内外装をブラックでまとめ、同社の展開するカスタムプログラムの多彩さや可能性をアピール
2月24日、アストンマーティンは新型SUV「DBX」に同社のビスポーク部門「Q by Aston Martin」によるパーソナライズプログラムを反映させたカスタマイズモデルを、3月3日に開幕するジュネーブ・モーターショー2020で披露すると発表した。
「アストンマーティン・ヴァンテージ」に待望のロードスターが追加
この特別仕立てのDBXは、ビスポークプログラムの「Q by Aston Martin – Commission」と、エクスクルーシブデザインプログラム「Q by Aston Martin – Collection」のふたつの仕様を採用。それにより、DBXのカスタマイズの可能性がアピールされている。
「Q by Aston Martin – Commission」は、顧客の好みに応じたカスタマイズオプションが選択できるもの。このモデルでは、グロスブラックの22インチホイールやインパネやドアパネルに用いられるダイヤモンドパターンのサテンクロームジュエリーパックを採用。センターコンソールやラゲッジフロアには、ヘリンボーン柄のカーボンファイバートリムが組み合わせられている。
これらによってDBXのキャビンは独特の雰囲気を発散。カーボンファイバーパネルは280層からなる固体ブロックから機械加工されており、12時間の硬化プロセスを経た後、90時間をかけて5軸フライス加工を施し、見事な仕上がりを実現している。
一方、「Q by Aston Martin – Collection」ではこのDBXに、サテンキセノングレーペイントによるボディカラーや、カーボンファイバー・ロワ・エクステリアパック、アルマイト仕上げのトレッド&シルプラークを採用しているが、これらのメニューはオーダーが可能だ。
今回、同ショーでこのDBXを披露することで、アストンマーティンはDBXのカスタマーに自分だけの1台を創り上げるのに役立つインスピレーションを提供する。
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