この記事をまとめると
■かつて流行した「数え唄」にちなみ車名で数字を数えてみる
意味なんか知らんけど……日本人ならではの語感で「微妙」「イケてる」輸入車車名を考えてみた!
■1から10まではわりと豊富で選択に迷うほどある
■11以降になると一桁ずつ数字を刻んでゆくのは難しそうだ
昔なつかし数え唄……のクルマ版を作ってみた
最近はあまり流行っていないのかもしれないが、筆者の少年時代には「数え唄」をしばしば耳にしたものだ。数え唄とは、文字どおり「数えること」をテーマとした歌唱曲。有名なところ(?)では、アニメ『いなかっぺ大将』のテーマソング(♪ひとっつひっとよ~りちっからもちいいぃい、ふたっつふーるさっとあっとにぃしてええぇぇ)などがある。
そしていま、いなかっぺ大将の歌とともに吉田拓郎の『あゝ青春』を唄いたくなったのだが、ここWEB CARTOPはあくまでも自動車メディアであるため、「クルマの名前でもって数字を数える」ということにチャレンジしてみることにしよう。
1|ケーニグセグ One:1
MINI ONEでもよかった気はするが、あれは車名というよりはグレード名であるため、こちらのほうが適切であろう。ケーニグセグ One:1は、スウェーデンのハイパーカーメーカー「ケーニグセグ」が2014年から2015年にかけて7台のみ製造したハイパーカー。
5リッターV8エンジンの最高出力は1360馬力で、車両重量は1360kg。つまりはパワーウェイトレシオ=1ということで「One:1」という車名を名乗ることになった1台だ。
2|シトロエン 2CV
こちらはとくにご説明は不要だろう。1935年頃、手押し車や牛車に頼っているフランス農民の姿を見た当時のシトロエンの社長が「農民の交通手段に供しうる廉価なクルマを作るべし!」と思い立ったことで生まれた傑作小型車だ。
たとえば日本仕様の2CVが搭載した空冷水平対向2気筒OHVエンジンは、最高出力29馬力でしかなかったが、押して引いて変速させる4速MTを駆使すれば、想像以上に軽快に走らせることが可能だ。
3|BMW 3.0CS
ここは「MAZDA3」でもいいような気がしたが、やはり往年の名車に敬意を表する意味で、BMWの3.0CSにしたい。BMWが1971年に投入した2ドアクーペで、搭載エンジンは最高出力180馬力の3リッター直6。
筆者は残念ながら運転した経験はないが、オーナーさんに取材したところによれば「すっごく楽しい!」らしい。後にエンジンをインジェクション化し、車名を「3.0CSi」に改めている。
4|ルノー 4(キャトル)
アルファロメオ 4Cでもいいのだが、個人的な好みにもとづいてルノー 4(キャトル)を挙げたい。ルノーが1961年から1994年まで製造販売した小型車で、「2」のところで登場したシトロエン 2CVを徹底的に研究したうえで設計された。
といっても、その運転感覚は(2CVと比べれば)格段に現代的で、こちらも「押して引いて」のMTにさえ慣れれば、割と普通に運転できる。テレビドラマ『ビーチボーイズ』のなかで反町隆史が乗っていたことで、当時は中古車が一部で大人気となった。
5|ルノー 5(サンク)
「ルノーつながり」というわけではないが、ここは5(サンク)しかあるまい。初代は1972~1985年、「シュペールサンク」と呼ばれる2代目は1984年から1986年まで販売された、ルノーの小型FFハッチバック。
搭載エンジンはいずれも小排気量だが、とにかくよく走る気もちのいいハッチバックだった(※筆者はシュペールサンクのバカラというグレードに乗っていました)。ちなみに「ルノー 5 ファイブ」という、駄洒落のようなグレードも存在した。
まだまだあります数字の車名!
6|BMW 6シリーズ
ここは6シリーズで決まりだろう。現行型でもいいのだが、筆者がイメージしているのは「世界一美しいクーペ」とも称された、E24こと初代6シリーズ(1977~1989年)だ。ロングノーズと逆スラントしたフロントまわりおよび全体のバランスは確かに、世界一かどうかはさておき、本当に美しい。
余談になるが、これをベースとする超極上中古車の「アルピナB10 3.5クーペ」を某販売店で購入した人は、それを保管するガレージを建てるための“土地”も購入したらしい。
7|ケータハム スーパーセブン
7は名車が目白押しであり、「RX-7」でもいいかなと思ったのだが、ここはやはりスーパーセブンだろうか。もともとは英国のロータスカーズが1957年にリリースしたふたり乗りの超軽量スポーツカー「ロータス セブン」だったが、ロータスがセブンの生産を終了したのち、権利関係や生産設備などをケータハムカーズに売却。
現在は「ケータハム スーパーセブン」として製造販売されており、スズキ製の軽自動車用エンジンを搭載したモデルもある。
8|アウディ R8
今度こそRX-8か? とも考えたが、ここはひとつ「アウディR8」でご勘弁願いたい。ランボルギーニ・ガヤルドの事実上の兄弟車で、2006年に登場した初代R8は最高出力420馬力の4.2リッターV8を搭載。のちに登場した「5.2 FSIクワトロ」は、同525馬力の5.2リッター V10エンジンを搭載した。
2016年にフルモデルチェンジを受け、V10エンジンを搭載しつつ、2023年まで販売された。
9|マツダ(アンフィニ)MS-9
一瞬「サーブ9-3」でもいいような気がしたが、「9-3は9ではない!」という意味で、純粋な“9”にこだわるべきだろう。ならば、マツダというかアンフィニのMS-9しかあるまい。
1991年10月に発売されたMS-9は、当時のマツダが展開していた多チャンネル政策に伴い、同年5月にマツダ名義で発売した「センティア」の意匠などを少し変更して発売したモデル。搭載エンジンは3リッターV6と2.5リッターV6で、悪いクルマではなかったが、当時のマツダはあまりにも販売チャンネルが多すぎたせいか、いまひとつ市場に浸透しなかった。
10|三菱ランサー・エボリューションX
6のところで少し名前が出た「アルピナB10 3.5クーペ」にしてもいいのだが、日本人たるもの「ランエボX」を選ばないわけにはいくまい。
2007年から2016年まで販売されたランサーのエボリューションモデルである。パワーユニットは最高出力280馬力(後期型は300馬力)の4B11型2リッター直4ターボで、MTのほかに6速DCTも用意。そして4WDシステムには新開発の車両運動統合制御「S-AWC」を搭載した。いまや比較的安価な中古車も多いが、「ファイナルエディション」はおおむね600万円前後。一番高い部類だと総額800万円を超える。
……以上、とりあえず1から10までの「車名数え唄」を展開してみたわけだが、「11以上」はいささか難しくなる。まぁ飛び飛びの数字でもOKなら「アウトビアンキ A112」「フェラーリ458イタリア」「ホンダ S660」「サーブ900」「マセラティ 3200GT」など、ある意味いくらでも続けられるのだが、きちんとひとつずつ数を足していこうと思うと、11以上はけっこうキツい。
しかし「ルノー車オンリーでもOK」という条件であるならば、ルノー11(オンズ)、12(ドゥーズ)、13は抜かして14(キャトルズ)、15、16、17、18、19、20、21と、ほぼ連番で延々と続けることはできる。
しかし、そんなモノを書くのも我ながらどうかと思うし、そもそも上記のうちで筆者が乗ったことがあるのは19(ディズヌフ)と21(ヴァンテアン)だけなので、話の内容的にも間がもたない。ということで、このあたりでおしまいにしたいと思う、どうもすみません。
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