マクラーレン・オートモーティブは12月23日、開発中のハイパーグランツーリスモ『マクラーレン・スピードテール』のプロトタイプ“XP2”でハイスピード検証テストを実施し、時速250マイル(403km/h)を30回以上記録したと発表。あわせて同テストプログラムの完了をアナウンスした。
2018年10月に発表されたスピードテールは、マクラーレンの伝説的ロードカー『マクラーレンF1』を凌駕する性能を持つロードカーとして現在、開発が行われているハイパーGTだ。
特徴的な流線型のフォルムが与えられたボディはフルカーボン製で、この他アルミニウム製アクティブ・サスペンション、カーボンセラミック製ブレーキを採用するなど徹底的な軽量化が図られており、乾燥重量は1430kgに抑えられた。
リヤミッドに収められたパワートレインは4.0リットルV8ツインターボガソリンエンジンと電動モーターによるハイブリッド。その最高出力は1070psに上り、0-300km/h加速はマクラーレンP1の16.5秒を凌ぐ12.8秒だ。
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そんなスピードテールの開発テストは、これまでにスペインやドイツなど世界各地で行われてきたが、その集大成とるハイスピード検証テストがアメリカ、フロリダ州のケネディ宇宙センター内にあるスペースシャトルの着陸用滑走路で行われた。
マクラーレンの開発ドライバーを務めるケニー・ブラックがドライブしたハイパーGTのプロトタイプは、このテストで30回以上にわたって同車の最高速となる403km/hを記録。開発チームはこのテストをもって高速走行プログラムが完了したとしている。
「スピードテールの高速テストプログラムが、究極のパフォーマンスとエンジニアリングの卓越性を押し広げることに強く関連した場所で複数回にわたって実施され、そのすべてが適切な形で終了した」と語るのは、マクラーレン・オートモーティブのマイク・フレウィットCEO。
「スピードテールはマクラーレンのパイオニア精神を象徴する真に並外れたクルマであり、スーパーカーとハイパーカーのパフォーマンスに新たなベンチーマークを設定し続けるという我々の姿勢を完全に示している」
車両価格は175万ポンド、日本円で約2億5000万円の値がつけられているマクラーレン・スピードテール。すでに世界限定106台が予約完売している同モデルはまもなくイギリス、ウォーキングのマクラーレン・プロダクションセンターで組み立てが開始され2020年2月からデリバリーが開始される予定だ。
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