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太田のIMSA挑戦、ロッシ参戦。WRCでは”頭文字D”が大きな話題に【あなたが選ぶニュース&流行語大賞】2024年WRC&WEC編

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太田のIMSA挑戦、ロッシ参戦。WRCでは”頭文字D”が大きな話題に【あなたが選ぶニュース&流行語大賞】2024年WRC&WEC編

2025年のモータースポーツシーズンも徐々に開幕していますが、今年はコース上でどんなドラマが生まれるか……編集部としても開幕はまだかまだかと、すでに楽しみで仕方ありません。一方で、昨年度2024年のモータースポーツでも数多くの出来事、そしてキーワードが飛び交いましたが、今回は2025年シーズンが始まる前に、昨年度末に読者の皆様に投票していただきました『読者が選ぶ、MIA(Most Impressive Article)アワード2024』、そして『読者が選ぶ、モータースポーツ勝手に流行語大賞2024』の結果を各カテゴリー別に発表したいと思います。第3回は【WRC世界ラリー選手権】【WEC世界耐久選手権】からトップ3をご紹介していきます。

◾️『読者が選ぶ、MIA(Most Impressive Article)アワード2024』WRC編

WRCが導入した狂気の“スーパーサンデー”。新たなジレンマと、6度のどんでん返し

第3位:
ラリー1は来季からノンハイブリッド・軽量マシンに。二転三転の廃止論が終結、2027年に新規則導入へ

まず第3位は、WRCの2025年ラリー1マシンの車両規則の改訂ニュースがランクインしました。これまでWRCのトップカテゴリーを戦うラリー1カーにはプラグイン・ハイブリッドが採用されていましたが、コストなどを理由に2025年からノンハイブリッドで競われることとなりました。この規則の変更が今シーズンどのような影響を与えていくのか、要注目です。

●記事はこちら:ラリー1は来季からノンハイブリッド・軽量マシンに。二転三転の廃止論が終結、2027年に新規則導入へ

第2位:
ラリージャパン主催者に対し2400万円の罰金通告。FIA/WRCがSS12一般車進入事案のさらなる詳細を発表

第2位は、11月23日に開催されたラリージャパンのSS12で発生した一般車両の侵入についての記事でした。通行許可が下りてない車両がマーシャルの静止を振り切ってステージ内に立ち入ったとして、WRCスチュワードはラリー主催者に対し多額の罰金を支払うことになりました。このような事件が二度と起きないことを願うばかりです。

●記事はこちら:ラリージャパン主催者に対し2400万円の罰金通告。FIA/WRCがSS12一般車進入事案のさらなる詳細を発表

第1位:
『頭文字D』カラーで日本の峠最速に。グリアジンがWRC2完勝「しげの先生にありがとうと伝えたい」

第1位に輝いたのは、とても明るいニュース! 『頭文字D』主人公機のAE86のカラーを再現したシトロエンC3ラリー2で参戦したニコライ・グリアジンのクラス優勝記事が1位になりました。峠のスペシャリストというべきラリードライバーが藤原とうふ店(自家用)のカラーを纏って日本の峠を爆走……というだけで話題性しかありませんが、それで本当に勝っちゃうのだから驚きです!

●記事はこちら:『頭文字D』カラーで日本の峠最速に。グリアジンがWRC2完勝「しげの先生にありがとうと伝えたい」

◾️『読者が選ぶ、モータースポーツ勝手に流行語大賞2024』WRC編

第3位:
「新ポイントシステム」/ポイント獲得条件が従来方式から大きく変わった

第3位は2024年に新施行されました「新ポイントシステム」がランクインしました。これまで、最終日が終了するまでポイントが一括付与される方法から、土曜日までの順位に応じたポイントと、日曜日のみのリザルトに対応するポイントが“分割”で付与される体系に変更。その結果、マニファクチャラーズタイトルは僅差での争いが展開されましたが、2025年に向けてはふたたびポイントシステムが見直され、改定されることとなりました。

第2位:
「ハイブリッド廃止」/二転三転し、最終的に今季いっぱいでの廃止が決定

第2位にはラリー1カーに関するキーワード「ハイブリッド廃止」がランクイン。継続か、廃止かの議論の末、2025年よりラリー1車両はノンハイブリッド車で競われますが、この規則変更で勢力図に変化が出てくるのか? 要注目です!

第1位:
「頭文字D」/藤原とうふ店カラーのマシンが大反響

第1位に輝いたのは、ラリージャパンでニコライ・グリアジンが見せた『頭文字D』カラーのマシンから、『頭文字D』がこちらでも見事に1位ランクインです! 日本だけでなく世界中のクルマ好きを虜にさせた名作“走り屋”漫画の主人公機、AE86のカラーを模したマシン参戦はSNSでも大きな話題を呼びました!

◾️『読者が選ぶ、MIA(Most Impressive Article)アワード2024』WEC編

第3位:
IMSAテストで初の夜間走行を担当した太田格之進、僚友と0.001秒差タイムを記録「シンプルにこの環境で戦いたい」

アメリカ挑戦が発表された太田格之進がIMSAプレシーズンテスト初日に参加、ドライブした時の記事が第3位にランクインしました。この時、チームメイトとほぼ同タイムをマークした格之進でしたが、本番であるデイトナ24時間耐久レースでの活躍にも期待しましょう!

●記事はこちら:IMSAテストで初の夜間走行を担当した太田格之進、僚友と0.001秒差タイムを記録「シンプルにこの環境で戦いたい」

第2位:
ル・マン24時間に向け、ハイパーカーのBoPが発表。ぶっつけ本番で“2段階”性能調整を導入へ/WEC

第2位には、ル・マン24時間レースとそのテストデーで適応される性能調整(BoP=バランス・オブ・パフォーマンス)が発表された記事がランクイン。ル・マンといえばシリーズ中もっとも歴史があり、優勝することが栄誉なレースであるだけに性能調整がどのように決まったのか、注目の的でした。

●記事はこちら:ル・マン24時間に向け、ハイパーカーのBoPが発表。ぶっつけ本番で“2段階”性能調整を導入へ/WEC

第1位:
トヨタに衝撃! ル・マンを前にマイク・コンウェイが骨折。小林可夢偉組7号車に元僚友のロペス合流へ

第1位は、ル・マン24時間レースを目前に起きたマイク・コンウェイまさかの骨折を報じる記事が1位となりました。コンウェイの怪我の原因はサイクリング中の事故ということで、ありがちではあるもののタイミング的にまさかのニュースでしたね……。

●記事はこちら:トヨタに衝撃! ル・マンを前にマイク・コンウェイが骨折。小林可夢偉組7号車に元僚友のロペス合流へ

■『読者が選ぶ、モータースポーツ勝手に流行語大賞2024』WEC編

第2位(同率):
・「鈴鹿1000km復活」/IGTCの日本ラウンド復活が決定
・「ロッシフィーバー」/二輪界のレジェンドがWEC初参戦

WEC、スポーツカーカテゴリーにおける流行語発表ですが、集計の結果、なんと2つのキーワードが同率だったことが発覚! よって、ここではいずれも第2位として、ふたつ同時に発表したいと思います。

まずひとつめは『鈴鹿1000km復活』。1966年に始まったこのレースは、モータースポーツファンにとって夏の伝統の一戦として親しまれていましたが、コロナ禍が原因で開催が一旦途絶えることに。ですが、2025年よりインターコンチネンタルGTチャレンジの一戦として復活が決定しました。

ふたつめのキーワードは『ロッシフィーバー』。WGP、MotoGPで幾多のチャンピオンを獲得してきたレジェンドライダー、バレンティーノ・ロッシが二輪での選手を引退後、新たなフィールドとしてスポーツカーレースを選択。BMWより参戦を開始しましたが、MotoGP時代からの根強いファンがWECにやってきたことで、WECに新しい風を呼び込んでいます。

第1位:「デイトナ23時間58分レース」/チェッカーフラッグの早期提示により発生

第1位は、2024年1月27~28日に開催されたデイトナ24時間レースで起きた、規定時間経過前にチェッカーが振られる珍事から『デイトナ23時間58分レース』が選ばれました。レースコントロール上のミスがあったとして、『23時間58分24秒723』で総合優勝車両がチェッカーを受けてしまったことが話題となりました。

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