■廃材で稼働する「ASL ガライヤ Bio Energy Vechicle」
石川県の加賀平野の中央に位置する石川県小松市。ここには日本でも最大級の自動車博物館である「日本自動車博物館」があり、日本の大手自動車メーカーの製品はもちろん、半世紀以上前に海外メーカーが生産したスポーツカーや、名前も知られていない企業が作ったマイナー車両も置かれています。
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今回取り上げるのは「ASL ガライヤ Bio Energy Vechicle」。どのようなモデルなのでしょうか。
「ASL ガライヤ」は、過去にオートバックスセブンが運営していたスポーツカー開発機関「オートバックス・スポーツカー研究所(ASL)」が2000年初期に公開したコンセプトカーです。
日本自動車博物館で展示しているのは、その「ASL ガライヤ」を特別改造した「ASL ガライヤ Bio Energy Vechicle」。大阪産業大学の「FCVプロジェクト」が研究開発した「ガス化発電装置搭載バイオリアクター」を動力源として搭載しています。
ボディサイズは全長3775mm×全幅1825mm×全高1185mm。参考までにマツダ「ロードスター」のサイズは全長3915mm×全幅1735mm×全高1245mmとなっています。
外観に目を向けると、フロント部分からウィンドウが緩い角度で持ち上がっている、スポーツカーらしいデザインになっています。乗員数は2名。側面には大きなエアインテークを設置しています。
また、ドアの開閉方式には上方向に持ち上がるバタフライドアを採用。この辺りはいかにも夢のあるコンセプトカーといった雰囲気です。
パワートレインには、前述したガス化発電装置搭載バイオリアクターを搭載。こちらは草や木、廃プラスチックなどの廃材を燃料源にして発電するシステムとなっています。最大90kw(約122馬力)、最大トルク約24.5kgf-mを出力します。
そのため実験車の意味合いも強い車両ですが、最高速度は時速140キロ、航続距離は300キロとなかなかの物です。
同車は2008年から研究開発に供用されていたとのこと。もちろん市販はされていませんが、それでも完成度の高さは見事な物です。
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