じるけど、少し速度を上げれば超フラットライドで超カイテキ。通常モードではアクセルレスポンスが控えめに設定されていて、ジェントルな印象ながら、ダイナミックモードに変更すると、635馬力が即座に炸裂する。

 いや、これは76.5kgmのトルクの炸裂ですか。アクセルひと踏みで、2.6トンの巨体が狂ったように加速! 見晴らしも抜群にいいし、こりゃ気持ちええですわ。

 全幅は2065mm。小回りは効かないけど、四角い車体は四隅が掴みやすく、大きすぎて持て余す感覚もそれほどない。お金持ちの日常の足によさそうです。

オフロードはディフェンダーの真骨頂。最低地上高は標準で250mmだが、車高調を作動させると最大323mmとなる。渡河水深も1000mmで走れないところなどない!

 今回はオフロードの試乗もできました。オフロードでは「オクタモード」がオススメ。ブレーキはグラベルに最適化され、ABSが早期に効いて「止まりません!」なんてことはない。6Dダイナミクスサスペンションは、路面にタイヤを押し付けるが如し。安心感は抜群だ。

 プロドライバーの助手席も体験しましたが、巨体が軽々と四輪ドリフトォ! ほとんどロールも感じさせず、それでいてグラベルの乗り心地も驚くほどよろしい。さすが頂点モデル。男の勲章だけのことはある。

●ランドローバー ディフェンダーオクタ 諸元
・全長:4940mm
・全幅:2065mm
・全高:2000mm
・ホイールベース:3020mm
・車両重量:2510kg(5シート)
・エンジン:4394cc、V8ツインターボ
・最高出力:635ps/7000rpm
・最大トルク:76.5kgm/5855rpm
・最低地上高:250mm(標準)/323mm(オフロード)
・渡河水深:1000mm
・価格:2099万円

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文:ベストカーWeb ベストカーWeb
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みんなのコメント

1件
  • tma********
    オタクの走りに驚き連発!
    って、どんなマニアックな走りなんだーw
    V8なんだからオクタなんだろうけど、オタクと呼んでしまうよね。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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